ツワブキの画像

ツワブキの育て方

  • キク科
  • ツワブキ属

ツワブキの基本情報

ジャンル

草花

形態

多年草

学名

Farfugium japonicum

別名

原産地

日本、中国

ツワブキの性質

栽培難易度

易しい

耐寒性

普通

耐暑性

強い

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

1
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肥料

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開花

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ツワブキの育て方の画像

ツワブキの育て方

 

日本でよく見かけられるありふれた植物のツワブキは庭園などでよく栽培されています。

ツワブキは海沿いの場所に自生し、品種も豊富で種類によって葉の形が異なります。

ツワブキは食べることも出来ます。今回は、ツワブキの育て方についてご紹介していきます。

基礎情報

日当たり

ツワブキは日光は好きですが日の光が当たらない場所でも育てることのできる観葉植物です。

主に明るい日陰または半日陰が最適です。

午前中に2〜3時間程度日光を浴びさせてあと残りの時間を半日陰に移動させても枯れることがありません。

ここまで日陰に強いといってきましたがあまりにも暗すぎる日陰で育てていると葉っぱの色が悪くなったり茎がもやしのように徒長してしまいます。

また、葉っぱに班入りするものを育てるときは日の光に十分当ててあげましょう。

環境によって班が薄くなってしまう可能性があります。

 

置き場所

鉢植えの場合室内での管理もできて有難いですが、日の光の浴び方によっては当たる場所と当たらない場所の差ができてしまいバランスが崩れてしまいます。

ベランダなどで育てている場合は、鉢の置いている位置を変更するようにしましょう。

180度回転するなどして均等に日が当たるようにしてあげましょう。

 

水やり

季節に関係なく鉢植えは土を見て乾いてたら十分に与えましょう。地植えの場合は必要なしです。

鉢植えは土の表面が乾いていることを確認したらたっぷりと水分をあげましょう。

地植えでは、干ばつ以外は水やりをする必要はありません。

 

肥料・追肥

鉢植えと地植えで肥料は異なります。鉢植えの場合予め用土に肥料を植え込んでおきます。

作り方としては窒素・リン酸・カリが同じ量に混ざった草花用の肥料に油かすなどの有機肥料を配合させましょう。

5合鉢で3〜4回つまんだ量を施します。適期は4月〜9月で、1か月1回のペースにしましょう。

ツワブキでも班入りの品種では春頃に肥料が効きすぎてしまうと班の出現度が悪化してしまいます。

地植えの場合は、追肥を少量に減らすか与えないようにします。地植えでも元肥は施すようにしましょう。

 

用土

育てやすいのは、市販の草花用の培養土です。この用土を使っていれば十分に育ちます。

水はけがよっぽど悪い土でなければ育ちます。水はけが心配という人は、用土に腐葉土を多く含ませておきましょう。

堆肥でも可能です。ツワブキは土質を選びません。

自作のものを作りたいのであれば、小粒赤玉土と腐葉土を7:3の割合か8:2で作りましょう。

 

植え替え・植え付け・種蒔

ツワブキの植え替えには、鉢で育てているのであれば、1〜3年の間に1度植え替えましょう。

4月が適期で一回り大きい鉢に植え替えます。大きく生長するためにも交換してあげましょう。

土も鉢の中では古くなり性質が悪くなってきます。新しい土を変えるためにも植え替え作業は重要です。

次に植え付けについてです。苗を鉢に移動させるには、4月・5月、9月・10月に植え付けていきましょう。

鉢には、苗と同じ大きさのものを使用するか、一回り大きめの鉢を用意します。地植えの場合は排水性のある土が適しています。

また、株を2つ以上植え付ける際は、20cm〜30cm間隔を空けてください。

ツワブキは種蒔からでも育てることが出来ますが、園芸店などでは販売されていないので一度育てたツワブキから種子を採種しましょう。

種蒔は2月〜3月に行います。種は花後にタンポポの綿毛のようなものが構築されます。

これが種子になりますので飛ばさないようにしてください。綿毛の先端に種がついているので育苗ポットに撒いていきます。

受け皿に貯水して底から吸収させます。土は乾かないようにこまめに水分を与えましょう。

発芽すると本葉が付きます。本葉が2〜3枚に生長したら株がひっつかないように間引きをします。

そして、本葉が3〜5枚へと生えてきたら、元気な株を丁寧に取り出して鉢または庭などに植え付けていきます。

 

増やし方

ツワブキは、種蒔で増やす方法の他に株分けと根伏せ・茎伏せというやり方もあります。

株分けは、4月に植え替える際に合わせて作業します。

株に2・3本の茎があるようにしてハサミやナイフを使って根茎を切り分けます。

小さめの鉢に植え付けて管理していきましょう。根伏せ・茎伏せとは挿し木の一つで根や茎を途中から切除して挿す方法です。

葉っぱが1枚もなく古くなっている根茎でも生命力が残っていれば新鮮な土に挿すことで新芽が出てきて株が生成されます。

 

病気・害虫

ツワブキにかかり易い病気には、班葉病、うどんこ病、褐班病があります。

斑葉病とは、灰白色をした円状の斑点が現れ、病斑の縁の色が枯れた色が付きます。

褐班病でも同じ現象が起きますが、縁が暗い黄赤色に変色します。葉を再生させるために、症状が出た葉っぱを切り捨てます。

うどんこ病は、葉っぱの表面が白く粉末のようにカビが誕生します。

発生期は5月〜8月で枯れた部分の葉は切り捨てるようにしましょう。

ツワブキには、キクスイカミキリと呼ばれるカミキリムシの一種に食い尽くされることがあります。

4月〜7月に茎と葉を繋げる部分に産卵させます。幼虫になると根茎の方に葉柄の内部に侵入し食べてしまいます。

萎れている葉を見つけたら根の生え際部分を裂いてしまいましょう。

 

管理温度

ツワブキは0度以下になると越冬するのは難しくなります。発芽にはある程度の寒さを経験させなければいけません。

 

種類・品種

ツワブキは日本の各地で見かけられ毎年花を咲かせる馴染みのある観葉植物です。

海沿いの崖や草原などの海岸線に多く自生しています。日本以外では台湾にも分布しています。

日が当たらない場所でも育てることができるので古来より庭園で植えられることがよくあります。

ツワブキの葉は、軸が長く大きく丸い形をしています。葉の表面は光沢がありつやつやしています。

ツワブキには、品種によって班入りのものになったり形が変わっていたりします。

まず、その種類には、金紋・金環・獅子葉・縮緬・白覆輪(覆輪くずれ)があります。

金紋とは、緑色をした葉っぱに、大きさが異なる黄色い斑点模様が全体的に入っています。

金環では、緑色の葉に黄色の縁取り入りになります。獅子葉では、フリルのように葉の縁が波を打っているように見えます。

そして、人間の血筋のように葉の表面状に凸凹に浮き出るのが縮緬です。

最後に、不規則に白色に近い黄色が混ざった班が入るものが白覆輪と呼ばれています。

途中に縁取りが途切れている葉っぱは覆輪くずれと言います。

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

花は株の真ん中から出てきて、先に10輪〜30輪ほどの小さい黄色い花を咲かせます。

花茎が3cm程度で菊のような花になっています。

花の色には黄色が主流ですが、朱色やクリームホワイト、レモン色に咲かせる品種も存在します。

また、花の咲き方にも品種によって異なっています。一重咲きの他に変異して咲いた八重咲きのツワブキがあります。

園芸品種では、丁字咲きというものがあります。開花には、10月から12月と考えておきましょう。

 

トリビア

風水

風水では、心身効力などの免疫力を高めるとされています。

ツワブキを飾っておくだけで癒やし効果と安らぎの効果を与えてくれます。

 

花言葉

ツワブキには、「謙遜」「謙譲」「困難に負けない」「先を見通す能力」「愛よ甦れ」という花言葉があります。

困難に負けないという意味には、日陰で育てていても葉を茂らせられるほどの丈夫さを持っていることから意味付けられています。

愛よ甦れという花言葉では、日当たりが悪くても黄色の花が際立って咲いており、美しさを変えないところから由来しているとされています。

 

由来伝承

ツワブキは、キク科のツワブキ(ファルフジウム)属に分類されており、漢字では「石蕗」と書きます。

属名のファルフジウムは学名にも使われています。

ツワブキの学名は「Farfugium japonicum・Farfugium tussilagineum・Ligularia tussilaginea」と綴られます。

このFarfugiumには、列という意味のFariusと駆除という意味のFugusが合わさって出来ていて、ふきたんぽぽの古名にまつわるとされています。

和名の石蕗では、フキのように葉が艶を帯びていることから「艶葉蕗(つや葉ブキ)」から付けられています。

ツワブキの別名には、タク吾・ツワ・ツヤブキ・イソブキ・イシブキという呼称もあります。

漢字の石蕗やイソブキ、イシブキという名前からも分かるように岩石などのすき間に自生するという性質から取られています

ツワブキは葉っぱと茎を食べることもできる植物です。

旬の時期は「春」です。食べ方としては、アクが強いのでアク抜きをします。

さらにツワブキには、「ピロリジジンアルカロイド」と呼ばれる肝臓に有害をもたらす物質がついています。

この物質を取り除くためにもアク抜きをしましょう。アク抜きには、葉っぱを取り除いて茎を熱湯に1分浸けたら水に晒します。

茎の皮を剥いて、再度水につけます。茶色のアクが出てきたら茎を取り出して、アクが出ている水をまた1分程度沸騰させます。

その後30分ほど水に浸しておきましょう。

その後はお好みで調理してください。ツワブキの料理には、煮物、きんぴら、和え物、炒め物等様々な料理に使えます。

ツワブキには薬用成分も入っています。

ナトリウムを多く含んでおり、細胞外液や血液循環に有好と言えます。

カリウムの成分もあり、水分調節や神経の刺激伝達及び心筋を緩ませる作用を促してくれる働きをします。

 

まとめ

日本で栽培されていることが多いツワブキには薬の効果があることが分かりました。

適切な調理法を行えば食べることも出来ます。

和食によく合いますので、体の健康のためにも食卓に並べてみてはいかがでしょうか。そのためにもまずは自身で育ててみてください。より美味しいツワブキができるでしょう。

 

takenaka

takenaka

お花と植物を愛するライター。 お花と植物と共に暮らすグリーンライフに憧れて、去年お庭付きの一軒家に引っ越しました。まだまだ理想のお庭にはほど遠いけど、週末の楽しみは少しづつお庭の手入れをすることです♪

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