
2020/12/22
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書斎の遠く向こうに、朝焼けが見え始めた。
窓ガラスには、アロマスチームをつけているせいか、露がびっしりとついている。
人生は、あっという間に過ぎ去っていく。過去に生きているときは、とてもその時間が長く感じた。
過ぎ去ってしまうと、こんなにも短く感じてしまうものなのか、驚いてしまう。
妻と出会ってから41年、結婚して今年で39年が経つ。
新婚旅行をしたのが昨日のように感じる。
妻の家の養子になって、32年が経った。
大波の連続であった。職場でも退職前の10年間は、とても苦しい時間であった。
妻の精神的病の絶頂期とも重なった。
でも、なんとか乗り越えられた。
僕にとって、園芸の始まりは妻の園芸療法のつもりだったが、自分自身のための園芸療法にもなった。
その園芸も、3ヶ月前に息詰まっていた。あまりにも多くの種類の花、植物を迎えすぎて、水やりなどがいつしか苦痛に近い感触を感じ始めていた。
しかし、そこへ、網戸の張替え業者の方と懇意になり、その方が私にとっての地域の大先輩になった。
彼が、南側の庭の大改修に大いなる手助けをしてくれた。
つるバラの空間スペースを最大限にしてくれたのである。同時に増えすぎた植物の種類の断捨離を勧めてくれて、園芸の行き詰まりを解消し、新たな展開の大きなヒントを与えてくれた。
園芸とは芸術であり、芸術は、私にとっては、利他と利己のバランスを取ってくれるありがたいものなのだ。
植物のたくましさと、花の清らかさを観て、自分の弱さと汚れを、強さと清らかさに変えてくれる。
つるバラの誘引する空間スペースは、僕自身の行き詰まりを見せていたニューロンとシナプスを解放してくれ、そのニューロンとシナプスのように、つるバラの枝が、自由に広がっていく様を織りなすのだ。
あ~、ニューロンとシナプスを広げる空間をいただき、とても幸せだ。
この小さな庭を観てくれる人たちが、小さな地域社会の他に、ネット(GS)を通じても沢山いてくれる。
なんと幸せなことなのだろうか。
幸せとは、もしかしたら、利他と利己の中間的存在であり、そのバランスが取れた状態の中にあるのかもしれない。
2020/12/22
おはようございます❣️
この年齢になってくると人生って!と考えることが多くなりますね
植物が増え過ぎたと悩まれてている 天空のバラの五線譜さんの様子も投稿から察しられました
良い方と巡り会えたのも五線譜さんのお人柄 💓
これからは無理にならない程度に楽しまれると良いですね❤️
お互いに❣️
2020/12/22