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薬剤師のハーブ男子に学ぶ!アラフォー男性に役立つハーブのセルフケア。

GreenSnap編集部です!

ハーブとは無縁の2人の男性社員がベテランハーブ男子のナビゲートによって、ハーブの育て方、料理への活用術、セルフケア方法などなど、「ハーブのある健やかな暮らし」を学んでいくという企画。

第4弾の今回は「薬剤師のハーブ男子に学ぶ!アラフォー男性に役立つハーブのセルフケア。」です!

第3弾「ハーブを使ったおもてなしドリンクの作り方」は、こちら。

アンジェラがハーブ専門店に行ってきました

現在39歳のアンジェラが「小6の一人娘にいつまでも好かれる、中からも外からも若々しいパパでいたい!」という想いをもって、東京都世田谷区にあるハーブの体験型ショップ「グリーンフラスコ自由が丘店」に行ってきました。ここを立ち上げたのは、グリーンフラスコ株式会社代表である薬剤師の林真一郎先生です。今回は林先生からハーブを用いた健康法を学びます。
アンジェラについて詳しくはこちら!

約30年前は薬剤師として薬局に勤めていた林先生ですが、ストレス社会と言われはじめた時期でもあったので、病気になる前の予防として何かできないかな?と考え、薬の起源であるハーブに興味をもったとのこと。

とはいってもその当時の日本ではハーブが西洋漢方という呼び方をされていたり、ハーブティーもフラワーティーとして百貨店に並んでいたりと、とにかくハーブのことが全然知られていなかったようです。

それだったら処方された薬をもらいに来ている人たちにハーブのことを知ってもらえるよう、薬局の待合でハーブティーを飲んでもらうスペースを作ろう!と考えたそうですが、薬局でハーブティーを提供するのは日本の法律では認められず・・・。そこで独立して、1985年グリーンフラスコ株式会社を設立。

現在は、医師・鍼灸マッサージ師・助産師・薬剤師などとネットワークを作り、情報交換を行いながら心も含めた体全体のバランスを整えるホリスティック医学としてのアロマテラピーやハーブ療法の普及に取り組まれています。

そもそもハーブとは?

ハーブは「生活に役立つ、香りのある植物」と定義することができて、特に生活に役立つというところが大事だそうです。食用としての料理の味付けや食品の保存、防腐のために使ったり、薬用として健康管理や治療に使ったり、化粧品や染色に使ったりと昔からハーブは幅広く暮らしに役立てられているそうです。

なんとなくハーブは体に良いものという認識でしたが、今では科学的に効果も証明されているんです。そもそも今でいう薬というのができたのは、ここ100年くらいの話。アスピリンでさえ120年くらい前の話だそうです。

薬は高価なものなので、今でも発展途上国など世界人口の4分の3は病気の治癒にハーブを活用しているそうです。びっくりですね。

ハーブと薬、それぞれの特徴は?

薬はハーブなどから単一成分を抽出して有効成分を組み合わせて作られたもの。そのため即効性はある反面、副作用が生じてしまう場合もあるようです。

一方、ハーブそのものは多様な成分が含まれているので、薬よりも即効性には劣りますが、作用が穏やかで、一点集中ではなく全身に作用するというメリットがあります。なので予防にもぴったりだし、強い薬を避けたい高齢者や妊婦さん、子どもにもおすすめのようです。

そして、ハーブには味・色・香りがあって人の五感や脳を刺激することもできるので、心の病や認知症などにも効果があるとされています。

即効性があり、緊急の治療が必要な場合や、外傷などの強い痛みなどに力を発揮する薬と、多様な効果でストレスからの症状や慢性的な症状に強みがあるハーブ、必要に応じてそれぞれのメリットを活かしながら使えるとよさそうですね。

エイジングケアに効果的?ハーブの抗酸化作用

一人娘から「パパいい匂い」って言われたいアンジェラ。まだはっきりわかっていないこともありますが、そもそも年齢が上がるにつれて強さのます匂いの原因は脂肪の酸化物質によるものと言われてるそうです。

本質的に動物である人間は、呼吸で酸素を取り入れて、食べたものを燃やして取り入れて生きています。だから酸化が起こるというのは必然なんですね。逆に言えば空気中から酸素をとってしまえば老化しないということだそうです(息ができなくなってしまいますね・・・笑)。つまり、細胞の酸化を抑止すればアンチエイジングできると言えるんですね。

ハーブの成分がもたらす作用はとても多く、作用の現れ方も複雑で多様ですが、代表的な働きの1つに抗酸化作用があるみたいです。抗酸化作用は、細胞の酸化、つまり老化を抑えてくれる作用です。

光合成を行う植物は紫外線によって起こる酸化を防ぐために抗酸化物質を作るので、多くのハーブは抗酸化作用を持つそう。ハーブはまさに抗酸化物質の塊だから、ハーブをとれば身体の内側からの酸化防止=老化防止になるということですね!

中でも、ローズマリーなどのシソ科のハーブは抗酸化力が高いので、意識的にとるのはいいかもしれないとのこと。

抗酸化作用の高いハーブを取り入れて、日頃からエイジングケアをすれば「一人娘にいつまでも好かれる、若々しいパパでいたい!」というアンジェラの願いも叶うかもしれませんね!

飲む・食べる以外のハーブの使い方は?

まず、アロマで空間を香らせるのも健康にいいみたいです!森林浴と一緒で場を浄化し「よい香り」と感じることは、それだけで全身に好影響を与えるそうです。香りの情報が脳の感情や記憶を司る部分にダイレクトに作用し、更にその情報が視床下部に伝わることで、リラックスやストレス軽減といった効果が期待できることも科学的に明らかになっているそうです。

最近ではローズマリーの香りが認知症の予防・改善でいい効果があったという研究発表もあるそうです。香りってそんな効果もあるんですね!

あとは、お風呂にハーブを入れるのも効果的みたいです。蒸気と一緒に香りを吸入することができるのでアロマセラピーにもなるし、皮膚からも成分を吸収し、血流にのって体全体にいきわたるので、セルフケアに効果的です。

日々のストレスが原因の不調や病気の予防として、日々の暮らしに取り入れることがおすすめだそうですよ!

忙しい男性におすすめのハーブは?

忙しく働く男性にこそ、ハーブはすごくおすすめみたいです。

特におすすめなのがエゾウコギというハーブで、ストレスに対する持続的な抵抗力をもたらす働きがあるそう。心身の疲労を防ぎ、運動能力を向上して集中力を持続させるため、旧ソ連ではオリンピック選手にも飲ませていたようです(ドーピングには引っかからないみたいです)。笑

売り場にも「林真一郎おすすめ!」のポップがついていて、すごく人気みたいですよ。実は養命酒製造でも、エゾウコギを使ったお酒を出しているそう。くわしくは
こちら。

家庭に常備したい家族でつかえるハーブは?

「ジャーマンカモミール(左下)」「ペパーミント(右)」「ダンデライオンルート(左上)」の3種を緑の薬箱として家庭に常備しておくといいみたいです!

そもそも人間の体は、朝目覚めて、夜は眠るというメリハリをつけることが大事。なので、日中は覚醒作用のあるミントでリフレッシュ、夜は鎮静作用のあるカモミールでリラックスするとダルさやストレスにも対応できるようです。

カモミールとミントをブレンドするのもいいみたいです!胃の調子が悪いときはカモミール多め、腸の調子が悪いときはミント多めがおすすめで、カモミールが苦手な男性もミントの風味があると飲みやすい味になるみたいですよ。

また、子どもでも安心して使えるのでドイツではカモミールをぐずった赤ちゃんに飲ませて落ち着かせたりするほど。生理痛や冷え性の改善にも効果があったり、カモミールは男性だけだけでなく女性や子どもにとっても常備しておいてあげたいハーブですね。

そして、ダンデライオンはノンカフェインの「たんぽぽコーヒー」として親しまれていますが、滋養強壮効果があり、肝臓や胆のうの働きを高めて脂肪の消化を促すとともに、腸内環境を改善してくれるので便秘解消にも良いそうです。

お酒は好きだけど肝臓を労わりたい、という男性にとっては手放せないハーブですね。

ハーブの健康法を学んだ感想

アンジェラより

「薬の前身がハーブであったことに、なるほどなぁと思いました。逆に薬の歴史がまだ、100年くらいという事に驚き、ハーブでできることもちゃんと知っておきたいなと思いました。リラックス効果やリフレッシュ効果があるハーブ。色々詳しくなって、週末のひと時をさらに快適な時間にしたいと思いました。ハーブの知識があるのとないのとでは、人生の楽しみと快適度が変わりますね! 」

以上、「ハーブ男子への道」の第4弾でした!次回も引き続き、お楽しみに!

今回取材にご協力頂いた林先生が代表をつとめる「グリーンフラスコ」直営店である自由が丘店は「緑の薬箱 Green Media Shop」をコンセプトに、植物の力を心・肌・体で感じていただける体感型ショップです。 是非チェックして下さい!

「グリーンフラスコ」はこちら

協賛

養命酒製造のFacebookページ「ハーブのつぼby Yomeishu」では、「ハーブ・生薬のある健やかな暮らし」にまつわる情報をお届け中です!ハーブ・生薬の効能や豆知識、季節に合わせて生活に取り入れる簡単アイデアなどを定期的に紹介しています。

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