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カランコエはマダガスカル島原産のカランコエ属の多肉植物です。
原種は100種以上、花色のバリエーションも豊かです。
乾燥に強く多少乾燥しても枯れません。手入れをすれば翌年も花を咲かせてくれます。
今回はカランコエの手入れの方法とコツを紹介します。
カランコエは乾燥に強い多肉植物です。
しかし過湿に弱く、水を与えすぎると根腐れしてしまいます。
土の表面がちゃんと乾いてから、たっぷりと水を与えましょう。
秋から水やりの回数を減らし、冬は乾燥気味にさせます。
カランコエは日光を好みますが、暑さにはあまり強くない多肉植物です。
特に夏は西日を避け、半日陰(一日に数時間だけ日光の当たる場所)で育ててください。
高温多湿に弱いので風通しの良い場所に置きましょう。
また、カランコエは昼の時間が短くなると花芽をつける植物のため、夜間光が当たると花が咲きにくくなってしまいます。
室内に取り入れる場合は夕方から朝までダンボール箱を被せて光を遮断して下さい。
花が咲き終わった後の花がらは早めに摘み取ります。
花がらを残してしまうと養分を取られてしまい、寿命が縮まってしまうからです。
そして半分前後の花が咲き終わったら切り戻しをしましょう。
切り戻しとは、伸びすぎてしまった枝や茎を切り取って株を短くし、形を整えることです。
次の花芽を生長を促す効果があります。
5月〜9月に頃につきやすい害虫がアブラムシです。
アブラムシに栄養を吸い取られてしまうだけでなく、分泌物によってすす病という病気になることがあります。
アブラムシ用の殺虫剤で対処しましょう。
すす病にかかったら黒い斑点もしくは黒ずみが発生した葉を取り除き、殺菌剤を散布した上で殺虫剤を使用して下さい。
花がらや枯れた葉をそのままにすると灰色カビ病にかかります。
こまめに手入れをして株の周りは常に綺麗にしておきましょう。
カランコエの手入れ方法についてご紹介しました。
少し面倒と思うかもしれませんが、カランコエは多少水を切らしても枯れない育てやすい多肉植物です。
翌年も花を咲かせて貰うためにしっかりお世話をしましょう。
※トップ画像はPhoto by haiziさん@GreenSnap
ELLY