オキザリス・デッペイの画像

オキザリス・デッペイの育て方

  • カタバミ科
  • カタバミ属

オキザリス・デッペイの基本情報

ジャンル

草花

形態

多年草

学名

Oxalis tetraphylla

別名

オキザリス・テトラフィラ,ラッキークローバー

原産地

メキシコ

オキザリス・デッペイの性質

栽培難易度

易しい

耐寒性

普通

耐暑性

普通

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12

開花

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
オキザリス・デッペイの育て方の画像

オキザリス・デッペイの育て方

オキザリス・デッペイは、またの名をオキザリス・テトラフィラ、英名と、販売されるときの名は「ラッキークローバー」です。

メキシコが原産地とされています。四枚の葉の中央が黒く染まり、小さな花は真っ赤です。

繁殖力が高く、初心者にも育てやすいです。

基礎情報

日当たり

オキザリス・デッペイは、日当たりのいい場所を好みます。夏の間は、日にたっぷりと当てて下さい。

 

置き場所

オキザリス・デッペイは、乾燥を好むというわけではありませんが、高温多湿を嫌います。

しかし、室内ではなく戸外で育てて下さい。カタバミ属の例に漏れず、日の光を浴びるとぐんぐん育ち、繁殖します。

日光が不足してしまうと、青々としていた葉っぱが黄色く変色してしまい、ポロポロと散ってしまいます。

茎も間延びして、ヒョロヒョロとしたものになってしまいますから、しっかりと日光にはあてて育てて下さい。

 

水やり

水をあまり与えすぎると根腐れを起こしてしまいます。

水はけの良い土を用意して、育てて下さい。カタバミ科の例に漏れず、剛健な性質を持っています。

植えっぱなしでも比較的よく育ちます。葉のある時期は、土の表面が乾けば水を与える程度で大丈夫です。

オキザリス・デッペイは1年で枯れたりすることない宿年草です。

冬の間は植物の地上部は枯れてしまいますが、また暖かい時期を迎えると、大きく育ち始めて、葉を広げ、花を咲かせます。

冬になると地上部がまっさらになってしまいますが。まだ生きています。冬の間は水やりは控えめにして下さい。過湿には弱いです。

 

肥料・追肥

カタバミの仲間なので、肥料はなくとも育ちます。腐葉土や堆肥などを植え付ける際に混ぜる程度で十分育ちます。

茎などがよれて、成長具合が気になるのでしたら、葉の生育する春から夏にかけて置き肥をするか、月に何度かリンなどの入った液体肥料を与えて下さい。

すると花の発色がよくなったり、花の本数が増えます。

 

用土

オキザリス・デッペイは、水はけのよい土を好みます。また、地植えでも問題なく育ちます。

鉢植えで育てるのでしたら、一般的な草花向けの、赤玉土を7、腐葉土を3の割合で混ぜて用土をつくります。

居住地域の湿度や、その年は雨の多くなりそうだなと気になって、水はけのこだわるのでしたら、川砂を1割ほど混ぜてもかまいません。

土を作るのがあまり得意ではないという方は、市販の普通の園芸用草花培養土で大丈夫です。

オキザリス・デッペイは剛健な種ですが、根はあまりふとくなく、細々としたものですので、土をあまり固めずに、空気の隙間をつくるイメージ、ふかふかの土をつくるつもりで用土を用意して下さい。

乾燥には強いですが過湿には弱いので、水はけの悪い環境だと根と球根が腐りやすいです。

 

植え替え・植え付け・種蒔

オキザリス・デッペイの植え付け・植え替えに適した時期は、3月から4月の間です。

また、このころに分球で増やすこともできます。

球根の増え方は凄まじいので、株をわけないとオキザリス・デッペイが密集してしまい、育ちが悪くなってしまいます。

毎年根を傷つけずに、植え替えましょう。

 

増やし方

自然分球する種です。しかし、自然分球に頼っていると、オキザリス・デッペイが密集してしまい、過度に群生します。

育ちが悪くなっていってしまいますので、人工的に分球します。

冬の地上部がなくなったころに土から掘り出して、親球のよこに新しく出来た子球を手でそっと分離させて、増やしていきます。

この際、注意しなければならないのは、根を傷つけてはいけないことです。

そして、切り離した球根は、土を払い、通気性の良い野菜や果物を持ち運びする際などに使う網のネットのなかに入れてるつるしておきます。

場所は、風通しの良い、冷えていて日光の差さない暗所が好ましいです。

そして、植え付ける3月から4月のころになったら、分離した子球を再び元株から間隔を離し、植えていきます。

毎年これを繰り返すと、どんどんオキザリス・デッペイは増えていきます。

土の表面から、3センチから5センチの深さに植え付けて下さい。そして、寄せ植えをするのでしたら、間隔も3センチから5センチ空けて下さい。

 

病気・害虫

ほとんど、病気や害虫は寄せ付けない種です。まれにさび病がつくことがあります。

さび病とは、空気か、水によって伝染する病で、葉が被害をうけます。つくさびの種は主にトリアングラス種です。

さび病の原因として、過肥や肥料切れ、オキザリス・デッペイは肥料をあまり必要としませんから、地植えや、市販の草花用培養土で育てている限り、肥料切れで罹患するということはないです。

また、水はけのわるい土でそだてるとさび病にかかりやすくなります。風通しと、日光不足に注意し\して下さい。

また、さび病にかかった株は、そのまま放置しておくと、菌ごと冬を越してしまうので、さび病にかかった株は除去してください。

対策としては、バランスのよい培養土で育てて、日光に十分当て、風通しをよくします。水はけのよい用土を選び、過密状態の葉っぱは剪定剪枝し、発生した葉は速やかに除去します。

また、害虫としては赤ダニがつきやすいです。手か割り箸で取り除いて下さい。水をふきかけて、洗い流すのも方法の1つです。

 

薬用や用途

花・葉が食用として使用できます。シュウ酸を含有していて、花と根の味わいはレモンに似ていると言われています。

しかし、シュウ酸の過剰摂取は1部の結石の原因とも言われています。なので、大量に食べることは推奨されていません。

しかし、水溶性のシュウ酸なので、熱を加えると溶けますし、カルシウムと一緒に摂取することによって、結石化を抑えることができます。

日本では馴染みがないですが、英語圏やインドではレシピがいっぱいあって、食べることのできる雑草として認識されています。

普通に食されているほうれん草にもシュウ酸は含まれています。神経質になる必要もないです。

サラダにしたり、天ぷらにしたり、ばら寿司の盛り合わせにしたりと、葉の中央が黒く、見た目にも面白いですから、枯れる前に摘み取って、食べて見るのもオススメです。

 

管理温度

オキザリス・デッペイは、冬は地上部が枯れしまいますので、冬の間は土の凍結を避ける環境でしたら気にする必要はありません。

夏の間は、日光をたっぷり浴びさせることを考えて下さい。枯れても、また次の年には復活します。

 

種類・品種

オキザリス・デッペイは、カタバミの仲間に属しています。

“オキザリス”というのは正式な学名ではあるのですが、カタバミはいわゆる雑草で、駆除対象でもあります。

園芸用種として販売されるカタバミ族は、”オキザリス”に名をかえて売られています。

園芸用の品種としては、開花している期間も長く、濃いピンクの大きな花を咲かせるオキザリス・ボーウィー、鮮やかな黄色の花を咲かせ、葉の大きさに比べて、大きな花を咲かせるオキザリス・ロバータ、葉が美しく、傘の骨組みのような葉を放射状に広げるオキザリス・パルマ(別名・孔雀の舞)などがあります。

園芸品種としてあまり扱われない種としては、道端や、アスファルトの隙間などによく生えている、紫色の葉の色が特徴的なアカカタバミや、葉の表面に毛がみっしり映えるケカタバミ、江戸時代に日本に観賞用植物として導入されたムラサキカタバミなどがあります。

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

花の色は赤みがかった桃色の花をさかせます。

オキザリス・デッペイの成長がうまくいって、花をtくさんさかせると、中心の黒いよつ葉の周りに赤桃色の花をたくさん咲かせて、コントラストが大変きれいです。

 

トリビア

花言葉

オキザリスの仲間みんなの花言葉ですが、「決してあなたを捨てません」「輝く心」などです。

カタバミの仲間の植物としての強さ、根が四方にはびこるため、駆除してもまた来年には生えてくる剛健さが、「けっしてあなたは捨てません」の花言葉の由来となっています。

また「輝く心」という花言葉は、カタバミの葉っぱで、真鍮の仏具を磨いたり、鉄製の鏡を磨いていたとも言われていて、それが「輝く心」の由来となりました。

カタバミの葉っぱで10円玉をこすると、ピカピカになります。シュウ酸が含有されているためです。

 

由来伝承

オキザリス・デッペイの”オキザリス”は、ギリシア語で”酸っぱい”または酸味を意味します。

また、別名の”ラッキークローバー”は、葉が四つ葉のクローバーのように見えたことに由来します。

英語圏でのアイアン・クロスの名前は、葉の黒い部分がまるで十字のように見えたことに由来します。”デッペイ”に関しては、由来は不明です。

 

まとめ

今回は、オキザリス・デッペイをご紹介いたしました。

日本に住んでらっしゃる方でしたら、砂利道や、舗装道路などでたくましく冴えているカタバミの仲間を見かけたことはお有りだと思います。

生命力が強靱で、カタバミはよく日本の武将の家紋にも採用されています。

1度土地に根付くと駆除が困難で、毎年姿を見せることから、「絶えない」その性質が、家運隆盛・子孫繁栄にも通じ、縁起物として捉えられてきました。

藤・桐・鷹の爪・木瓜とともに、カタバミは五大紋の1つとして数えられています。

おおよそ家紋の9パーセントがカタバミの家紋です。

生命力の高さ、育てやすさはオキザリス・デッペイにも共通しており、原産地はメキシコの乾燥地帯です。

オキザリス・デッペイは、又の名をアイアン・クロスといい、葉の黒い模様が十字に見えることに由来しています。

宿年草ですので、何年間か植えっぱなしでも、毎年その姿を見せてくれます。

オキザリスは”酸っぱい”という意味のギリシア語ですが、その名の通りに酸味があって、

サラダにもしてもおいしいですし、天ぷらにしたり、味噌汁に入れたりすると変わった妙味があり、食卓に彩りを添えてくれます。

育てるために特別な作業やケアも必要なく、1度植えたら毎年花を咲かせ、

分珠によってどんどん増やすことのできるオキザリス・デッペイを、1度育ててみてはいかがでしょうか。

 

takenaka

takenaka

お花と植物を愛するライター。 お花と植物と共に暮らすグリーンライフに憧れて、去年お庭付きの一軒家に引っ越しました。まだまだ理想のお庭にはほど遠いけど、週末の楽しみは少しづつお庭の手入れをすることです♪

『オキザリス・デッペイの育て方』の記事をみんなに紹介してみましょう

花の新着コラム

花の新着投稿画像

花の種類

ジギタリス

1株植えるだけでイングリッシュガーデンのような雰囲気になることで人気。 ジギタリスの育て方へ

オキナグサ

真夏の直射日光は避けますが、日当たりと風通しのよい場所で育てます。 オキナグサの育て方へ

オミナエシ

茎がすぐに伸び、先端に細かく黄色い花を咲かせます。秋の七草の一つとして有名。切り花にすると水がひどい... オミナエシの育て方へ

ケマンソウ

明るい日陰、または午後は日陰になる場所で育てましょう。 ケマンソウの育て方へ

スノードロップ

真夏の直射日光は避けますが、日当たりのよい場所で育てます。 スノードロップの育て方へ

GreenSnap

植物の名前を調べるなら

アプリで聞いてみよう!

★★★★★
ダウンロード
無料