デージーの画像

デージーの育て方

  • キク科
  • ヒナギク属

デージーの基本情報

ジャンル

草花

形態

多年草

学名

Bellis perennis

別名

ヒナギク

原産地

地中海沿岸

デージーの性質

栽培難易度

易しい

耐寒性

普通

耐暑性

弱い

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

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肥料

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開花

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デージーの育て方の画像

デージーの育て方

デージーは日本では一年草として扱われるのが一般的な植物です。

暑さに弱って枯れてしまうことが多いのですが、ヨーロッパでは自生していることも多く、雑草扱いされることもしばしばあります。

園芸店などで販売されているデージーは、八重咲きの園芸種です。

基礎情報

日当たり

デージーは日当たりを好む植物です。

ある程度の日陰にも耐える力はあるのですが、あまりに日照不足だと茎が間延びしてしまうケースや、

花つきが悪くなるケースがあります。特に苗を育てているタイミングでしっかりと日に当ててやるのがポイントです。

そうすることで株自体が丈夫に育っていきます。

 

置き場所

プランターや鉢で育てることも出来ますが、植え付けして育てることも可能な品種です。

水はけの良い環境を好むので、プランターや鉢で育てる際もその点を意識して日の当たる場所で育てましょう。

室内で育てる場合も、窓辺などの日当たりが良い場所に置いておくと良いです。

 

水やり

夏場は水やりをしっかり行いましょう。土の表面が乾燥していたらしっかり水やりを行います。

春先から夏にかけて気温が上がってくると生育が旺盛になり、デージーは水切れを起こしやすくなります。

開花時期は生育が凄まじいのでその点も注意です。うっかり水を切らしてしまうと萎れてしまいます。

そうなると復活はとても難しいので、暖かい時期の水やりは土をこまめにチェックして行うようにしましょう。

 

一年草として育てる場合は水やりは不要です。

種から育てる場合は、秋に種まきをして発芽させることになるので、種まきの注意を把握しておきましょう。

また苗を植えて育てる場合は、主に冬に植え付けを行います。

この時は霜に当てないように土の表面が乾いたら水やりをするということを意識しましょう。

 

肥料・追肥

デージーは肥料を好む植物です。

苗を植えた時期から花が咲き終わるまでは月1〜2回の頻度で液肥を与えるようにすると良いでしょう。

また肥料に関しては窒素分の多い肥料はおすすめしません

窒素分の多い肥料は葉をしっかりと茂らせますが、花付きが悪くなると言われています。

花付きを良くしたいのであれば、リン酸分が多く含まれている肥料を与えるようにしましょう。

また花が咲くシーズンには、週1ぐらいのペースで液肥をやるようにすると良いです。

デージー肥料が切れてしまうと花付きにも影響するので、花を多く美しく咲かせたいのであれば、肥料は欠かせません

 

用土

初心者でも育てやすい植物のデージーは、水はけさえ良かったら土はそこまでこだわらずとも育ちます。

市販されている花と野菜の土で植え付けが出来ますので、既に持っている方はその土を使用すると良いでしょう。

しかし、傾向としては粘土質で、少し湿り気のあるような土を好むようです。

適した用土で育てると、株や茎がしっかりとするので、安定して成長しやすくなります。

花付きもよくなるので、新たに土を購入しようと考えている場合は、粘土質の用度を選択すると良いでしょう。

 

植え替え・植え付け・種蒔

日本ではデージーは一年草扱いです。

そのため、一度決めた場所に植え付けが完了したら、植え替えの必要はありません。

一般的に苗や種などの植え付け時期は秋から冬にかけて行います

日本での生育サイクルとしては秋に種まきや植え付けを行い、

冬の霜に耐えることが出来るようなしっかりとした根を張らせるのがポイントです。

特に苗から育てる場合は、霜に強いのでそこまで心配はいりませんが、

小さい苗や種から発芽させて育てる場合には霜に当たって枯れてしまうというケースもあります。

まだ苗が小さいまま気温が下がったり冬に突入してしまった場合には、霜よけを用意しておきましょう。

この霜対策がデージーの難しい点で、霜柱等によって葉枯れを起こしてしまうこともあります。

プランターや鉢植えで育てる場合は冬の間は室内に置いておくのも良いかもしれません

 

増やし方

日本でデージーを育てる場合は、基本的に苗から育てます。

春に開花が終わると夏場に枯れてしまうケースが多いのですが、こぼれ種で増えるということもありません。

そのため、増やし方としては新たに苗や種を購入するということになります。

種まきの時期は8月下旬から遅くとも9月上旬までに行います。

他に秋に種まきをする植物があるのなら、そういったものよりも早く種まきを行いましょう。

しっかりとした根を張らせたほうが冬越しがしやすいです。

この期間はまだ苗自体も小さいので、本場が2〜3枚になったらポットなどに分けて植えると良いでしょう。

 

病気・害虫

デージーがかかりやすい病気や害虫の代表としてアブラムシや菌核病等があります。

アブラムシは、新芽や蕾につく虫で、植物の汁を吸ってしまう害虫です。

植物の栄養分が失われ、枯れる原因になったり傷みの原因になることが多いので、アブラムシを見つけた場合は専用の害虫用薬剤を使用して、駆除するようにしましょう。

また、菌核病はカビの一種です。用土の中に住んでいるカビが、デージーの株元に寄生し、水分吸収を妨げてしまいます。

植物を枯らせてしまう病気で、被害にあってしまった株は、抜き取って処分することとなります。

この場合は土を消毒したり、連作を避けたり、殺菌剤を株に散布するといった事前の予防が重要になります。

連作障害の一種として見ることも出来るので、新しくデージーを育てる場合は土も新しくしておきましょう。

 

管理温度

耐寒性や耐熱性はそこまでありません。

春先の温かい気温を好む植物なので、開花時期で急激に冷え込む日などがある場合は、室内に移動させるのも良いです。

直植えしている場合はそのままで構いません。直接エアコンの風やヒーターの熱が当たるような場所に置くのはNGですが、

その他の場所に置くのは問題ありません。温度も大事ですが、日当たりを特に意識して育てるようにしましょう。

 

種類・品種

デージーはヨーロッパ原産の植物で、イタリアの国花としても知られています。

日本語としてはヒナギクが有名ですが、同じ仲間の品種名としてはシャスターデージーやブルーデージー

チロリアンデージーといっ多種類が有名です。その他にもユリオプスデージーといった品種もあります。

どれも花が美しいことで知られていますが、花の形状や花びら、色などはそれぞれ異なっていて個性が光っています。

これらは別の科の植物ですがデージーという名が付きます。

デージーはキク科ベリス属の植物で、ヨーロッパや北アフリカ等の地域で10種発見されていますが、

デージー以外の品種はほぼ栽培されていないです。

しかしながら前述した品種はどれも初心者向けの植物で、比較的育てやすいので、一緒に育てて花の違いを楽しむのも良いですよ。

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

一般的に園芸用主として栽培されているデージーは、八重咲きの園芸品種です。

これらのデージーは、ホワイトを始めとしてピンクやレッド、サーモンカラーなどの色味を中心に流通しているデージーの花の大きさは直径3〜8センチメートルで、草丈は20センチメートル程です。

花びらの形状によって、リグローサ種とフィストゥローサ種の2種に分けることが出来ます。

リグローサ種は、花びらが平たいのが特徴で、舌状花と呼ばれています。

そこからさらに細かく系統を分けることが出来ます。それぞれの系統によって花のサイズや作字機などが異なっています。

一方、フィストゥローサ種は、くるっと花びらが巻いた筒状花です。

ふっくらとしたボリュームのある花が大きな特徴で、日本でのヒナギクのイメージに近いのがフィストゥローサ種です。

 

トリビア

花言葉

デージーの花言葉は、日本では「美人」「純潔」「希望」「平和」といった意味があります。

西洋での花言葉でも似たような意味があり、こちらの場合は「純潔」「美」として知られています。

清楚で可憐な花なので、こうした意味合いの花言葉が使用されているようです。

赤いデージーは「無意識」、白いデージーは「無邪気」といった意味があります。

また、デージーは1月4日、1月27日、2月15日、3月6日の誕生花にもなっています。

こういった花言葉の由来として言われているのが、

学名として使用されているベリスにはラテン語の「bellus」が語源となっていると考えられており、

花言葉に美に関する意味が使用されているのもそれに因んでいると考えられています。

 

由来伝承

デージーの名前の由来は、「day’s eye」という言葉が語源とされています。

日の眼という意味のこの言葉は、日光がさすと花を開き、黄色い花芯を見せる点や、

夜や曇っている日には花を閉じる性質にちなんでいると言われています。

日本では明治になってから伝来し、小さくて可愛い花をつける、

菊によく似た花であったことからヒナギク(雛菊)と呼ばれるようになりました。

花の期間が長い品種であることから、エンメイギク(延命菊)やチョウメイギク(長命菊)、トキシラズ(時知らず)と呼ばれていることもあります。

 

まとめ

初心者の方でも失敗しにくいデージーの育て方を紹介しました。一年草なので秋から春にかけてのお世話が必須となります。

水はけの良い粘土質の土を使用し、初心者の場合は苗を購入して育てていくと良いでしょう。

また、開花時期の液肥をこまめにやるのも大事なポイントです。

それまでは月1〜2回の頻度で液肥は十分ですが、開花時期には週1ほどのペースで液肥を与えるようにしましょう。

花付きがよく、花も長持ちするので液肥はまとめ買いしておくのが良いかもしれません。

本来は多年草の植物ですが、日本では気候の関係上一年草扱いとなっています。

一年経ったらそれでおしまいと割り切って、また新たに苗を活用して育てていくのがおすすめです。

可憐で純粋なイメージの強い植物ですが、非常に育てやすいので、まだガーデンニングの経験がないという方や、

始めてガーデンニングにチャレンジしてみたいと思っている方におすすめしたい植物です。

takenaka

takenaka

お花と植物を愛するライター。 お花と植物と共に暮らすグリーンライフに憧れて、去年お庭付きの一軒家に引っ越しました。まだまだ理想のお庭にはほど遠いけど、週末の楽しみは少しづつお庭の手入れをすることです♪

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