イワシャジンの画像

イワシャジンの育て方

  • キキョウ科
  • ツリガネニンジン属

イワシャジンの基本情報

ジャンル

草花

形態

多年草

学名

Adenophora takedae

別名

イワツリガネソウ

原産地

日本

イワシャジンの性質

栽培難易度

やや難しい

耐寒性

普通

耐暑性

やや弱い

耐陰性

時期

種まき

1
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植え付け・植え替え

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肥料

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開花

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イワシャジンの育て方の画像

イワシャジンの育て方

イワシャジンは主に夏の終わりから秋にかけ開花し、細い茎の釣瞳形の花をぶら下げ流ように付け色は青紫色で先端が5つに分かれています。

見た目は細く繊細な植物ですが、しっかりと根を張る丈夫な植物です。

そのイワシャジンの育て方をご紹介していきます。

基礎情報

日当たり

イワシャジンは、芽が出て茎葉を成長させ、春、夏は日光を当て育てていきます。

また、生長期は充分に日を当てることで丈夫な株に育ちます。

しかし、強い乾燥や暑さにかなり弱いので梅雨入り以降は強い直射日光は避け室内で育てることをオススメします。

 

置き場所

イワシャジンは特に霧の多い滝や谷の飛沫がかかる場所に生息しており、栽培には少し工夫が必要です。

芽出しから栄養葉が成長するところには、明るく日当たりの良い場所を好んでいます。

ですので、茎が立ち上がり始めたところから遮光を始め、葉焼けや乾燥による傷みを防ぎます。

また、梅雨明けごろからは50%から70%遮光して、風通しよく涼しい環境をよく整えるようににます。

夏が過ぎて夕方から涼しくなる頃から、蕾の開花が始まります。このころは50%と遮光を調整し、花色を調整します。

花が終わり、再び栄養葉が出始めてから日当たりの良い棚上などへ移し来年の株を育てます。

また、冬は、凍結などの厳しい地域では棚下などで寒さを防ぎましょう。

庭植えの場合、日当たりは朝日が当たる程度の場所が心配なく育てることができます。

直接地面に植えるより、池などのわきやウォールロックなどの石組みの中に植え込んだ方が無難でしょう。

 

水やり

水のやり方としては、春と秋は朝に、夏と夕方は夜に、葉の上からたっぷりと水を注いであげます。

しかし、雨が多く湿度の高い時期は、水やりを少し控えた方が葉や株を傷めません。

鉢の中の土の表面に湿り気を感じたら、一日おいてから水をあげるといいでしょう。

多湿にしすぎると凍結により茎や株を傷めてしまう可能性がありますので水のやりすぎには常に注意をすることをオススメします。

イワシャジンは、冬に地上部が枯れ、冬至芽と根の状態で越します

ですので冬場は土の様子を見つつ乾燥しない程度に水やりをする必要があります。

逆に水のやりすぎで多湿にすると凍結により根茎を傷めるので数日に1回程度でいいでしょう。

 

肥料・追肥

イワシャジンは、植え込みの際に元肥として、鉢の底に暖効性化肥料を数粒使用します。

その頻度としては若葉が出始める4月上旬から6月下旬まで、また9月下旬から11月上旬までの間に三要素等量の液体の肥料を2週間に1回投入します。

さらに、同時期に市販の山野草用の置き肥を入れると効果的です。

 

用土

イワシャジンは水はけがよく、また水をかなり好みます。

そのため鉢は、通気性と水はけもよく、茎が垂れ下がるため深めの鉢が良いでしょう。

用土は水はけと水持ちを考慮し、市販の山草用の培養土の小粒、中粒を加えたものであり、さらにそれぞれが3mmから10mmの日光砂、硬質鹿沼土、軽石を4対4対2で加えた用土を混ぜるとより効果的です。

 

植え替え・植え付け・種蒔

イワシャジンの植え付けに関しては、春の芽が出始め前の3月上旬から4月上旬に行います。

また、秋は茎葉の枯れる10月中旬から下旬に行います。

植え替えは2年に1回程度でその時に注意するのが古い培養土を落としすぎると、細いひげ根がなくなってしまうことがあるので周りの培養土はある程度残す必要があります。

 

増やし方

イワシャジンの増やし方に関しましては、まず株分けと種まきの2種類があります。

株分けは、植え替えの際に行い、無理に株を割らず、手で分けられる範囲で分けます。

必ず芽のあることを確認し、根茎をカッターで切りその切り口には必ず殺菌剤を塗る必要があります。

次に種まきに関しては、秋に種をとり、冷蔵庫で保存して春に種をまきます。

1ヶ月から2ヶ月で発芽して、秋には2枚から4枚の栄養葉に成長していきます。そこから早いものですと2年目にして開花します。

 

病気・害虫

イワシャジンに起こりうる病気に関しましては、うどんこ病、葉焼け、カビ病、軟腐病等があります。

これが起こる原因としては高温多湿時に水をあげすぎることになります。

ですのであまり水をやり過ぎず、鉢土が湿っていれば一日おいて次の日に再度確認し水をやるなどとの注意を心がけることをオススメします。

害虫に関しては、ネズミ、ナメクジ、イモムシ、バッタ、ダニ等があります。

その中でナメクジ、イモムシやバッタは食害にあったりします。

また、梅雨時期はハダニが出やすく、冬にはネズミによる地下部の食害に注意する必要があります。

それぞれの対処法としては、ネズミはネズミ捕りの設置またはネズミの入らない場所で育てるなどあります。

またナメクジやイモムシ、ハダニ、バッタ等は鉢植えに水やりをしたら、受け皿に溜まった余計な水分を必ず捨てるようにすることや、または、市販に売っている害虫スプレー等で退治するのが効果的です。

 

 

管理温度

イワシャジンは、強い乾燥や暑さにかなり弱いので梅雨入り以降は強い直射日光は避け室内で湿度を管理することをオススメします。

 

種類・品種

イワシャジンは山野草として人気が高く、大草の多年草で、特に関東地方南部や中部地方南東部の山地の岩場によく見ることができます。

この仲間の植物としては地位異変が多く、ホウオウシャジン、ツクイシシャジン、ヒナシャジン、ヤジャジンシャジン、ウメガシマシャジン、アマハタシャジン、オオヤシャジンなどと地名で呼ばれ区別されています。

ホウオウシャジンとは、南アルプス鳳凰三山の限られた岩場に自生するイワシャジンの変種です。

茎葉は細く、先端が鎌形に曲がっており、7月から8月にかけて紫色の釣鐘型の花を数輪、垂れるように咲かせます。

ツクシイシャジンは九州中央値南部に限られて生息しており、現在は乱獲により激減している。

また、これはイワシャジンににて栄養葉は三角で、夏に咲きます。花は釣鐘型えやや小さく葯が突出しているのが特徴です。

ヒナシャジンは四国の石灰岩地に稀に見られます。

細長い葉を垂らし、晩夏から秋にかけて咲きます。最近では、白花やダブル咲きなどの花が流通し、マニアにも人気になってきています。

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

イワシャジンは、秋に紫色の釣鐘型の花が咲き、岩場から垂れるように開きその様子はとても風嬢があり、かなり人気の高い花で有名です。

また、根茎はゴボウ根を束ねたようなもので、春の芽出し後に、株枕に栄養葉のスペード型の葉を開かせます。

 

トリビア

花言葉

イワシャジンの花言葉には、「感謝」「誠実」などがあります。

「感謝」は、釣鐘型の花の形が教会の鐘を連想させることからつけられました。

また、「誠実」は、ひんやりとした湿った岩石などでひっそりと、細い茎先に涼しげな趣のある花を咲かせる可憐な姿からつけられました。

 

由来伝承

漢字では岩沙参と書き、中国の漢方薬「沙参」から由来し岩に自生する様子から付いた名前です。

「シャジン」という植物名はイワシャジンを含むキキョウ科ツリガネニンジン属や近緑植物につけられています。

山地による変種があり、代表的なものとしては南アルプス薬師寺、観音寺、地蔵岳産のホウオウシャジンがよく認知されております。

 

まとめ

今回はイワシャジンのご紹介をさせていただきました。

イワシャジンは、関東地方、中部地方の山脈の岩場に見られ、このイワシャジンは霧が多い谷や滝の飛沫がかかる場所に生えるので、栽培には少し工夫が必要です。

しかし、夏を過ぎて夕方が涼しく感じる頃から、蕾が膨らみ開花が始まり、秋には紫色の釣鐘形の花が岩場から取れ下がるように開花しとても風情のある花で山野草です。

ぜひ一度育てて見てはいかがでしょうか。

 

takenaka

takenaka

お花と植物を愛するライター。 お花と植物と共に暮らすグリーンライフに憧れて、去年お庭付きの一軒家に引っ越しました。まだまだ理想のお庭にはほど遠いけど、週末の楽しみは少しづつお庭の手入れをすることです♪

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