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一般的なサクラと比べてひときわ濃い色をしたカンヒザクラは、沖縄に多く咲いていて見頃の時期に行くと美しいサクラを見ることができます。
このページではカンヒザクラの基本情報を紹介しています。花期や名所が気になる方もぜひご参照ください。
カンヒザクラ(寒緋桜)はバラ科サクラ属の樹木で「ガンジツザクラ」という別名があります。漢字で書くと「元日桜」で、旧暦の正月に開花することからこのような別名で呼ばれることもありますが、一般的にはカンヒザクラです。
日本で育てているカンヒザクラは樹高が4メートルほどと、他のサクラと比べて大きくはなりませんが、台湾では10メートル以上に生長することがあるようです。
カンヒザクラは釣鐘状の一重咲きで、八重咲のサクラのようにボリュームはありませんが色が濃いので目につきます。釣鐘状なので下を向いて開花するのが特徴です。
サクラは花弁がパラパラと散るのが一般的ですが、カンヒザクラはガクがついた状態で落ちます。
カンヒザクラ(寒緋桜)の花言葉は「純潔」、「高尚」、「心の美」、「愛国心」、「優れた美人」、「気まぐれ」です。
他のサクラと比べて色が濃くて美しいため「高尚」、「優れた美人」、「心の美」という花言葉がついたのでしょう。
カンヒザクラ(寒緋桜)の開花時期は1月下旬から3月と少し早めに咲きます。
カンヒザクラの名所をご紹介していきます。
沖縄では桜というとカンヒザクラを意味するほど広く知れ渡っています。沖縄にはカンヒザクラが多く咲いており、もとぶ八重岳のカンヒザクラはとても有名な名所です。八重岳は標高453メートルで、山頂までの道沿いにカンヒザクラがたくさん植えられています。
沖縄は関東と比べて開花がとても早いので、一足先にサクラを楽しみたい方にはおすすめです。1月中旬から2月上旬が見頃です。山を楽しみながら濃いピンクのサクラを楽しめます。
場所:沖縄県国頭郡
開花時期:1月中旬から2月中旬
向島百花園には多くの花が植えられていて、カンヒザクラもあります。2月下旬から3月中旬に見頃を迎えます。近くには電車の博物館もあり、おでかけにぴったりな場所です。
場所:東京都墨田区
開花時期:2月下旬から3月中旬
公共施設ではありませんが、東京都町田市の高ヶ坂団地にはカンヒザクラが植えられていて、とてもきれいです。マナーを守って見に行きましょう。
場所:東京都町田市
開花時期:2月下旬から3月上旬
荏原神社にはさまざまな植物が植えられていて、カンヒザクラもその1つです。この神社は東海七福神の恵比寿が祀られているのでお参りをしながら美しいサクラを楽しめます。
年明けくらいから徐々にツボミが膨らんでいき、1月下旬から2月中旬まで楽しめます。
場所:東京都品川区
開花時期:1月下旬から2月中旬
与儀公園には約400本のカンヒザクラが植えられています。2月が見頃で、この時期には祭りが開催されることもあります。
場所:沖縄県那覇市
開花時期:1月中旬から2月中旬
濃いピンク色の花を咲かせるカンヒザクラは他のサクラと比べると色が濃くてよく目立ちます。沖縄ではサクラいえばカンヒザクラというほど有名です。
沖縄以外の地域にも名所はあるので、おでかけに行って他のサクラとの違いを感じませんか。
GreenSnap編集部