ユキワリソウの画像

ユキワリソウの育て方

  • キンポウゲ科
  • ヘパティカ属

ユキワリソウの基本情報

ジャンル

草花

形態

多年草

学名

Hepatica nobilis var.japonica

別名

雪割草,ミスミソウ

原産地

日本

ユキワリソウの性質

栽培難易度

普通

耐寒性

普通

耐暑性

普通

耐陰性

時期

種まき

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12

植え付け・植え替え

1
2
3
4
5
6
7
8
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肥料

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開花

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5
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ユキワリソウの育て方の画像

ユキワリソウの育て方

ユキワリソウは、キンポウゲ科のミスミソウ属に分類される多年草で、毎年花が咲きますが、花の色や形は色々ある事でも知られています。

春の気配を告げる山野草として人気があります。

日本では4種類があり、これらをまとめてユキワリソウと呼んでいます。

ユキワリソウの基礎情報

ユキワリソウの日当たり

ユキワリソウは、基本的には日光を好む性質を持っている為、お日様の光によく当ててあげるようにしましょう。

ただし、強すぎる日差しや、高温多湿となる環境下、夏の暑さには弱いという性質を持っていますのでのでその点は注意が必要となります。

花が咲き終わった後〜10月頃の期間には、直射日光は避けるようにしてあげて、明るい日陰で育ててあげた方が安全です。

11月〜花が咲いている春先の期間については、十分に日光に当ててあげるようにし、健康な株になるように育てましょう。

 

ユキワリソウの置き場所

ユキワリソウの置き場所としては、花が咲き終わった後〜10月頃までの時期は、直射日光は避けてあげて下さい。

そして明るい日陰となる場所に置いて育ててあげるようにします。

11月頃〜春先の開花中の時期には、しっかりと日光が当たる場所に置いてあげて健康な株になるようにしてあげましょう。

また長雨が当たってしまうのは良くありませんので、軒下とか風通しが良い涼しい棚上などに置いて育てるのが向いています。

耐寒性はありますが、寒風には注意が必要となります。

鉢植えで育てる場合に、直接鉢を地面に置いてしまうと、鉢底部分から雑菌が入り込んだり、多湿の環境となりやすいので、できるだけ避けるようにした方が無難です。

 

ユキワリソウの水やり

ユキワリソウは、ジメジメとした多湿の環境には弱いという性質があります。

というのも元々は斜面などに自生をしているからです。

とはいっても極端過ぎる乾燥にも弱い為、夏の水やりに関しては注意が必要となってきます。

基本の水やりとしては、鉢の土の表面が乾いていたら、十分な水をあげるようにしましょう。

夏場の水やりのタイミングですが、夕方〜夜の時間帯に行うのがベストとなります。

特につぼみが出てきてから花が咲き終わるまでの時期には、絶対に水切れを起つこさないように注意を払う必要があります。

夏場は高温期となりますので、どうしても水をやり過ぎたちになりますが、くれぐれも過湿は禁物です。

庭に地植えして育てる場合であっても、極端な乾燥は嫌いますので、晴天の日が何日も続いたら、しっかりと水やりは行ってあげるようにして下さい。

開花期間中は、いつもより多めにあげるようにし、その後は、鉢の土の乾き具合をよくチェックするようにするのがポイントとなります。

水をあげる時にはたっぷりとが基本ですが、過湿はしすぎないようにするという事です。

ユキワリソウは、冬の時期も水やりは必要となります。だたしこの時期には、朝の時間帯に水やりを行うようにして下さい。

鉢植えの場合には、表面の土の乾き具合をよく見るようにします。あげる時には、たっぷりと行って下さい。

冬場であっても、極端な乾燥は嫌う性質がありますので、一定の湿り気を保つようにする事は大切です。

しかし夏場と同様で、過湿の環境にならないように注意して下さい。

 

ユキワリソウの肥料・追肥

ユキワリソウは、鉢植え、庭植えどちらの場合であっても肥料が必要です。

葉っぱが展開してくる頃からは、葉数が充実するように、チッ素分が多く含まれている液体肥料を与えるようにしてあげましょう。

葉っぱの展開した後には、中心に止め葉と呼ばれる小さな葉が見え始めるようになります。

そうなると花芽が形成される時期に入りますので、リン酸分が多い液体肥料への切り替えが必要となります。

また梅雨明け後〜夏場の時期にかけては、液体肥料は必要ありません。

秋のお彼岸前後〜冬頃までは、チッ素、リン酸、カリの成分が等量となっている液体肥料を使うようにして、株が大きくなるようにします。

どのタイプであっても液体肥料の回数の目安は、2週間に1回です。

植え替えをしてから2週間後には置き肥をし、花後にはお礼肥としての置き肥をするのも効果的で良いです。

また植え付けを行う際には、緩効性の化成肥料を元肥として1株につき数粒程度施すようにします。

 

ユキワリソウの用土

ユキワリソウは、排水性と通気性が良い鉢を使うのが向いています。

鉢植えの場合には、鉢はどうしても乾きやすくなるので、鉢穴が大きくて深めのものを選んで下さい。

鉢穴の小さなものや、釉薬(うわぐすり)がかかっているものでは、水はけも悪く多湿になりやすい為、初心者は避けた方が良いでしょう。

土も同様で、水はけと水もちが良い土が適しています。

鉢植え、地植えどちらの場合であっても、自作する場合には、「日向土と鹿沼土が同量」もしくは「日向土4:桐生砂4:赤玉土2」の割合で配合した土がおすすめです。

面倒な方は、市販の山野草の土やユキワリソウ専用の培養土などもありますので、そういったものを利用すると手軽で便利です。

 

ユキワリソウの植え替え・植え付け・種蒔

ユキワリソウの植え付けや植え替えの適期は、春に花が咲いた後もしくは秋のお彼岸前後となります。

植え替えについては、2年に1回を目安に行うようにして下さい。

株が大きく生長していたら、それを一回り大きなサイズの鉢の中に植え替えます。

春に行う場合には、葉っぱや根の脱水に注意します。秋に行う場合には、葉っぱや根の乾燥に注意を払うようにします。

春ならば数日間、秋ならば1〜2週間程度、日陰の場所に置いてしっかりと水やりを行います。

落ち着いてきたら様子を見計らって通常の置き場所へと戻すようにしましょう。

葉受けのリングを利用すると葉が傷むのを防げ、美しい姿を維持する事ができます。

株をこれ以上大きくはしたくない場合には、株分けを行う必要がありますので、これも同様に植え替えを行うようにします。

種蒔の適期は、4月中旬〜5月頃です。セルトレイの中に、市販のユキワリソウ専用もしくは山野草専用の培養土を入れます。

種を一粒ずつ蒔いた後にたっぷりと水やりを行います。

そして土が乾燥しないように半日陰の場所で管理を行って下さい。

本葉が数枚程度まで育ったら、大きな鉢の中に植え替えるようにします。

しかしユキワリソウは種蒔からだと開花までに数年を要しますから、苗から育てる方が良いと思います。

 

ユキワリソウの増やし方

ユキワリソウの増やし方には、種蒔と根伏せ、株分けの3つの方法があります。

種蒔の方法ですと、発芽するのは一年後となりますので、その間にコケが生えないように気をつけて、翌春までは軒下で管理を行うようにして下さい。

しかし種蒔から開花させるには数年を要する事からあまりこの方法はおすすめはしません。

根伏せというのは、長く伸びて生長した根茎を外してから、植え付けを行うのと同じように地下に埋めておく方法です。

そうすると翌春には発芽してきます。しかし栽培株からの発芽率は結構低いので、この方法もあまりおすすめはしません。

一番良いのは株分けでしょう。植え替えを行う時に行います。

分ける際には、軽く手で引っ張ってから根が多く付いている状態で分けるようにします。

あまりに細かく分けるのは良くありませんので避けるようにして下さい。

 

ユキワリソウの病気・害虫

ユキワリソウは、病気にかかりやすいです。「灰色かび病」「炭そ病」「ウイルス病」「白絹病」「軟腐病」などが知られています。

花の終わり頃〜葉っぱの展開する時期には、灰色かび病が発生しやすいです。

芽出しの後には、炭そ病にかかりやすいです。

灰色かび病というのは、落ちた花びらや古くなった葉っぱの傷んでいる部分にカビ状のものが付きます。

対策としては花が咲き終わったら花びらは取り除くようにします。

炭そ病は、葉っぱに黒班や茶斑が出てしまい枯れてしまう為、発見したら隔離して様子を見て下さい。

ウイルス病については、芽出しの後に、葉っぱを形成する時期にかけて、ひどい萎縮や色ムラが出現したら感染している疑いがある為、見つけ次第すぐに処分するようにして下さい。

害虫も、アブラムシやナメクジ、バッタ、ハダニ、ネコブセンチュウがよく知られていますのでこまめにチェックするようにし、薬剤を散布して駆除を多なって下さい。

 

ユキワリソウの管理温度

ユキワリソウは、蕾が膨らんでくる頃〜開花期間中は日が良く当たる場所に置いて管理するようにします。

日陰では、花茎が間延びした感じとなりますから注意が必要です。

花の時期が終わって、葉っぱの展開が始まりましたら、明るい日陰や木漏れ日の下など、風通しの良い環境下で管理を行って下さい。

また多湿には弱いので、雨は避けるようにしてあげましょう。

極端な乾燥も良くありませんので、鉢の表土が乾いていたら十分な水やりを行うようにして下さい。

庭に地植えの場合であっても、晴天が数日も続くような場合には、水やりを行う必要が出てきます。

冬の乾燥した風や強すぎる風は、花芽や葉っぱを傷める原因となりますから注意して下さい。

冬に凍結する地域では、落ち葉などをかけてあげるようにしましょう。

過湿や乾燥のし過ぎには注意する事がポイントです。水の管理にはくれぐれも気をつけるようにしましょう。

 

ユキワリソウの種類・品種

ユキワリソウの仲間は、ユーラシア大陸とアメリカに約10種類ほど分布していると言われていますが、日本では4変種が自生しています。

ミスミソウ」「オオミスミソウ」「スハマソウ」「ケスハマソウ」の4種です。

自生地が異なっていますが、これらをまとめて園芸学的にはユキワリソウと呼んでいます。

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

ユキワリソウの花は、春先になると雪や落ち葉の間から、他のどんな花よりも先駆けて、とても可愛らしい小さな花を咲かせます。

春の訪れを告げる草花となっています。

花の色ですが、赤、紫、白、黄、青、複色、絞り咲きなど色々あるだけでなく、花の形も様々で、葉に関しても変化がありそれが特徴となっています。

1株ごとに異なっていると言えるくらい非常に沢山の変異種があります。

一株からでも次々に花を咲かせる事ができ、丈夫な山野草として人気があり親しまれています。

 

ユキワリソウのトリビア

ユキワリソウの花言葉

ユキワリソウにはとても多くの花言葉があります。

あなたを信じます」「信頼」「期待」「和解」「自信」などの他にも、まだいつくかの花言葉があります。

 

ユキワリソウの由来伝承

ユキワリソウの名前は、早春に花が咲き出して、まだ雪も残っているような季節でも、その雪の間を割るようにして、地面から伸ばした茎の先端部分から、小さな花を元気に咲かせる姿や様子にちなんで名付けられたそうです。

 

 

まとめ

今回は、湿っている斜面などに自生し、強すぎる日差しや、多湿の環境は苦手なユキワリソウの育て方についてご紹介してみました。

基本的にはとても丈夫でポイントを押さえさえすれば育てやすい草花です。

花の色や形も豊富にありますので、選ぶ楽しみもあります。

可憐な花も心惹かれるものがありますので、ぜひ一度この記事を参考にして育ててみて下さいね。

あなたの近くで春の訪れを告げてくれますよ。

 

takenaka

takenaka

お花と植物を愛するライター。 お花と植物と共に暮らすグリーンライフに憧れて、去年お庭付きの一軒家に引っ越しました。まだまだ理想のお庭にはほど遠いけど、週末の楽しみは少しづつお庭の手入れをすることです♪

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