バラ(薔薇)の剪定|時期や品種ごとの方法は?つるバラの誘引のコツは?

GreenSnap編集部

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公開日:2021.01.12

バラの剪定は、時期や品種によって方法が異なる、奥深いものです。バラはそのまま放っておくと、樹形が乱れたり、正しいところに養分がまわらず、病害虫にかかりやすくなるので、剪定や誘引などの手入れをしっかりとしていきましょう。

今回は、キレイな花を咲かせるための、バラの剪定や誘引の手入れ方法を詳しくご紹介します。

バラ(薔薇)の剪定と誘引をマスターしよう!

バラの手入れには大きく剪定と誘引の2つがあります。バラの剪定に関しては、大輪系・中輪系・つるバラ・ミニバラなど、品種によって方法が変わるので注意してください。また、誘引はつるバラにのみ必要になります。

バラ(薔薇)の剪定の方法とは?なぜするの?

バラは剪定することによって、きれいな姿で咲き、良い芽を増やしてたくさんの花をつけるようになります。また、風通しをよくすることによって病害虫の被害も防ぐ意味合いもあるので、定期的にしましょう。

バラの剪定をする時期はおもに夏・冬の2回と、開花時期にこまめな花がら摘みをします。

バラ(薔薇)の剪定の基本ポイント

バラの剪定の前に基本の方法を押さえておきましょう。まず、剪定の数日前からバラへの水やりは控えて、乾燥気味にしておきます。剪定バサミはよく切れるように研いで、剪定前に消毒をしてください。

枝ごとに強弱はことなりますが、基本的に剪定するのは全ての枝です。ただし、昨年の剪定した箇所は触らずに残しておきます。剪定する箇所は、株に対して外側に向いている芽(外芽)の上です。

バラ(薔薇)の剪定:夏剪定とは?

バラの剪定のなかでも夏剪定とは、秋バラを咲かすための剪定です。9月上旬ごろに行いましょう。つぼみ、花を切り落とし、全体3分の2ほどのサイズ感になるように丸く形を切り整えていきます。つぼみがつかない5cm以上伸びた(ブラインド)枝や、黄色く変色した葉などは取り除いてください。

バラ(薔薇)の剪定:種類による夏剪定の違い

バラの夏剪定では、四季咲き大輪系・中輪系は基本通りに、2〜3番枝を混ぜながらバランスよく剪定してください。ミニバラは浅く丸く刈り込み、つるバラの夏剪定は必要ありませんが、弱い枝などは適宜切り落としてください。

バラ(薔薇)の剪定:冬剪定とは?

バラの剪定のなかでも、冬剪定は春にたくさんの花をつけるための剪定です。1月上旬〜2月下旬に行いましょう。全体の2分の1〜3分の1程度の高さまで切り整えていきます。昨年以降の古い枝は、高い位置で剪定し、ベイサルシュート(新枝)は30cmほどの高さで剪定してください。

バラ(薔薇)の種類による冬剪定の違い

四季咲き大輪系のバラは細い枝を深めに切り落とし、その年早めに伸びた太い枝は浅めに剪定します。四季咲き中輪系・ミニバラは細い枝も残しつつ、外芽内芽をバランスよく切ってください。つるバラは誘引と同じタイミングで剪定となるので後述します。

バラ(薔薇)の剪定:花がら摘み

バラの剪定のひとつである花がら摘みは、いい花を続けざまに咲かせるために行います。花が咲き終わりそうな時期に、枝ごと切り落として、新しい花芽を伸ばしていけるようにしましょう。

一番花は3月から伸びた枝の半分で切り落とします。二番・三番花は、前回切り落としたところから伸びた枝の半分で切り落としてください。

つるバラの剪定と誘引とは?

つるバラに関しては、冬の12月下旬ごろに剪定と誘引を同時におこないます。壁やフェンス、トレリスやアーチなど、誘引できるものは様々で、誘引したいもの・品種によって方法は多少変わります。

つるバラの剪定

まず残っているつるバラの葉を全て取り、枝先につぼみや花があれば切り落としてください。枯れ枝・弱い枝などは株元から切り落とし、枝脇から生えるえんぴつより細い枝も枝元から切り落としていきます。全体をみて、細い枝先は30cmほど切っていきます。シュートが少ない場合には、2〜3年目の枝も残しておきましょう。

つるバラの誘引

フェンスやトレリスなどの幅広タイプの場合

つるバラをフェンスやトレリスなどの幅広いものに誘引したい場合は、まず最初に太くて長い枝の配置を決めて配置していきましょう。

太い枝の間隔は大輪系は20cmほど、小輪系は10cmほどが目安です。あとは空いたスペースにシュートや細い枝を配置していきます。株元や芽のつきにくい太い枝には、細い枝を被せてあげると、均等に花が付いてきれいです。

壁に誘引する場合は、ワイヤーなどを使って壁に引き寄せていきましょう。

アーチやオベリスクなどの幅狭タイプの場合

つるバラをアーチやオベリスクなどの幅の狭いものに誘引したい場合も、基本的には太くて長い枝から誘引していきます。一本の枝をS字にくねくねと這わせ、もう一本の枝は互い違い交差するようにS字にしていきます。

なお、オベリスクの場合は螺旋状に巻いて、もう一方の太い枝と交差するように誘引していくといいでしょう。余ったスペースに残りの枝を巻いて、使わなかった枝は根元からカットしてください。

バラの剪定や誘引をマスターして、美しい花を咲かせよう!

バラはどれも奥が深く、毎年いい花をつけ続けるためには、日々の観察と工夫が必要です。

今回ご紹介したバラの剪定や、つるバラの誘引などのお手入れ方法は、あくまで基本であり、品種や個体差によってベストな方法は異なります。今回の記事を参考に、ぜひ美しくバラを育てられるよう研究してみてください。

GreenSnap編集部
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