warning
error
success
information
淡い色合いで親しまれ、「朧月」や「ブロンズ姫」などという個性的な流通名を持つグラプトペタルム。
数ある多肉植物の中で、日本でも軒先や石垣に植えられているものを見かけます。
その中でも育てやすい朧月の育て方を紹介します。
ロゼット型で肉厚の葉をした、グラプトペタルム属の多肉植物。
どちらかといえば、はっきりとした色合いではありません。というより、断言できない色といえばいいでしょう。
色としては赤や緑などがあります。しかし、はっきり赤や緑と言い難い、ぼやけた色合いをしています。
それは粉雪をまぶしたような細かい白い粉が、葉の上についているからです。それが輪郭をぼやけさせます。
グラプトペタルムの変わった流通名で「朧月」や「都の霞」といったものがあります。
グラプトペタルム属の中でも、朧月はとても育てやすい品種になります。
基本は灰色を帯びた緑色の葉をしていますが、強い日差しを浴びさせたり、低温の中で育てると、淡いピンク色を帯びてきます。
開花時期は、3月頃からになります。日当たりは良いところか半日陰のところに置きましょう。
暑さ寒さと、乾燥にも強いため、少々水やりをさぼっても大丈夫です。
水やりは、土が乾いたらやるぐらいにしておきましょう。冬の寒い時期は、水をやらなくてもいいぐらいです。
肥料も植え替えなければ必要ないので、水はけのよい土で育ててあげてください。
朧月は生命力が強いため、挿し芽や葉挿しで増やしていけます。切り落とした茎葉を、土に挿すとよいです。
葉挿しならば、葉っぱを根本からもいで、土の上に寝かせておくとよいでしょう。
もぐ時は、もいだ口が傷つかないように注意を払うことが重要です。
グラプトペタルムの中でも、比較的に育てやすい朧月の育て方を紹介しました。
多肉植物はいろんな顔を持っています。他にどんな種類があるのか、チェックしてみるのも楽しいですね。
※トップ画像はPhoto by 肉の爪さん@GreenSnap
takenaka