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こんにちは、ライターのariです。
私たちはふだん、色とりどりの花に目が行きがちですが、植物には、美しい葉や実、種も存在します。とくに種は、地味な見た目のものが多いですが、なかには、面白い形や美しい色の種も。そこで今回は、ちょっと珍しい種に注目してみました!
この美しいオブジェのような植物。
何だかわかりますか?
名前は「旅人の木」。
その種は、こんな美しい姿をしているのです。
”種子の宝石”ともよばれています。
インテリアとしても人気があり、種だけがオブジェとして販売されているほどです。
ジャノヒゲ(リュウノヒゲ)の種は、美しく、光沢のあるまん丸ブルー!
グラウンドカバーにもよく使われる植物ですね。
薄い紫色の花が終わって実がなると、果皮は早く落ち、種がむきだしになって成熟します。
クサギは、葉を触ると悪臭があることから、そう呼ばれているとか。
ただし、開花時は甘い香りがして、アゲハチョウを引き寄せます。
そんな名前には似合わない、美しいブルーの種ができます。
マユミの実は濃いピンク色。
ちょっと変わったフォルムの実がパンと割れると、赤い種があらわれます。
可愛らしさではピカイチの実と種ですね。
フウセンカズラの種は、黒と白のツートンカラー。
白い部分は、ハートの形をしていて、とってもキュートな種なんです。
スミレの実は熟すと、縦に三つに割れ、中にぎっしり詰まった種が周囲に飛び散ります。
茶色い種は、リズムよく並んでいて、その姿は美しいですね。
初夏には花を咲かせ、青い実がなるナンキンハゼ。
秋には、茶色い実から白い種が顔を覗かせます。
真っ白な種は実から自然に離れることはなく、葉が落葉しても木の上にとどまります。
その様子は、まるで白い花が咲いたよう。
珍しい種を探してみると、いろいろなフォルムや色のものが見つかります。
美しいものから、面白い形のものまで、その魅力も特徴もさまざま。
そしてたまには、種から植物を育ててみるのもいいですよね。
内田アリ