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GreenSnap編集部です!
ハーブとは無縁の2人の男性社員がベテランハーブ男子のナビゲートによって、ハーブの育て方、料理への活用術、セルフケア方法などなど、「ハーブのある健やかな暮らし」を学んでいくという企画。
第8弾の今回は「胃腸が気になるアンジェラが養命酒製造のハーブ男子に学ぶ!薬用養命酒の生薬のチカラ」です!
現在39歳のアンジェラが「奥さんが冷え症対策で毎日飲んでいる養命酒について、どんな効果や効能があるのか自分も詳しく知りたい!」という思いを持って、長野県駒ヶ根市にある薬用養命酒を製造する工場に行ってきました!
今回は、商品開発担当である入江さんから、薬用養命酒づくりに欠かせない生薬の力について学びます。
開発したクラフトジンでカクテルを作る入江さん。詳しくは次回をお楽しみに!
元々お酒が好きという入江さん。生薬やハーブを使ったお酒を健康に役立てたいと、養命酒製造へ入社したのだそう。日々、お客様に美味しくお酒を飲んで頂き、さらにハーブや生薬の力を健康に役立てたいという思いで、お仕事をされているそうです。
なんと職場にハーブガーデンをつくってしまったという生粋のハーブ男子!
こちらがその入江さんのハーブガーデン!エルダーフラワーやカモミールなど、20種類以上のハーブを育てているそうです。
「ハーブを実際に育てることで、乾燥ハーブとはちがう新たな一面を発見することができるので、新商品開発や新しいお酒の飲み方提案に役立ちます」と入江さん。
昨年育てたジャーマンカモミール。生命力に満ち溢れています!
自分で育てたハーブは、お酒を飲むときに少し足したり、得意料理のトムヤンガイに使用したりもするそう。お水にフレッシュハーブを浸してフレーバーウォーターを作ったりするのもおすすめだそうです。さすが上級者ですね!
そんなハーブ男子の鏡のような入江さんに、工場を案内してもらいながら、薬用養命酒や生薬について教えてもらいました。
アンジェラの奥さんも冷え症対策に飲んでいるという薬用養命酒は、14種類の生薬を漬け込んだ「薬酒」だそうです。薬酒はハーブや生薬などをアルコールに漬けて薬効成分を抽出し、健康のために飲むお酒。薬用養命酒には、体を温めたり、巡りを良くしたり、胃腸の調子を良くしたりする生薬が使われているそうですよ!
そこで、入江さんに実際の生薬を見せてもらいました。
まず最初にクロモジ。
クロモジはクスノキ科の落葉低木で、昔から日本の森に自生している身近な存在の樹木です。生薬名は「烏樟(ウショウ)」といい、爽やかさの中にほんのり甘いフローラル感がある繊細な香りを持つのが特徴だそうです。
リラックス作用や抗不安作用がある成分を多く含んでいるので、ストレスを和らげ、さらに胃腸の調子まで整えてくれるそうです。このクロモジの香りを活用したクラフトジンや、クロモジのエキスを活用したのど飴も商品化しているそうですよ。
枝を折って香りを嗅いでみて下さいと言われて、クロモジの香りを嗅いでみるアンジェラ。「落ち着くいい香り!」と楽しそう。
続いては桂皮(ケイヒ)です。スパイスとしては、お菓子の香りづけなどに使われる「シナモン」と言われているものと同じだそうです。実はシナモンは体を温める作用がとても強く、さらに発汗・解熱作用もあるので、漢方の風邪薬に配合されていることが多いといいます。また、芳香性健胃薬として食欲不振や消化不良などにも用いられているそうですよ。とても身近なシナモンにそんな効果があるなんて、驚きですよね!
「ほんとだ、シナモンの香りがする!いい匂い。」とアンジェラ。女性に好まれそうな甘めの香りが特徴的です。
続いて「鬱金(ウコン)」。ターメリックというカレーづくりに欠かせないスパイスとしても知られていますよね。ショウガ科の植物で、根の部分を使用しているそうです。「秋ウコン」と呼ばれる種類が、生薬として使用されているのだそうです。血流を整えて、新陳代謝を促進して体の機能を整えてくれる働きがあるそう。ターメリックは乳製品と相性がいいので、ホットミルクや豆乳にちょい足しして飲むのがおすすめだそうです!
4~5月頃、綺麗な花を咲かせ、鑑賞用としても栽培用としても人気の「芍薬(シャクヤク)」も実は生薬の1つなんだそうです。
生薬には根っこの部分を使用し、薬酒として飲むと、アルコールとの相乗効果によって緊張を緩め、血の巡りを良くする力を発揮するといいます。
これらのように生薬名では聞き馴染みがないものでも、ハーブやスパイスとしての呼び方を聞くとピンと来る方も多いのではないでしょうか?アンジェラも、「桂皮(ケイヒ)」がシナモンであるということにはとても驚いていました。
入江さんによると、1つの生薬単体でも様々な効果が期待できるのですが、複数の生薬を上手く組み合わせることで、その生薬のチカラをより高めることができるといいます。なるほど、生薬のチカラとはとても奥が深いのですね!勉強になります!!
「薬酒」は、風邪薬や胃腸薬のように即効性を期待するのではなく、毎日飲み続けることで体調を良くしていくというもの。習慣化して飲み続けるのがおすすめだといいます。
現在35歳の入江さん自身も入社後から養命酒を毎日飲むようになり、それ以降実際に風邪をひかなくなったり、体が元気になっていることを実感しているそうです。それはすごい!周りの友人も30歳を過ぎたころから、若いころよりも疲れやすくなったとか、胃腸の調子が良くないなど、体力の衰えを感じている人が増えたそうです。そんな友人には「つい養命酒がいいよ!」とすすめてしまうんだそうです。
また、寝つきが悪い、胃腸の調子が悪いなどの症状にも効果が期待できるのだとか。これらを聞くと、もう飲む以外の選択肢が見つからないくらい良いことづくしですよね!
「普通のビールやウイスキーなどのお酒の方が好きなのであまり飲むことがなかったのですが、僕も胃腸が弱い方なのでこれは飲むべきですね!(笑)」と、また一歩ハーブ男子へ近づいた様子のアンジェラ。
徐々に独特の風味がクセになる人も多いようなので、元気になって活躍したいと思う方にはぜひ挑戦していただきたいですね!
僕も早速、養命酒を始めました!生薬という言葉自体は、とっつきにくい印象でしたが、ハーブの一種だと思えば、とても親近感がわきました!じわじわ体質改善するので、胃腸弱めな僕も、習慣化していきたいです!
4月25日に駒ヶ根工場の敷地内に春から秋にかけて約160種類の薬草や花木を見て楽しめる「養命酒 ハーブの庭」がオープンするそうです。芍薬やクロモジなど薬用養命酒に使われる薬用植物や、カモミールやラベンダーといった身近なハーブなど、四季折々の植物の魅力に触れることができるガーデンです。「連休や夏休みなどに、家族でまた来たい!」とアンジェラ。
養命酒駒ヶ根工場について詳しくはこちら
以上、「胃腸が気になるアンジェラが養命酒製造のハーブ男子に学ぶ! 薬用養命酒の生薬のチカラ」でした!次回も引き続き、お楽しみに!
GreenSnap編集部