10月に入った。暑かった今夏の跡を残しながら、私の散歩道の道際等の草花は、より秋色を深めているようだ---

９月から10月、秋色に観る草花の姿、姿---その14。

ピンクノウゼンカズラ。
---いつもは、交通手段である駅周辺に向かう道路際。この日は歩きである。何時も気になっていたツル性のピンク色の優しいそうな花。足を止めてジッと観る。
確かに、あの7月頃に同じ周辺で観た、赤橙色のノウゼンカズラに似た雰囲気を、多少なりともそこに感じたのである。

・ピンクノウゼンカズラ(ポドラネア属 ノウゼンカズラ科) 南アフリカ原産。トランペット状の花が特徴。夏から秋にピンク色の花をつける。中国原産のノウゼンカズラとは類似種。

＜ノウゼンカズラ全般＞　
中国原産のノーゼンカズラ( 和名の「凌霄花」の由来には諸説。漢名「凌霄花」の音読み「りょうしょう」が転じて「のうぜん」になったとも。

なお、「霄」は「大空」を意味し、ツルが木にまといつき空に向かって高く咲く姿を表す。英語では、花の形がラッパに似ていることから「トランペットヴァイン」や「トランペットクリーパー」と呼ばれる。

開花時期7月〜9月。

中国原産の他に、アメリカ原産のアメリカノウゼンカズラ、また、近縁種の南アフリカ原産のピンクノウゼンカズラがある。

→ノウゼンカズラ＜凌霄花＞(ノウゼンカズラ属 ノウゼンカズラ科)
中国原産。夏から秋にかけ橙色あるいは赤色の大きな美しい花をつけ、気根を出して樹木や壁などの他物に付着してつるを伸ばす。

→アメリカノウゼンカズラ(ノウゼンカズラ属 ノウゼンカズラ科)
北米原産。アメリカノウゼンカズラの花は中国原産のノウゼンカズラより小ぶりで細長いのが特徴。夏に濃い赤橙色の花をつける。

→ピンクノウゼンカズラ(ポドラネア属 ノウゼンカズラ科) 　 　　　　上記

(出典・参考; 花言葉-由来 他)