ブーゲンビレアの画像

ブーゲンビレアの育て方

  • オシロイバナ科
  • ブーゲンビレア属

ブーゲンビレアの基本情報

ジャンル

草花

形態

つる植物

学名

Bougainvillea spectabilis

別名

ブーゲンビリア

原産地

南米

ブーゲンビレアの性質

栽培難易度

やや易しい

耐寒性

やや弱い

耐暑性

強い

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12

肥料

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12

開花

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
ブーゲンビレアの育て方の画像

ブーゲンビレアの育て方

ブーゲンビレアに花はなく、花のように色づき、咲いているようにも見える部分は、すべて苞と呼ばれている葉っぱの一部です。

トロピカルカラーの印象が強い南国の花としてしられているブーゲンビレアの育て方について、紹介していきます。

基礎情報

日当たり

一定の温度を保っていることで、一年の間ずっと咲き続けてくれるブーゲンビレアに大切なのは日光です。

南国の花の一つとしてもしられていることから、ブーゲンビレアは日にあたるのを好む植物です。

日光にあてることで、沢山の花を咲かせてくれます。

日光が不足してしまった時には、せっかく咲いてしまった花が落ちてしまったり、生育が悪くなってしまうことがあるので、管理する場所は必ず日の当たる場所にしておきましょう。

ですが、一日中日の当たる場所に置いておくことは逆効果となってしまいます。

午前は日が当たり、午後には直射日光があたらない場所で管理をしてあげましょう。

地植えの場合は、夜中に街灯などの光があたらない場所に植えてあげてください。

 

置き場所

ブーゲンビレアを育てる場合は、暖地で管理するほうが育てやすいです。

特に、ビニールハウスのように温かい気温を維持することのできる環境にあるのが好ましいです。

温かな気温のままでいることで、ブーゲンビレアの花を一年中楽しむことができます。

鉢植えで育てる場合なら、季節で変わる気温に合わせて移動させることができるので、楽に管理をすることができます。

地植えの場合でも、マルチングなどの対策をとって、寒さにも耐えれるようにしておくと、ブーゲンビレアを枯らすことなく育てることができます。

ただし、塀などの障害物がすぐそばにある場所にブーゲンビレアを植えてしまうと、根の発育が制限されてしまうので気を付けましょう。

鉢植えでも地植えの場合でも、日のあたっている場所を選んで管理をしましょう。

 

水やり

水の与え方によって生長にも影響が大きく出てくるので、ブーゲンビレアの水やりはとても重要なこととなっています。

それほど気にする必要のない品種もありますが、大体のブーゲンビレアは、水を与えるほど枝葉が増え、花の芽の生育が鈍くなってしまう性質を持っています。

乾燥地域で育ってきたため、ブーゲンビレアは乾燥気味に育てていくのがポイントとなっています。

花芽を付け始める生育期である4月から10月の間は、土が乾いた時にたっぷりと水を与えます。

この時に、若い枝についている葉っぱがすこしだけ萎れているくらい乾燥させてから水を与えると、花を咲かせやすくなります。

乾燥させたあとに湿気を与えることで花芽がつきやすくなる性質を持っているブーゲンビレアは、この方法をとることで開花させる時期を調節したり、花つきをよくさせたりすることができるようになっています。

枝が伸びすぎていると感じている時には水やりを控え、たくさん枝を伸ばしたい時にはたっぷりと水を与えましょう。

ですが、花が咲いている時期に水やりをしすぎてしまうと、花の数が減ってしまい、生長しきれずに残ってしまった花の芽がトゲになって枝についたままになってしまうことがあるので気を付けましょう。

生育期を過ぎて冬に入ってしまうと、ブーゲンビレアは水を吸い取る力が弱まってしまうので、生育期ほどに水やりをする必要はありません。

低温になると生長することがないので、乾燥気味に育てていきます。

乾燥させて育てていくことで、ブーゲンビレアに耐寒性がついていくので、11月から3月にかけて、1週間に1度の回数で水やりをしましょう。

季節や生長段階によって水の加減を変えていくことで、ブーゲンビレアの花がたくさん咲くように促すことができるようになります。

他にも、根っこの部分が凍ってしまわないように、夜中や早朝の水やりを避けて、晴れている日の午前中に水やりをするようにしましょう。

 

肥料・追肥

長い期間にわたって、生長と開花を繰り返していくブーゲンビレアには、常に栄養を与えておく必要があります。

使用する肥料では、即効性の液体肥料よりも、ゆっくりと効果を出して、長時間栄養を与えることのできる緩効性の化成肥料を施すのが適しています。

地植えの場合は心配ありませんが、鉢植えでブーゲンビレアを育てている場合は、葉っぱの色が綺麗な緑に染まらず、どこか冴えない色合いになりやすくなってしまうので、肥料は必須となってきます。

5月から9月の間の、花が咲き終わった後や、剪定後、芽吹き後の時期に、化成肥料を施して生育の為に必要な栄養を与えましょう。

開花の直前になって肥料を与えてしまうと、逆に栄養を与えすぎて花付きが悪くなってしまいます。

窒素成分が多く入っている肥料は新芽の生育だけが活発になってしまうので、肥料は時期をうかがいながら、成分に気を付けながら使用しましょう。

 

用土

ブーゲンビレアに適している土は、水はけのいい土です。

用土を自分で配合する場合は、赤玉土の小粒が7、腐葉土が3の割合で混ぜられた基本用土を使用するか、赤玉土が4、腐葉土が3、軽石が2、鹿沼土が1の割合で混ぜ合わせている土を使用しましょう。

ここに化成肥料も加えてから、2週間ほど寝かせてから苗植えをしてください。

大鉢を使う場合は、赤玉土の中粒が5、腐葉土が3、軽石が2の割合で配合された用土を使用してブーゲンビレアを育てましょう。

この配合用土を使って室内で育てる場合は、腐葉土をピートモスに変えて配合させるのもおすすめです。

地植えを行う場合は、植え付けの前に、掘り起こした庭土の中に腐葉土とバーク堆肥を3割混ぜ合わせて、化成肥料も加えてから3週間ほど寝かせておく必要があります。

 

植え替え・植え付け・種蒔

植え付けをする前に、土づくりをしておく必要があります。

土づくりは4月から6月の間にして置く必要があり、5月から7月の、気温が段々と温かくなってきた頃に苗を植えていきます。

ビニールハウスのような気温を一定に保ちつづける場所がない場合は、ブーゲンビレアの苗を鉢植えで育てていくのが一般的です。

冬を越していく場合は鉢植えで育てていれば、季節や気温が変わってしまっても、場所の移動が楽に済ませることができるので、管理も簡単になっています。

鉢植えでブーゲンビレアを育てる場合は、5号の植木鉢に苗を植えます。

十分な深さのある鉢の底に軽石と用土を入れて、根っこの部分を傷つけないように苗を取り出してから、鉢の中心に置きます。

この根っこが傷ついてしまうと、うまく生長することができなくなってしまうので気を付けましょう。

苗の周りに土を入れていき、最初の1年は風通しもよく温かい気温の場所で、日に当てておくことのできる屋外で育てましょう。

地植えの場合も鉢植えでの植え付けと殆どおなじですが、高い畝を作って根を傷つけないように植え付けていきましょう。

ブーゲンビレアの植え替えは、2、3年に1度、4月から6月のうちにやっておく必要があります。

ブーゲンビレアは根っこをまっすぐと下に伸ばしていく性質をもっているので、植え替えせずに放置していると、鉢が割れてしまったり、根が傷んでしまう事があります。

つぼみを作る時期や、開花の時期を避けて、一回り大きな鉢へと植え替えましょう。

新しい鉢の底へ軽石と新しい用土を入れて、古い鉢から土ごと引き抜きます。

古くなってしまった土は軽く落としてから、傷んでしまったり、黒ずんでしまっている根がないかを探しましょう。

そういった根があった場合はすぐに切り取り、苗を新しい鉢の中に植えこんで、水を与えていきます。

植え替えが済んだら、元の場所へ戻して管理をしましょう。

苗植えをする時に、根っこがまっすぐ下に伸びる性質を利用して、根元の部分にアリッサムや這性ベロニカを植えて、寒さ対策をとると、地植えでも冬を越すことができるようになります。

 

増やし方

ブーゲンビレアを増やす方法では、挿し木と種蒔の方法があります。挿し木で増やす場合は、6月から7月に行うようにしましょう。

硬く、傷がない枝を選ぶのがポイントです。剪定をした時に切り落とした枝を利用することもできます。

挿し木の方法は、まずナイフで長さ10センチ、切り口の部分が斜めになるように枝を切り取って、根が生えやすくするために、葉っぱを4、5枚にしておきます。枝に残った葉っぱは3分の1ほど切り落としてから、切り口の部分を30分から60分の間水に浸しておきます。

水からあげてから、切り口部分にメネデールを塗って、湿らせたパーライトや川砂などを敷いて置いた小鉢に枝を挿しこみます。

この時に、枝の3分の2が埋まるくらいまで土をよせておきましょう。

土が乾燥しないように水やりをして、半日陰で管理をします。1、2ヶ月ほど経った頃に植え替えをしてください。

種蒔でブーゲンビレアを増やす場合は、開花したブーゲンビレアのサヤが十分に熟した時に、種を採取しておきましょう。

封筒に入れてからビニール袋の中に保管し、それを春まで冷暗所で保存しておきます。

気温が20度前後になる5月から7月に、種蒔用の土を入れているポットへと種をおきます。

種の上に軽く土を被せてから水を与え、土が乾燥しないように気を付けながら、日陰で管理します。

1ヶ月ほどで発芽し、苗が育ってから庭や鉢に植え替えてください。

 

病気・害虫

ブーゲンビレアを育てる時に注意する病害虫はほとんどありませんが、夏の時期、風通しの悪い場所で管理していると、アブラムシの被害を受けてしまう事があります。

アブラムシは寄生した植物から栄養を吸い取って株を弱らせていきます。

それだけでなく、アブラムシの排泄物によって、すす病を誘発させてしまうことがあり、すす病で葉っぱの形が悪くなるという影響も受けてしまいます。

アブラムシを見つけた時には、すぐに水をかけて洗い流すか、殺虫剤を散布して対処しましょう。

アブラムシは反射光を嫌う性質をもっているので、ブーゲンビレアの株元にアルミ箔などを敷いて予防をしておきましょう。

 

管理温度

ブーゲンビリアは寒さに弱い植物なため、気温が10度以下になっている環境で管理していると枯れてしまいます。

鉢植えで育てている場合は、冬に成ったら室内の温かい部屋へ移動させて、10度以上の室温を保つようにしましょう。

地植えの場合では、防寒対策をしておかないと枯れてしまうので、株元にビニールやバークチップを敷くことでマルチングをして、寒さによって枯れてしまわないように対処しましょう。

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

半つる性植物であるブーゲンビレアは、中央アメリカから南アメリカなどの熱帯地域が原産地となっています。

薄紙のようにひらひらとした質感のある苞があり、これが花だと見間違えられることがあります。

苞の色はピンクや赤、黄色など明るく目につく色合いが多くありますが、開花してもその香りはほとんどありません。

5月から10月までの長い期間開花しているため、長くその色鮮やかな姿を見続けることができます。

地植えや鉢植えでも育てられることから、室内に飾るシンボルツリーや、庭木としても人気がでています。

 

トリビア

風水

ピンク色のブーゲンビレアを飾ることで、優しい気持ちや人との縁を大切にすることができる効果がでると言われています。

ピンクの色を眺めることで、気持ちを落ち着かせる効果もあります。

 

花言葉

ブーゲンビレアの花言葉には、「情熱」「あなたは魅力に満ちている」というものがあります。

南国の花として知られていることから、熱の感じる花言葉がつけられ、人の気持ちを揺さぶってくれることから、「魂の花」とも呼ばれているほどです。

 

由来伝承

ブーゲンビレアの名前が決められた由来には二つの説があります。

一つは、1760年にブーゲンビレアを見つけたフランスの探検家であるブーガンヴィルにちなんでつけられたという話です。

もう一つは、フランスの植物学者であるフィリベルト・コマーソンがブーゲンビレアを見つけ、自分の友人であるルイス・デ・ブーゲンビルの名前からとったという説です。

 

まとめ

様々な色を見せる南国の花、ブーゲンビレア。香りがないので、花のにおいを気にする人にはおすすめです。

takenaka

takenaka

お花と植物を愛するライター。 お花と植物と共に暮らすグリーンライフに憧れて、去年お庭付きの一軒家に引っ越しました。まだまだ理想のお庭にはほど遠いけど、週末の楽しみは少しづつお庭の手入れをすることです♪

『ブーゲンビレアの育て方』の記事をみんなに紹介してみましょう

花の新着コラム

花の新着投稿画像

花の種類

キララ

開花期間が長くオステオスペルマムとは思えないほど多くの花穂があふれるように咲きます。花の中心までクリ... キララの育て方へ

ノアサガオ

一年草のアサガオとは違い、比較的寒さにも強いため、関東以西では冬を越すことができます。流通量が多いの... ノアサガオの育て方へ

エリカ

エリカ属にはおよそ740種があり、日本では50品種程度あると言われています。開花期は、種類によりそれ... エリカの育て方へ

ツツジ

真夏の直射日光は避けますが、日当たりのよい場所で育てます。 ツツジの育て方へ

イベリス

年間を通して日当たりのよい場所で育てます。 イベリスの育て方へ

プルメリア

日当たりがよく風通しの良い場所に置きます。気温が5℃より下回る場合は室内に入れ、日当たりの良い場所に... プルメリアの育て方へ

GreenSnap

植物の名前を調べるなら

アプリで聞いてみよう!

★★★★★
ダウンロード
無料