ライスフラワーの画像

ライスフラワーの育て方

  • キク科
  • オゾタムヌス属

ライスフラワーの基本情報

ジャンル

庭木・花木

形態

低木

学名

Ozothamnus diosmifolius

別名

原産地

豪州

ライスフラワーの性質

栽培難易度

普通

耐寒性

やや弱い

耐暑性

やや弱い

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

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肥料

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開花

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ライスフラワーの育て方の画像

ライスフラワーの育て方

日本人の主食として昔から食べられている食物といえばお米になります。

それと似た米粒状のつぼみが茎の先に固まって咲いているような樹形から、ライスフラワーと呼ばれる植物があります。

ライスフラワーを知って育ててみましょう。

基礎情報

日当たり

ライスフラワーは日当たりがよい日なたと風通しの良い場所を好みます。夏の強い直射日光がとても苦手になります。

強い日光があたると葉焼けして枯れてしまうことがあるので、真夏は風通しのよい半日陰か明るい光が望ましいです。

 

置き場所

季節によってライスフラワーは置き場所が異なります。

高温多湿が苦手なため、夏は直射日光を避けた風通しのよい半日陰か、明るい日陰に鉢を置くようにしましょう。

庭植えならば遮光板で遮るか、寒冷紗を使って日光をさえぎると葉焼けなどダメージを防ぐことができます。

寒冷紗をかけるコツとしては、風通しをよくするために、ライスフラワーよりも浮かせて空気が含まれる隙間を多くあけると涼しさが増します。

また乾燥を好むため、雨に濡れるとライスフラワーの花が傷みやすくなって、最悪腐って枯れてしまうことがあります。

特に6月の梅雨時は長前が続くため、長時間の雨にさらされないように気をつけてください。

雨が当たるとすぐに傷みます。梅雨時は軒下、または室内に移動させるなどして、雨が当たらないようにしましょう。

冬は耐寒性があるため、極寒の地域でなければ野外での冬越しが可能になります。

土が凍るほどの地域であれば、室内で管理させると無難です。直接霜にあたらないようにしてください。

木枯らしや雪や霜が気になるようであれば、基本は室内で管理することを心がけるとよいでしょう。

 

水やり

過湿は避けるべきです。夏の水やりは用土の表面が乾いてからたっぷりと与えるとよいでしょう。

土が濡れているようならば水やりを控えてくだい。

目安として土の表面を触って湿っているようなら控えて、乾燥しているならあげるようにするといいでしょう。

しかし、表面が乾いていても土の中は湿っていることがあるため、指を土に突っ込んで確かめるのが一番確実な判断基準になります。

鉢底に溜まった水もできるだけ放置せずに、早めに捨てることをおすすめします。

そうすることで根腐れが起こりにくくなりますし、乾燥気味の環境を保つことができます。葉水は必要ありません。

ライスフラワーは高温多湿を嫌う傾向があるため、梅雨時期の長雨にあたると途端に葉が傷んで腐ってしまいます。

軒下などに移動させることで回避ができます。梅雨時の水やりは調整してあげることを心がけてください。

 

冬も夏と同じように乾燥気味で育ててください。基本は土が乾いていたら水をあげることです。

そして冬の水やりで気を付ける点は、朝にあげるのがベストなタイミングになるということです。

住んでいる地域にもよりますが、夕方あげた水が蒸発しきれずに冬の夜気に冷やされて、土が凍る場合があります。

なので冬場の水やりは土が乾燥していたら朝にあげることを心がけてください。

 

肥料・追肥

ライスフラワーはあまり肥料を必要としません。肥料のあげすぎは、逆に生育の妨げとなるため適量を守りましょう。

4〜6月と9〜10月の生育期に置き肥として油かすなどを施します。

また液体肥料だと即効性のものを月に1、2回与えるぐらいでかまいません。

 

用土

過湿を嫌うため、水はけのよい土が好ましいです。

水はけがよくないと、水が含まれた土で根の呼吸ができずに窒息しやすくなります。

鉢植えならば、赤玉土と腐葉土、パーライトを大体5:3:2の比率で混ぜ合わせた土がよいでしょう。

観葉植物の培養土でも大丈夫です。鉢底石を鉢に入れることで、さらに水はけがよくなります。

水はけのよい用土の条件としては、見た目はクッションのようで触るとふかふかした感触だといわれています。

嗅いでみると土のなんともいえないよい香りがするので、庭の土がもしそうでなければ、土壌改善をおすすめします。

見分け方として、庭の土に水をかけ、指で触ってみます。

サラサラとした感触ならば水はけがよく、粘土のようにひっつくなら粘着質の土になります。水はけが悪いです。

そこで腐葉土や堆肥など有機物を庭の土に混ぜ込むことで、粘着質の土壌の改善が行えます。ラ

イスフラワーがより育ちやすくなります。

 

植え替え・植え付け・種蒔

植え替えは花が咲いた後に行うといいでしょう。ライスフラワーの開花時期は3〜5月とされます。

その後の5月か6月上旬までに、1周り大きな鉢に植え替えることで育ちやすくなります。

それ以上大きく育てたくない場合は、鉢を大きくせずにライスフラワーの根鉢を崩して、また同じ大きさの鉢に植え替えるとよいでしょう。

新しい環境になることで、株がリフレッシュして生育が旺盛になります。この時、切り戻しを兼ねて植え替えるといいでしょう。

ライスフラワーはすらっとした樹形が特徴です。

3割ほど切り戻すことで風通しがよくなり、夏の時期を涼しく過ごさせることができます。

植え付けでは、春の時期に園芸店でライスフラワーの花株が出回るので、それを買って植え付けます。

といってもメジャーな植物とは言い難いので、株自体もすぐに手に入れることはできないかもしれません。

初心者の方は鉢の移動で温度調節できるように、鉢植えで育てることをおすすめします。種からは育てることはありません。

 

増やし方

ライスフラワーは挿し木で増やしていくことができます。時期は5、6月の初夏か9月が適期になります。

挿し穂に6、7cmの枝を選びます。下の葉を数枚とって、その部分が挿し床の用土に埋まるよう挿すといいです。

切り戻しと同時に挿し木も行うと、手間が省けて便利です。根が張ってきたら、新しい鉢に植え付けましょう。

 

病気・害虫

病気と害虫で特筆すべき点はありません。

かといって、害虫がつくことがゼロとは言い切れないので、常に葉の裏側に虫がいないか、萎れていないかチェックすることをおすすめします。

 

薬用や用途

観賞用としての用途が高いですが、花持ちがよいためブーケや生花や切り花にも利用されます。

樹形がすでにドライフラワーに近く、プリザーブドフラワーやドライフラワーとしても利用されることが多いです。

 

管理温度

温帯気候のオーストラリに自生しているため、乾燥した環境を好みます。

日本の梅雨に弱く、また真夏の直射日光にも弱いので、温度管理は重要になります。

真夏の暑さに耐えきれず、腐って枯れることがあるため夏の時期は特に注意が必要です。

 

種類・品種

ライスフラワーはキク科のオゾタムヌス属の常緑低木になります。

オーストラリアのクイーンズランド州やニューサウスウェールズ州といった東海岸に近い場所に自生しています。

高さは2〜5メートルの大きさぐらいまで育ちます。主にオーストラリアやアメリカで栽培されています。

日本でも栽培ができるようになりましたが、中々気候の変化があって難しいため輸入品としてほとんど株は入ってきます。

日本は生花という文化が根付いているため、切り花用として昔から輸入されていました。

ライスフラワーに園芸流通名はなく、改良された品種はありません。なので、ライスフラワーとそのまま呼ばれています。

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

ライスフラワーは小さい花つぼみがメインになり、主にその可愛らしい米粒のつぼみ姿が観賞用として愛されています。

もちろん花も咲きますが、花はつぼみよりも小さくなるため、つぼみ姿を好む人が多いそうです。

また花の特徴として、通常の花だと一度開花すると花の色はずっと同じですが、ライスフラワーはピンクから白、または白からピンクへと花色が変化します。

一度で二度楽しめる花といえるでしょう。

 

トリビア

花言葉

ライスフラワーの花言葉は「豊かな実り」です。

海外の結婚式でよく挙式が終わった後に、教会から出てきた新郎新婦へ周りの人たちが何かを降り掛けている場面を雑誌やテレビで誰もが見たことあることでしょう。

あれはライスシャワーと呼ばれるもので、これから二人の人生が豊かさであることと、子宝に恵まれることを祝福してお米を振り掛けています。

古代ローマ人は主食だった小麦粉を、結婚する新婦にふりかけ子宝に恵まれることと、食べ物に困らないようにと願いがこめられて行われたことがきっかけだそうです。

それがいつしか小麦からお米に変わっていきました。

結婚式でライスシャワーのお米が投げられた分だけ幸せになれるという、言い伝えもあるそうです。

このことから米に似ているライスフラワーも、同じ意味がこめられて「豊かな実り」という花言葉がつけられました。

結婚式でライスシャワーをすると後片付けが大変なため、式場によっては特別プランあったり禁止しているところもあったりするそうです。

結婚式ではお米の代わりに、同じ意味がこめられたライスフラワーを投げかけてもよいでしょう。

後々片付けに困ることもありませんね。

 

由来伝承

花つぼみが米粒のような姿に見えることからその名が名付けられました。

学名では「Ozothamnus」と呼ばれギリシャ語の 匂いという単語の「ozo」と低木という「 thamnos 」が語源になります。

これは 匂いのする葉という意味でもあり、ライスフラワーは爽やかな香りと艶美な香りをかけ合わせたような個性的な香りがします。

ドライフラワーとして親しまれているのは、香りもよいからなのです。

 

まとめ

結婚式のブーケやドライフラワーでも使われているライスフラワーの育て方をご紹介しました。

あまり日本の気候に適した植物とは言い難いので、育てるとなると、園芸上級者向きの植物といえるでしょう。

初心者の方は他の植物で育てて多少なりノウハウを掴んでからか、またはドライフラワーを直接買ってくるのもよいかもしれません。

ドライフラワーだとライスフラワーの香りを楽しめます。

日本には昔から生花文化があり、切り花としてライスフラワーは使われていました。

そういう事情もあるため、ぜひとも一度は育ててみたいものですね。上級者になってから挑戦してみましょう。

 

takenaka

takenaka

お花と植物を愛するライター。 お花と植物と共に暮らすグリーンライフに憧れて、去年お庭付きの一軒家に引っ越しました。まだまだ理想のお庭にはほど遠いけど、週末の楽しみは少しづつお庭の手入れをすることです♪

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