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多肉植物はいろいろな品種があり、違った種類のものをたくさん育てるという楽しみ方があります。
それだけではなく、多肉植物には株分けして増やす楽しみもあります。
株分けができる種類の中でも、今回はアガベの魅力とその上手な増やし方をご紹介します。
アガベは「竜舌蘭」ともいい、リュウゼツラン属の仲間です。
その葉の先端は鋭いとげを持っているものが多く、繊維質の白い毛をまとっているものや白や黄色の斑をもっているものなど、バリエーションも豊富です。
スタイリッシュな印象があるのでインテリアとしても人気の高い多肉植物です。
中でも「アオノリュウゼツラン」は斑の色や入り方でいろいろな種類に分かれていることから人気があり、また「アガベ・アテナータ・バリエガタ」は葉に黄色や白の中班が入り、その色鮮やかさがインテリアに映える品種です。
いよいよ株分けにチャレンジです。
まず必要なものを用意しましょう。
水はけのよい土、サイズにあった鉢、ハサミ、そして株分けする多肉植物です。
アガベは夏型の多肉植物ですので、生育期を迎える前の3月〜5月あたりが繁殖しやすい時期といえます。
全般的に多肉植物は湿気を嫌いますので、梅雨が始めるまでに株分けをすませた方がよいです。
まず多肉植物を鉢から丁寧に抜きます。
土をしっかりとはたき、根が長すぎるものはハサミでカットして揃えます。
そして根を傷つけないように茎をカットしていきます。この際、カットした株にも必ず根がついた状態にしましょう。
そして新しい土に植えつけます。
カットした切り口が大きい場合は1日ほど置いて乾燥させてから植えつけます。
植えつけた後はすぐに水を与えず、1週間〜10日ほどたってから与えるようにしましょう。
アガベの増やし方はそれほど難しくはありません。
多肉植物の増やし方は種類によって異なりますが、アガベに向いている株分けの方法は比較的やりやすいです。
ぜひ挑戦してみてください。
※トップ画像はPhoto by ひっさゆさん@GreenSnap
takenaka