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ポポラスの茶道のおはなしの一覧
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ポポラス
ポポラスの茶道のおはなし 其の三十三 昨日は東京のホテルの茶室を借りて毎年恒例のお茶会でした。 茶道にも色んな流派があり、3つの違う流派の先生が三人集まっての25回目。 流派によって作法も少しずつ違うのでそんなところを見るのも楽しいです。 今回は5月ということで、端午の節句🎏がテーマ。 掛け軸は「鯉の滝登り」。勢いがあります。 お花は菖蒲。 古い兜。 お菓子は粽。竹の皮の良い香りがします。 粽にはちゃんと食べ方がありますよ。 右からほどいていくとバラバラになるので、左側の巻き止まりを探し引いて、笹の葉の先を出してバナナの皮をめくるように広げます。 中身を菓子切りで一口づつ分けて食べたら、 また葉を丸めて小さく折り畳んで懐紙に包んで着物の右の袂(たもと)へ。 袂は右と左とあるわけですが、茶道では使い分けています。 右には使用済みのお懐紙など汚れもの、左には食べきれなかったお菓子やハンカチなど綺麗なものを入れます。 昨日は朝四時起きで着物を着て東京まで出て、1日立ったり座ったりするので、今日は筋肉痛‼️🤭 茶道は案外筋肉や体幹鍛えます🤣 最後まで読んでくださりありがとうございました🎵
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ポポラス
ポポラスの茶道のおはなし🍵 其の三十二 炭の入ったお洒落な和風の寄せ植え‼️ めちゃ素敵でした✨ こんなの作りたいな~💦 今回は懐石料理について 茶道の懐石料理は美味しいお茶をのんでもらうためのちょっとしたお食事。 コース形式の日本料理、会席料理とは意味合いが違います。 ご飯とお汁、向こう付け(酒の肴、白身のお刺身)から始まり、全てに作法があります。 とにかくできたて熱々をお出しするのが鉄則‼️ 一番のご馳走は海老しんじょなどが入ったお椀。 「お見事ですね」等と誉めることになってます🤭 焼き物、強肴(しいざかな)、等おかずが何品か出て、箸洗い(箸を清める)、最後は湯とうでお椀を清めます。 自分で使った塗りの食器を綺麗にしてお返しします。 禅の精神ですね! 今回は口切りの茶事だったのでお雑煮があり、少し普段の懐石とは順番が違いました。 そして主菓子が出てきます。 その後に濃茶をのむんです。 箸の取り方やお椀の蓋の扱い、日本人なのに普段やってないような作法も覚えられます🤭 亭主とお正客さんとの決まったやり取りもあるので、色々覚えることもあって大変ですが😅 鰹と昆布のお出汁から取る手のかかった上品なお味の御料理たち。日本人として経験してもらいたいお味です‼️ 今回は巻物の紙に墨で招待状も書きました!御礼状も~💦 巻物の手紙が来たらビックリしますよね😅 巻物の手紙が来たら巻物でお返事するのが礼儀だそうです😃 最後まで読んで下さりありがとうございました。
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ポポラス
ポポラスの茶道のおはなし🍵 其の三十一 石菖(せきしょう) せきしょうの香りの活用は大変興味深く、しかも日本の文化に、重要な位置をしめています。薬草だそうです。 茶道では、「夜咄(よばなし)」といってロウソクの灯りの中で行う夜のお茶席があります。 夜咄茶は茶道の世界では究極のお茶とされており、体験できる機会も限られています。 このお茶席では、花は生けずにその替わりに石菖を用います。(炭に挿したりもします) 石菖には、蝋燭の油煙で濁った席中の空気を、清める浄化作用があるからだそうです。 床の間に飾られている箒は、払子(ほっす)といってお坊さんが使うもの。夜の邪気を払うために置かれてますよ。 お菓子は山紅葉🍁 始まりから終わりまで五時間もかかります~😅 美味しいお茶を飲むために軽く食事をするのが懐石料理料理。 とはいえ、手が込んでます🤭 そちらはまた~💦
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ポポラスの茶道のおはなし🍵 其の三十一 茶花 昨日はコロナでずっと出来なかったお茶会でした‼️ 今までは300人ほどお迎えしていたのが140人に人数限定して開催。 お迎えする方なので準備大変です。朝5時起きして着物着て東京まで!! ヘロヘロになって帰ってきましたよ😅 10月は茶道にとっては残月。野の花を籠にたくさん入れて名残を楽しみます‼️ 薄茶が二席と濃茶が一席。お花が重ならないように連絡取り合いながら入れる花を決めるそうです。 普段のお稽古の時はお庭のお花ですが、こういうお茶会の時は、茶花専門店で買うそうです‼️ お茶席ではパッと開いた花よりも蕾がほころびかけた感じが喜ばれるので、前日に次の日夕方に咲くような頃合いの花を求めます。 今回は宗全籠に9種類の山野草。 シロバナサクラタデ ワレコモウ チョウジソウ 尾花 フジバカマ リンドウ アキノキリンソウ カワラナデシコ二種 華やかで可愛らしいですね~💛
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ポポラスの茶道のおはなし 其の三拾 お久しぶりです。 なんと6/30以来の投稿?! ちゃんとお稽古には通っているのですが😅 茶道にとって十月は「名残(なごり)」と言って、風炉の最後の季節になります。 前年に口を切った茶壷の中の茶も残り僅かとなり(今では缶入りの抹茶をいつでも使えますが)、11月の茶人の正月を前に、傷んだものもまだそのまま使い、冬が来る前に精一杯咲く秋の草花を名残惜しく慈しみ、一年の中で最も侘びた風情となります。 なので普段は二、三種類しか花入れに入れませんが、10月は籠に五種類、七種類まで入れて良いとされてます。 今回は リンドウ、ホトトギス、ワレモッコウ、水引、段菊 が入っていました。 割れて金継ぎしたお茶碗なども使って良いんですよ❗ お菓子は紫と黄色い餡の茶巾絞り。芋と栗のイメージ🌰🍠 干菓子は菊です。 うちのお庭にも茶花になるものたくさん植えてます~👍 今月はコロナでずっと中止になっていたお茶会も開催される予定。着物も全然着ていなかったので今日は着付け練習しましたが😅暑い☀️😵💦 お稽古に行って帰ってきたら 帯までびっしょりになってしまいました!!
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誠蓮(上) 舞妃蓮(右下) 水無月(和菓子) 近くの蓮池で舞妃蓮に続き、隣で誠蓮が咲き始めました‼️ ポポラスの茶道のおはなし🍵 其の二十九 今日は6月最後の日と言うことで、茶道では年の半分が過ぎた六月晦日(「夏越の祓」)に京都由来の「水無月」を食べて穢れを祓い、残り半年の無病・息災を祈念します! 小豆は邪気を払うと言われてます‼️
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ポポラスの茶道のおはなし🍵 其の二十八 今は新茶が美味しい季節ですね🎵 でも実は抹茶の新茶を飲めるのは11月になります。 抹茶は摘み取ったあと蒸され⇨乾燥し⇨碾茶となって茶壺に保管され涼しい場所で約半年間保管され11月に開封されそれを石臼で挽き抹茶になります。 この開封される行い行事を茶道では口切と言われています。 今日は鳩サブレで有名な豊島屋さんの干菓子をお土産に持っていきました。紫陽花です😃 主菓子は水芭蕉‼️小さい白い水芭蕉見えますか? お茶碗は紫露草‼️ どれも梅雨時を代表するお花ですね🎵
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ポポラスの茶道のお話🍵 其の二十七 我が家の山アジサイが色付いてきました✨茶花にも使われる山アジサイ。小さめの花が好まれます。 お軸は鯉の滝登り‼️ 勢いがありますね。 お茶碗はアジサイや露草、菖蒲。こういう薄いお花模様のお茶碗(絵付け)は薄茶に使われることが多いです。 お菓子は粽。 中には柔らかいういろうのようなものが入ってました。 ぷるんと喉を滑るように入っていきました😁 干菓子は菖蒲。 美しすぎて食べられない~💦 食べたけどね🤭 和三盆の上品な甘さでした❗ お香が香りシュンシュンとお釜がなる音を聞きながら和室に身を置くと季節がどんどん移り変わるのを感じます👍 最後まで読んで下さりありがとうございました。
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ポポラスの茶道のおはなし🍵 其の二十五 今日の床の間のお花は白色紫蘭。 今あちこちで咲いてますね🎵 とはいえ、床の間で見るとなんか凛としていてカッコいいわ~😅 お菓子は牡丹のお饅頭でした。 お饅頭は懐紙に自分の分を取ったら、菓子切りを使わずに手で食べますよ🎵 一口の大きさにちぎって口に入れます~👍 お饅頭をパクっとかじりつくのはルール違反ですのでお気をつけて~😅 今日はお台子(だいす)十二伝の四伝草の真をやりました~💦何度かやってるけど忘れてばかりです😅😌 そして今日も筋肉痛~💦 茶道って体幹が鍛えられます‼️
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ポポラスの茶道のお話 其の二十五 ご無沙汰してました~😅 しばらくお茶のお稽古をお休みしていましたがやっと再開‼️🤭 お休みしているうちに お釜は「炉」から「釣り釜」になってました。 どんどん暖かくなるので火がお客様から遠くなりましたよ😅 掛け軸は「花弄香満衣」。 床の間の花は名残の椿。 上生菓子は「牡丹」。 干菓子は徳島大塚美術館のお土産、「ムンクの叫び」の和三盆でした。キャー😁 お茶碗は藤の花。 左下頭巾を被っているのはお棗です。大津袋に入ってます。 大津袋とは棗を入れて濃茶に使う場合の袋のことで、小習い16か条の一つです。(普段は濃茶は棗ではなくお茶器に入れます) 大津袋は、利休の奥様の宗恩さんが大津で使われている米袋を見て考えられたといわれてます! 棗を袋から出すときは米がこぼれ落ちるように‼️ だそうです😃 久しぶりのお稽古に足は痺れたけど😅 美味しいお茶とお菓子でホッとするひとときを過ごせました~👍
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ポポラスの茶道のおはなし🍵 其の二十三 今日は初稽古でした! お正月のお菓子「花びら餅」 とお濃茶。 薄茶は「お茶を点てる・たてる」ですが、濃茶は「お茶を練る・ねる」と言いますよ! 一服いかがでしょうか?😁 濃茶と薄茶のお茶は違います。 濃茶用の抹茶と薄茶用の抹茶は製法に違いはありませんが濃茶として使われる抹茶には苦みや渋みの強い下級品ではなく、品質が高く、上品な香りとまろやかな味の上級品を選びます。 濃茶は苦いイメージがありますが、上級品を選ぶと、甘味と抹茶の旨味が強い美味しいお茶を愉しむことができます。上級品の抹茶をたっぷりと使う濃茶は大変贅沢な一杯です。 濃茶を飲んだあと必ず「お茶銘とお詰め」を伺います。 どんなお店のなんと言うお茶かを聞くのが作法なんです😁 床の間のお花は椿と梅✨ まるで春が来たことを告げるかのようにポッと咲いてました✨ 梅はちょうど今日のお花でした‼️ 長いお話にお付き合い下さりありがとうございました🎵
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ポポラスの茶道のおはなし🍵 其の二十二 今年は残念ながら初釜は中止なのですが、毎年1月15日前後に行われます。 初釜は「年が明けて初めて釜に火を入れる」ことを意味し、元旦の早朝に汲まれた水(若水・わかみず)を用いたお茶が振る舞われます。 床の間には7つ(奇数)の輪を結んだ柳。 結び柳とは、長くしなやかな柳の束を、 真ん中で結び、輪にしたものです。 炭飾り お正月、初釜用の炭飾りには くぬぎ炭を用います。 嶋台はお正月の初釜、濃茶に使うめでたい茶碗のことです。 大小二つの井戸形のお茶碗をかさね、内側に金銀の箔を張ったもの。 先生が濃茶を練ってくれます。 花びら餅は、宮中のおせち料理の一つ「菱葩(ひしはなびら)」を原形とする和菓子で、白い丸餅の上に赤い小豆汁で染めた菱形の薄い餅を重ね、その上に白味噌の餡、甘く煮た「ふくさ牛蒡(ゴボウ)」をにのせて、半月型に包んだものです。 煙草盆は実際煙草を吸う方はいません😅形式上寄り付きでお客様にお出しします。 煙管(きせる)が乗ってますよ❗ 銅鑼(ドラ7つ打ち)の打ち方は流派によって違います~💦 お知らせする時に使います。 茶事と言うのは無言から始まり音で知らせる。それは手水の水の音もしかり、釜の音(松風)もしかり、鳥のさえずりもしかり、柄杓に汲んだお湯の音もしかり、襖の音もしかり、箸を置く時の音もしかり。足袋のすり足の音もしかり、これが茶の文化なんですね🎵 椿は白玉。 前のおばあ様から一枝頂き、今挿し木にしていますよ😅 茶席にはこんなに開いたものは駄目で少しほころびかけた固めの蕾が使われます。 長文にお付き合い下さりありがとうございました~✨
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バラ咲きオキザリス オックスローズ(ピンク) オキザリス パーシーカラー(左下) 今日は嬉しい発見が❤️ いなくなったと思っていたパーシーちゃんを発見✨それも蕾が出来ている~👍早速部屋の中に入れておいたら可愛く咲いてくれました‼️ 日当たりの良くない場所のオックスローズも開花🌹 新年早々良いことあったな❤️ そして、今日は書き初めしましたよ😅 久しぶりに墨をすったら、墨の良い香りが心を落ち着かせてくれました✨ 「清風匝地 せいふうそうち」は「爽やかな風を自分自身で感じに行く」という意味。 大地に吹く風を感じたいと自己を深く探求するならば、そのさわやかで清々しい風を身近に感じることが出来るはず‼️ 待っているだけでなく自分から進んでいきたいと思いました‼️ 「喫茶去」は茶道の掛け軸でもよく使われます。 難しい話は抜きにして、お茶でも一杯飲みましょう。楽に行きましょう」という意味です🎶 今年も皆さんに茶道の楽しさをお伝えします~👍
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ポポラスの茶道のおはなし🍵 其の二十一 今日のお花はドウタンツツジと椿。先週と同じ組み合わせだけど葉っぱが黄色いから雰囲気違いますね💛 お菓子は「ロウバイ」 ロウバイって言うと2月頃のイメージですよね😅なぜ? 「臘」とは「繋ぎ合わせる」という意味で、新年と旧年の境目となる旧暦12月を「臘月」と言うそうです。 ろうつながりかな?!😅 炭が良く燃えています。 お湯を沸かす音は心を落ち着かせてくれます✨ 「松風」はシュンシュンという音で、水の沸騰音を松林に風が抜ける音にたとえたものです。静かな茶室に松風が聞こえるのは心地よいものなんですよ✨ 今日は「濃茶付き花月」をしました。花月とは、どの役に当たっても誰もが其の役を出来るように札で役を決める鍛練の1つ。何のお役が当たるかわからないのでドキドキします🤭 今日は棚を使いました。棚にも名前が付いてますよ❗ 色んな種類がありますが、 これは「更好棚」。真ん中に棗、下に水指し、上にはふた置きと茶杓を飾ります。 下の真ん中の黄色い筒のようなものは、ふた置きです。 ふた置きはお釜のふたを乗せておくものです。 今回は「一葉」黄色く紅葉しているので秋だけに使います。 棚を使うときは竹のふた置きではなく、陶器を使います。 前回の十牛図の解説を先生が達筆でまとめてくれました。 自分探しの旅に出て本来の自分を取り戻すという話です。 いよいよ今年のお稽古は来週で最後です。 師走は気忙しいですね~😅 最後まで読んで下さりありがとうございました🎵
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ポポラスの茶道のお話 其の二十 すっかり寒くなってきましたね! 厚手のお茶碗にお茶の温かみが伝わってきてほっこりしますよ✨ 今日のお軸は「門開落葉多」。禅語の「雨を聞いて寒更つく」のあとに続く対語です。「門を開けば落葉多し」 床の間の花は、椿とドウダンツツジ。 お菓子は「寒椿」。冬に使う織部の皿にのってました。 今年は丑年でしたね! 「十牛図抄」は禅の修行と境涯の向上を牛の絵で説明したもの。自分探しの旅を描いてあり、十の場面があり、それを茶碗の柄にしてあります。 次に使えるのは12年後‼️ 丑年のお茶碗でした❗ 漆塗りのお盆にお茶碗の姿が美しく写っていました✨先日の瑠璃光院の紅葉を思い出しました🤭 最後まで見てくださりありがとうございます✨
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ポポラスの茶道のおはなし🍵 其の十八 11月になり炉開きでした。11月からは、茶室の疊を切って備え付けられている「炉」を使います。 お客様に近い位置に釜を置き、炭火を近づける。 少しでも暖かさを届けるため、これもお客様への心づかいの1つです。 花は椿(白玉)と土佐水木。11月は照葉(てりは)と呼ばれる、きれいに紅葉した枝葉を使用します 🍁 お菓子は「亥の子餅」。織部焼の菓子器に入ってました。 亥の子餅は古来から、無病息災と子孫繁栄を願って食べられていたお菓子で、また「亥」は「水」の性質を持ち、「火」を防ぐとも考えられていたようです。初夏八十八夜の頃に摘み取った茶の新芽は茶壺(右上)に入れて封をし、夏は冷暗所に置き、旨味の出るのを待ち、立冬の頃になるとその茶壺の口封を切って茶葉を取出し、茶臼で挽いて使い始めます。 これを「口切り」といって、お茶の世界では、旧暦10月(亥の月)の亥の日がよいとされています。 この日に炉を開くと火災を逃れるとされているのだそうです。 そしてこの時にいただくお菓子が、【亥の子餅】となるわけです。 お茶壺(右上)に紐をかけて飾るのですが😅これが、難しくて毎年練習しているのに時間内に出来上がりません😅 最後まで読んで下さりありがとうございましたm(_ _)m
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ポポラスの茶道のおはなし🍵 其の十七 今日のお軸は「時雨洗紅葉」。時雨とは、秋から冬に掛けて一時的に降ったり止んだりする雨や雪のことを言います。 『しぐれ もみじをあらう』 「紅葉が時雨にうたれ、より一層美しく、光輝いている」という意味です。 お菓子は練りきりの「竜田」。紅葉のことを指します。真っ赤に紅葉してますね🍁 お花は、宗全籠に盛りだくさん!9種類も入ってました‼️いよいよお茶の大晦日近し❗というところです😁 小間にはワレモッコウ、イヌタデ。雑草もこんな瓢箪の花器に入っていると風情がありますね🎵 右上は↗️つくばい。 つくばいは、蹲踞と書きます。 客が茶室に入る前に、 手や身を清める場所です。 それにも作法がありますよ‼️ 自分の番になったら、蹲踞の前にしゃがんで、 右手で柄杓に手水鉢の水を汲みます。 まずは柄杓半分の水で左手を清め、 柄杓を持ちかえて右手を清めます。 柄杓を右手に持ちかえて、水を汲んで 左手に水を受けます。受けた水で口をすすぎます。 柄杓に残った水は柄杓を立てて、静かに流して柄を清めます。 柄杓があった場所に戻します。 神社やお寺の手水と作法が同じですね🎵 急に寒くなってきましたね。 来月は炉開き‼️ 火がお客様の方に近づきます🔥🔥あったか~い🎵 最後まで読んで下さりありがとうございましたm(_ _)m
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ポポラス
ポポラスの茶道のおはなし🍵 其の十六 前回もお話したように、11月にはお釜が風呂から炉になり、今日は風呂を真ん中に置く五行棚(ごぎょうだな)の総飾り(そうかざり)のお稽古をしました。棚にも色んな名前がついてますよ😅これはまたのちほど。 今日のお菓子は「雁渡しーかりわたし」。 関東風の道明寺の皮につぶあんが包まれて雁の焼き印がついてました。 秋も深まって来たなぁ。 お花は宗全籠に七種の投げ入れ。普通は1、2種類しか花は入れませんが10月は特別です。 そして今日のメインのお話は抹茶茶碗‼️ 茶道を学ぶに当たり、一つに焼き物があります! お盆に乗っているお茶碗は おおひ、洲浜(すはま)、高麗(こうらい)、片口(萩) 井戸などです。 井戸茶碗の約束事は、 ヘラ目、目跡(めあと)、ときん、竹の節、かいらぎ、この五つがあること。また、萩茶碗は高台(こうだい、茶碗の下の部分) が割れていること、などお茶碗がどこの窯のものか、作者は誰か、お茶碗の特徴なども勉強します。 あ~あ!学べば学ぶほど奥が深くて勉強することも増えて来るんですよね😅 不如帰が今満開です~👍 最後までお付き合いありがとうございました~💦
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ポポラス
ポポラスの茶道のおはなし🍵 其の十六 昨日の続きです。 中置きというのは夏の間客から遠ざけていた火(風炉)を、肌寒くなってきた10月には少し客のほうへ火を寄せるために風炉を点前畳の真ん中に据えてするお点前です。風炉の位置が変わることで、水指を置く位置も釜の右側から左側に変わり、左(勝手付)に置くスペースも限られてしまうため、水指は場所を取らない「細水指」を使います。 お釜(風呂)が畳の真ん中に小板の上にのってます。その向こうに細長い水指が見えてます。 大板には、七種の蓋置き(かに、さざえ、一閑人、三葉、五徳、三つ人形、香炉)が使えます。釜の蓋を置くために使うものです。それぞれ扱い方が違います。 兎さんの四角いお茶碗。 宗全籠は久田宗全(ひさだ そうぜん)好みの置籠花入です。 宗全籠は、女竹を用い、底が長四角で、口は丸く編み上げ、底と四方に細い女竹を当てて藤蔓で粗く結び、口縁は真竹を廻して藤で止め、丸篠を二本合わせた手がついています。 ホトトギスは我が家の庭のものがとっても綺麗に咲いてます✨ 聞いたことの無い言葉がたくさん出てきたと思いますが😅最後まで読んでくださりありがとうございました🍵
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ポポラス
ポポラスの茶道のおはなし🍵 其の十五 久しぶりの茶道のお稽古でした~🎶 もう、あっという間に秋の設えになってました。 お菓子は、菊のお饅頭。楊子は使わずに手で割って食べますよ。 お茶碗も、萩や紅葉、月見兎。秋真っ盛り🍁 お花は、名残の月(来月は風呂から呂のお釜になります)と言うことで宗全籠に5種類ほど入れても良いことになってます(普段は一種類か二種類のお花) ススキ以外うちにもあるお花だ~👍 リンドウ、ススキ、段菊、水引、藤袴 全部名前がわかって鼻高々~👍 お軸は「月清千古秋」 「月清く千古の秋」 清い月の光景は、今も昔も変わる事がない。 悠久の時を感じさせる鮮やかな名月と秋の光景を表現しています。 お茶を入れるお棗(ナツメ)の柄は稲穂‼️新米になると使えなくなるので😅今の時期だけなんです。そういうその時期しか使えないお道具たくさんあるんですよ😉 今日のお稽古は中置(なかおき)の小板(こいた)と大板(おおいた)でした。 長いおはなしにお付き合い下さりありがとうございました🎵
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ポポラスの茶道のおはなし🍵 番外編 練りきりは白餡と求肥を熱いうちに練って作ります。 着色料を使って色づけ。 水溶きした着色料をちょんと付けて、内側に練り込んでいくと手が着色せずに出来ます。 中は好みですが、今回はこし餡が入ってます。 器用な次女と練りきりの和菓子作りしました‼️ 何も見ないで作っているので😅かなり独創的ですが~😅 丁寧な次女の方が上手に出来てます(右)😅。私は朝顔とコスモス作った後は、なぜかフルーツになってしまい(左)🤣、「お母さん、やりすぎじゃない?粘土じゃないんだから」と娘から呆れられました😅 美味しいお茶と頂きました~👍
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ポポラスの茶道のおはなし🍵 其の十四 夏のお稽古はコロナでお休みなので、過去の夏のお席を紹介します😃 お軸は「滝」。勢いよく水が流れているようで涼を感じますね‼️ お花も釣り船で蔦が良い感じ💚 お菓子は干菓子。水紋と団扇です。薄茶の席で使います。 そしてビックリなのはガラスのお釜‼️ 暑いので炭は使わず氷で冷やしてますよ‼️ 面白い趣向です。青紅葉のあしらいが素敵ですね🍃 お茶碗もガラスです。 朝茶は夏の早朝の風趣を楽しむ茶事です。 まだまだ暑さが続きますが ちょっと工夫して、生活に涼を取り込んでみてはいかがでしょうか。 お付き合いありがとうございました🎵
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ポポラス
ポポラスの茶道のおはなし🍵 其の十三 梅雨が明けて暑くなりましたね‼️ 今日のお菓子は「夏桃」🍑 求肥の皮に薄いピンク色の練りきりが透けてなんとも言えない可愛らしさ‼️ちゃんとおちりもありましたよ😁 床の間の花はリンドウ、四畳半の部屋には、ガラスの花入れ「氷柱 つらら」。本物みたいでヒヤッと涼しくしてくれました。花は木槿と水引でした。 お茶碗には、露草と先日紹介したヒサゴ(瓢)。こんなところにも季節感満載です。 お軸は「入口にまさる難所の中くぐり 通って後の味わいを知れ」 最初困難だと思うことがあってもそれを乗り越えれば楽しいことが待ってる!的な意味だそうです。 瓢箪の絵に濃淡があってちょっと可笑しげな雰囲気です‼️ 今日もお台子(だいす)十二伝の草の真行で、気持ちの良い筋肉痛です😅 最後まで見てくださりありがとうございました🎵
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ポポラス
ポポラスの茶道のおはなし🍵 其の十二 今日のお花は竜胆と、はしばみ。籠に入って涼しげです。 今日のお菓子は「なりひさご、成瓢」 成瓢とは、 ひょうたんの別名なんですね。知らなかった。 鈴なりにたわわに実る様から子孫繁栄、 ひょうたんは古来よりお酒や薬を入れる道具として使われたことから無病息災、 八の字の姿から招福、 などの意味があり、とても縁起の良いとされるものだそうです。 木になっていた青い瓢箪ということで、頭にポチッと切ったあとがありましたよ!芸が細かいですね🎵 ちなみに先週のお菓子は七夕🎋(右上)でした! 今日はお茶箱。持ち歩けるので戦場なんかでも殿様が飲んでたそうです。 今日見つけたダリア‼️ 浴衣の柄になりそうでした~😆 普段なら夏は浴衣を着てお稽古に行くのですが、コロナ禍ではちょっと気がひけます😅 最後まで見てくださりありがとうございました🎵
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