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ウツギの育て方

  • アジサイ科
  • ウツギ属

ウツギの基本情報

ジャンル

庭木・花木

形態

低木

学名

Deutzia

別名

原産地

日本、中国

ウツギの性質

栽培難易度

やや易しい

耐寒性

強い

耐暑性

強い

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

1
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肥料

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開花

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剪定

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ウツギの育て方の画像

ウツギの育て方

北海道から九州までの幅広い地域に分布し、樹高は1.5メートルから2メートルとやや低めです。

初夏から夏にかけて白やピンクの可愛らしい花をつけるのが特徴の、とっても育てやすい初心者にも育てやすいウツギの育て方についてご紹介します。

基礎情報

日当たり

ウツギは、日向などの日当たりがいい場所を好み、日当たりの良い日陰で育ちます。

あまり極端に暗い場所では育ちませんが、基本的にはあまり日当たりには気を使う必要はありません。

また、枝と枝が込み入っている場合には、花後から夏前くらいに剪定を行って枝をすかしてあげる必要があります。

花後に勢い良く伸びる古株を株元から数本間引き、枯れた枝なども一緒に切っておきましょう。

そうすることで風通しが良くなり、株の中までまんべんなく日が当たります。

特に枝と枝が込み入っていない場合は無理に剪定を行わなくても大丈夫です。

木の状態を観察しながら適度に行ってあげて下さい。

 

置き場所

ウツギは日当たりが良くやや湿り気のある場所を好みます。

そのため日当たりのいい場所に置き、水やりをしっかりと行うか半日陰に置くのが良いとされています。

しかし耐寒性・耐暑性が共に強く、乾燥にも耐えられるため置き場所にそこまで気を使う必要はありません。

極端に日の当たらない場所に置いてしまうと成長が望めませんが、そうでなければ自分が育てやすく、目の届きやすい場所に置きましょう。

 

水やり

ウツギは湿り気のある土を好みますが、庭に直接地植えをしている場合は、土が乾きやすい時期を覗いてほとんど水やりの必要はありません。

鉢に植えている場合は、春秋の生育期は土の表面が乾きかけたら朝からたっぷりと水をあげましょう。

秋以降は落葉するため生育期より水を控えめにし、少し乾かし気味に育てましょう。

地植えをしたり外に置いている場合は降雨だけでもほとんど問題無いため水を上げる際は土を気にしながらあげましょう。

 

肥料・追肥

追肥は春と秋の2回に分けて与えます。

木の周りに数カ所深めの穴を開けて、堆肥や有機物などのゆっくりと効いて行くタイプの緩行性の肥料を地中深くに仕込みます。

また、花が散った後にも樹木が花を咲かせるために使った体力を回復させるためのお礼肥もしっかりとしましょう。

お礼肥をしっかりとあげることで、花後も木が元気に育ってくれます。

 

用土

用土は腐葉質な土を好むため、庭で地植えを行う場合はあらかじめ5割程、腐葉土を混ぜて準備をしておきます。

鉢植えにする際は、赤玉土5・鹿沼土2・腐葉土2・川砂1の割合で混ぜた土を使用します。

また、ウツギは水はけの良い土を好みますが、粘土質な土でも十分耐えることができるため、気軽に楽しむなら庭での地植えをオススメします。

 

植え替え・植え付け・種蒔

植え付けは、冬の落葉する時期に行いますが、できるだけ厳寒期は避けましょう。

地植えの場合は土を軽く落とした後、30分くらい根に水分をしっかりを吸わせてから植え付けを行います。

植え付ける場所には最初から腐葉土と堆肥を混ぜておき、よく耕しておきましょう。

植え付けたあとはたっぷりと水をあげましょう。

地植えは一度植え付ければ植え替えの必要はありません。

鉢植えの場合は2年に1回程度を目安に新しい用土を用意し、ひとまわり大きな鉢に植え替えます。

植え替えの時期も植え付けと同じく12月から2月頃です。

 

増やし方

ウツギは挿し木で増やすことが出来ます。

4月と7月頃の株の切り戻しなどで切った枝を使いましょう。

また、挿し木を行う時期は3月中旬から下旬、もしくは6月から7月に行います。

枝の選び方としては、わき芽が発達したものを選びます。

枝を先端から15センチほどの長さに切ります。

このとき、枝の切り口が斜めになるように切ります。

容器はビニールのポットや育苗箱を、用土は赤玉土を使います。

地面に芽が1つか2つ程出る深さに枝を挿します。

その後は、木を乾かさないように日が当たる日陰の場所においてたっぷりと水をあたえましょう。

順調にいくと根が出て、1ヶ月半程で庭に植え付けることが出来ます。

また、切り戻しなどで切ってしまった枝も挿し木以外の方法として、瓶などに生けてみても楽しめます。

増やした木を庭に並べて植えることで外からの目隠しにすることができ、開花の時期には花を思う存分に楽しむことができます。

 

病気・害虫

春から初夏にかけて葉に、「ウドンコ病」にかかりやすくなっています。

風通しの良いところへ置き、窒素分が多く含まれる肥料を使うことで予防が可能です。

発生してしまった場合は殺菌剤を使いましょう。

また、春から秋の高温になる時期に「さび病」が発症し葉にイボ状の斑点が付くことがあります。

薬剤である程度の予防は可能ですが、発症してしまったら病気になった葉を取り除き薬剤を散布して他の葉への伝染を防ぎましょう。

さらに、春になるとアブラムシが発生します。

放っておくと、どんどんアブラムシに植物の栄養を吸われてしまうので予防として早めに殺虫剤を散布しておくか、見つけ次第駆除することをオススメします。

予防と適切な処置で病気や害虫にも負けない植物を育てましょう。

 

管理温度

耐寒性と耐暑性が共に強いため、あまり管理温度を気にする必要はありません。

日当たりのいい場所に置いてあげて下さい。

 

種類・品種(代表的な)

ウツギの種類の中にはシロバナヤエウツギやサラサウツギなどがあります。

一般的なウツギの花びらが5枚なのに対してこの二種は八重咲きになっており、重厚感があり華やかな印象の花を咲かせてくれます。

花の色も白いのが特徴のウツギですが、ピンクの花もとっても可愛らしく人気のある品種です。

また、そこまで大きく茂らせたくないという人は、元々そこまで大きく茂らない品種のヒメウツギを育てることをオススメします。

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

開花する時期は5月から7月程度。

基本的にウヅキは白くて5枚の花びらが特徴の可愛らしい花を咲かせます。

花の大きさはあまり大きくありませんが、枝先に円錐の花序をつけているため溢れんばかりに花が咲き美しい光景が作られます。

この花は8月頃に花が形成され、翌年の春に開花するようになっています。

そのため、2月に切り戻しをしてしまうとその年は花を見ることが出来ません。

花を楽しみたい場合は、よく考えて切り戻しを行う必要があります。

また切り戻しの作業は、3年から4年に一度くらいが目安です。

 

トリビア

花言葉

花言葉は「秘密」です。

ウヅキは、枝の中身が空洞であることから連想してつけられたとも言われています。

枝の中にある空洞に秘密を込めているというような意味合いです。

 

由来伝承

ウヅキの名前の由来は、枝の中身が空洞で「空ろな木」という意味から空木(うつぎ)になったと言われています。

さらに、旧暦の卯月(うづき)の頃に花が咲くため、そこから名前が付いたとも言われています。

 

まとめ

ウツギは基本的に耐寒性にも耐暑性にも強く、水やりや置き場所をとってもそんなに手間のかかる植物ではないので、初心者さんにもとっても育てやすい植物です。

あまり手間を掛けずに木を育てたい、花を楽しみたいという方にはウツギの地植えをオススメします。また、その代わり肥料をきちんとあげることできれいな花や元気な木を長く楽しむことができます。更に、木の剪定も4ヶ月に一回行うことでコンパクトに楽しむことができるのでオススメです。更に剪定や切り戻しなどを行わずにあまり大きく茂らせたくないという場合はヒメウツギという品種を育てることもオススメします。

 

 

※トップ画像はPhoto by 旅行鳩さん@GreenSnap

FLORA

FLORA

1985年生まれ。 お花もグリーンも生活の一部。 休日はもっぱらグリーンのあるカフェ巡り。

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