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柱のような形状が特徴の柱サボテンは、代表的なサボテンの一種です。砂漠で育つ柱サボテンは丈夫な植物なので、初心者の方でも育てることができます。柱サボテンにはさまざまな種類がありますが、そのインパクトある見た目からインテリアとしても人気です。
今回は、柱サボテンの育て方や花言葉などについて詳しくご紹介していきます。
柱サボテンは、柱のような形状をしている種類のサボテンの総称で、主にメキシコが原産です。鮮やかな赤やピンク、そして白色などの綺麗な花を咲かせ、咲きやすさは品種によって異なります。
開花には、長い何月がかかるものが多いですが、ハリシア属やクレイストカクツス属などの柱サボテンは比較的花が咲きやすいです。
また、柱サボテンは分岐する品種が多く、人が両手を広げているように見える「弁慶柱」や小型筒状で根元から分岐する「蝦サボテン」、ほとんど分岐しない「翁丸」などがあります。
生育期の4〜9月は鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水やりをします。夏は、朝や夕方の涼しい時間に水やりすることで、過湿を避け根腐れを予防します。
休眠期の10〜3月は水やりを控えめにし、月1回ほどの水やりで十分です。気温が5℃以上で乾燥している場合のみ水やりしてください。
柱サボテンは日当たりを好み、室内で育てる場合も火の当たる窓辺で育てます。屋外で管理する場合は、雨水が当たらない日当たりのよい軒下などがおすすめです。
ただし、真夏の直射日光は葉焼けする原因になるので、半日陰やレースカーテン越しにおいてください。
柱サボテンは、水はけのよい土を好みます。市販のサボテン用の土や「川砂5:赤玉土小粒3:軽石小粒2」、または「赤玉土小粒6:腐葉土2:川砂2」の配合土がおすすめです。
生育期の4〜9月に、2ヶ月に1回緩効性肥料を置き肥します。真夏は生育が鈍るので控えめにしてください。
柱サボテンは過湿などが原因で「立ち枯れ病」になりやすいです。立ち枯れ病にかかった場合は、胴切りで元気な茎を切り取って育てましょう。
害虫は、「ガイガラムシ」などが住み着くことがありますが、見つけたら殺虫剤などで駆除しましょう。
挿し木に最適な時期は4月~5月頃で、茎の部分から生えている子株をナイフなどで切り取ります。切断面をV字に削ぎ落としたら約2~3週間乾燥させて、新しい鉢に植え付けます。
胴切りも4月~5月頃が最適な時期で、茎のどの部分でもいいので垂平に切り取ります。切り取った部分は風通しの良い場所で保管しておくと、1~2か月後には白い根が生えてきます。
鉢の中心に切り取った茎を軽く埋めて風通しの良い場所に置き、約3~4日後に水やりをします。
柱サボテンの植え替えの時期は4~9月頃で、1~2年に1回の頻度で行います。
多種多様な柱サボテンは見た目にインパクトがあるので、室内のインタリアとしてもおすすめの植物です。手入れも難しくなく、水やり頻度を間違えなければ初心者でも安心して育てられます。
ぜひ柱サボテンを育ててみてくださいね。
GreenSnap編集部