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可愛らしいポトスは多くの観葉植物の中でも人気があり、初心者の方でも育てやすいです。種類や品種も豊富なので、ぜひともお好みのポトスを育ててみたいですね。ポトスはこんもりさせると見た目も可愛らしいですが、育てていくうちに間延びしてしまうこともあります。
今回は、ポトスが早く生長する特徴や伸びすぎた場合の対策、さらにこんもりさせる育て方などについて解説していきます!
つる性のポトスは温暖な気候でよく育ち、成長が比較的早い植物です。つるもどんどん伸びていくので、近くに支柱を立てて育てる必要があります。また、カットしたつるは水に漬けておくと自然と発根するため、発根したら土に植えて簡単に増やすことも出来ます。
ポトスは育て方が難しくないので、これから観葉植物を育ててみたい初心者の方におすすめです!
ただし、早く生長することで伸びすぎてしまうため、いくつかの対策や工夫が必要です。それでは、ポトスが伸びすぎた場合の対策について、詳しく見ていきましょう!
ポトスが伸びすぎてきたら、思い切って栽培場所を変えてみるとよいです。ポトスは直射日光や冷房の風が当たる場所は得意ではなく、明るい日陰の環境を好みます。
ポトスの置き場所は窓際のレースカーテン越しが最適ですが、気温が5℃以下になると葉が落ちてしまいます。冬場になると冷気が入ってくるため、その場合は窓際から離して栽培するとよいでしょう。
ポトスが伸びすぎた場合は、切り戻し剪定することをおすすめします。ポトスの剪定は春から秋にかけてが最適な時期で、不要なつるをカットしていきます。また、密生している箇所があれば、風通しをよくするためにも切り戻すとよいでしょう。カットしたポトスのつるは、水差しすることで増やすことが出来ます。
ポトスは生長が早いため、そのまま育てると根腐れを起こす場合があります。その他、水はけが悪くなったり密生してしまいがちなので、定期的に植え替えることでポトスをこんもりさせることが出来ます。
ポトスの植え替え時期は剪定時期と同様で、生長期の春から秋にかけてです。そのため、植え替えと同じタイミングで作業してもよいです。植え替えを毎年する必要はありませんが、2年に1回の頻度で植え替えましょう。
また、最初から大きめの鉢で育てるのではなく、3号鉢ほどの小さなサイズから育てて徐々に一回りほど大きな鉢に植え替えて栽培することをおすすめします。
ポトスは摘心することで、生長を抑制することが出来ます。摘心は植え替えしてから根付いた時がタイミングで、「頂芽」と呼ばれるツルの先の芽をハサミでカットするだけです。
多くの植物には「頂芽優勢(ちょうがゆうせい)」の性質があり、茎の先端にある芽の方が優先されて生長していきます。そのため、ポトスを摘心することで枝数も増えて全体的にこんもりした見た目になります。
摘心は簡単な作業なので、ポトスをこんもり育てたいようであればぜひ挑戦してみましょう!
ポトスをこんもりした状態に育てるためには、肥料を与えることも大切です。肥料は有機または化成肥料どちらでもよく、肥料を与える時期は春から夏にかけてです。冬場の肥料は控えるようにしましょう。
有機や化成肥料の場合は2ヶ月に1回、液体肥料であれば規定量に希釈して2週間に1回のペースで施しましょう。置き肥であれば、緩効性タイプがよいです。
ポトスは1m以上であれば、支柱を立てることでつるが巻き付いてどんどん生長していきます。支柱は100円ショップなどでも手に入り素材などに決まりはありませんが、ヘゴは質感もよいのでポトスにおすすめです。
ポトスを育てる際に支柱の立て方に決まりはありませんが、四隅に立てるとよいでしょう。支柱がポトスの株から離れすぎてしまうとつるが上手く巻きつかないため、小さな鉢の場合は縁のギリギリ、大きな鉢であればポトスから約10㎝~15㎝を目安に離して立てることをおすすめします。
今回は、ポトスの特徴や伸びすぎた場合の対策、こんもりさせる育て方などを中心に紹介しました。ポトスは育て方によって見た目も大きく変わりますが、こんもりさせたい場合は今回紹介した方法で育ててみることをおすすめします。
ポトスは屋外だけでなく室内でも栽培できるので、インテリアとして楽しんでみましょう!
GreenSnap編集部