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ガガイモ科の植物は、南米等暖かい地域に生息している事が多いので暑さに対する耐性はある程度あります。
そして、その中でも最も耐暑性のある植物が独特な外見を持つ「スタぺリア」です。
スタぺリアは南米やアフリカを中心に90種程分布している多肉植物です。
目を引く紫色の星型は花で、本体はサボテンの様も見えますがガガイモ科に属しています。
花は紫色のものが基本的ですが、黄色に模様のあるものや一面毛で覆われているもの等もあります。
とある種類のスタぺリアはハエを誘う悪臭を放ち、ウジによって受粉を行います。
スタぺリアの原産地は主に南米やアフリカ等の暑い地域です。
また、一見はサボテンの様ですがガガイモ科の多肉植物なので、過酷な環境でも適応出来るようになっています。
スタぺリアの他のガガイモ科の植物は、つる性であったり草花である事が多いですが
スタぺリアは多肉植物ですので、耐暑性も必然的に高くなります。
スタぺリアの代表的な種類は暗い紫色をした「犀角(さいかく)」ですが、
釣鐘状の暗い赤色の「鐘楼角(しょうろうかく)」、黄色に暗い紫の斑点があり少しサイズの小さい「牛角」等もあります。
中でも「王犀角(おうさいかく)」の花は30cm程にもなり、スタぺリアの中で最も大きな種類です。
牛角と同じく、黄色に暗い紫の横紋が入っています。
ガガイモ科の中でも暑さに強い「スタぺリア」についてご紹介しました。
高い耐暑性の他に悪臭や派手な模様など個性的な植物ですが、
園芸品種としても育てる事が可能なので、興味のある方はチャレンジしてみて下さい。
※トップ画像はPhoto by あおい32さん@GreenSnap
ELLY