ランタナの画像

ランタナの育て方

  • クマツヅラ科
  • ランタナ属

ランタナの基本情報

ジャンル

庭木・花木

形態

低木

学名

Lantana camara

別名

シチヘンゲ,七変化

原産地

熱帯アメリカ,ブラジル

ランタナの性質

栽培難易度

やや易しい

耐寒性

やや弱い

耐暑性

強い

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

1
2
3
4
5
6
7
8
9
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12

肥料

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開花

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剪定

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ランタナの育て方の画像

ランタナの育て方

ランタナは、クマツヅラ科のシチヘンゲ(ランタナ)属に分類される熱帯地方を原産地とする花です。

約150種類ほどが知られています。真ん丸に咲く花の色が少しずつ変化していくのも魅力です。

そんなランタナの育て方について見ていくことにしましょう。

ランタナの基礎情報

ランタナの日当たり

ランタナは可憐な見た目とは違って、暑さにはとても強い性質を持っています。日本の暑い夏の時期でも元気に生長してくれます。

そのため、日当たりの良い場所に置いて育ててあげる事がポイントです。

日当たりが悪い場所ですと、醍醐味でもある花つきがかなり悪くなってきます。

とは言っても、西日がガンガンに当たってしまうような場所に置いてしまうと、土の乾燥が早くなり弱って枯れてしまう原因となりますので、この点だけは注意をしてあげる必要があります。

暑さには耐性がありますが、逆に冬の寒さにはやや弱い性質があるため、冬の時期には、霜や寒風が当たらないように気をつけるようにしましょう。

 

ランタナの置き場所

ランタナは暑さには強いので、日なたに置いて育ててあげることが基本となります。

しかし日なた以外にも、半日陰の場所に置いて管理をしてもOKです。

ただし、お日様の光にできるだけ当ててあげた方が、花つきも良くなるだけでなく、株姿もコンパクトに綺麗にまとまってくれますのでオススメです。

夏の暑さにも負けることなく長期間に渡って元気に花を咲かせてくれるため、花壇に植えるのも向いています。

もし戸外で冬越しをさせたい時は、極力水はけが良い場所に植えるか、そうのようになるように事前に土を改良してから植えるようにすると、成功する確率がぐんと上がります。

冬越しのために、株を一旦掘り上げて管理をしたい時には、遅くても10月中には終えるようにしましょう。

冬になってからでは遅すぎます。

 

ランタナの水やり

ランタナは、夏の暑さにはかなり強いので、鉢植えにして育てる場合には、鉢の表面の土が乾いているのを確認できたら水やりを行うようにして下さい。

しかしランタナというのは、花期がかなり長いため、沢山の花が鉢の中で開花をしている時期は、特に夏場に乾燥する日が何日も続いてしまうような場合には、毎日水やりを行うようにしてあげましょう。

真夏の水やりの回数ですが、朝と夕方の1日2回は必須です。

水切れを起こしてしまうと、葉っぱが急速に萎れたような状態になってしまいますので注意するようにしましょう。

とはいってもある程度までは乾燥にも耐えることができます。

庭に地植えして育てる場合には、一旦きちんと根づきさえすれば、その後の水やりに関しては、基本的には降雨任せにしても問題はありません。

冬の時期は、気温が低くなり寒さで生育もストップしてしまいますから、乾燥気味でOKです。

水分の吸水量や蒸発量も減ってしまうのに水やりをし過ぎてしまうと、過湿の環境に傾いてしまい、大事な根っこ部分が傷んでしまう原因となってきます。

特に地植えで育てる場合には、一旦根付いた後は、特に水やりを行わなくても十分育ってくれますのでほとんど心配する必要はありません。

 

ランタナの肥料・追肥

ランタナは、花の開花時期が春〜秋頃までと長い期間に及びます。

またこの時期は成長期に当たりますので、おのずと肥料は必要となってきます。

開花している期間中には、液体肥料を週に1回を目安に施すようにします。

肥料を与えなくてもすぐに枯れてしまうというような事はありませんが、ランタナの醍醐味でもある花の量に影響してきてしまいます。

長く咲くタイプの花には、エネルギー補給をしてあげることが大切です。

開花期間中以外の生育期には、三要素が同量、もしくはリン酸分が少し多めに含まれている肥料を、規定量を守ってそれを置き肥として施すようにして下さい。

庭に地植えした時には、鉢植えで育てる場合と比べると、生育も旺盛気味となりますので、肥料に関しては、春と秋に合計2回程度施すようにするので十分です。

その際の肥料は、緩効性の化成肥料がゆっくりと効いてくれますのでオススメです。それを少しだけ株元に与えるようにします。

 

ランタナの用土

ランタナは、水はけが良い環境でしたら、特に土質に関してはどんな用土を使っても問題なく育ってくれます。

鉢植えで育てる場合には、園芸店などで売られている草花専用の培養土を利用すると手軽で便利です。

もし土を自作したい時には、「赤玉土の小粒7:腐葉土3」の割合で配合して作った土などが良いでしょう。

基本的には水はけが良い土でしたら問題なく育ってくれますので初心者にもとても扱いやすいと言えます。

 

ランタナの植え替え・植え付け・種蒔

ランタナの花から種が採取できます。

種自体はとても小さいもので、直径1cmにも満たないサイズで、レーズンのような形をしています。

種蒔のやり方ですが、準備した鉢の中に、数粒程度でいいのでランタナの種を蒔きます。

それから種の上に薄く土を掛けてあげた後で、水やりをしっかりと行うようにして下さい。その後は、発芽するのを待ちます。

種も小さいですが、芽も小さいため、雨風で萎れてしまわないように注意して管理を行うようにしてあげましょう。

また種蒔を行う際には、元肥として緩効性肥料と水はけが良い土を準備してから植え付けるようにして下さい。

日陰の場所で水切れに注意をして管理をしていると、約2週間程度で発芽しますが、ある程度まで苗が生長した後は、鉢で管理を行って冬越しさせて下さい。

そして翌年の春以降に、鉢植えもしくは庭に地植えして定植すると良いでしょう。

ランタナの植え付け方法ですが、ランタナというのは暑さや日光に強い性質を持っているため、庭に地植えで育てたい場合には、よく日が当たる場所を選んで植えてあげてOKです。

しかしあまりにも乾燥しやすい場所は避ける必要があります。日なた以外でも半日陰の場所に植えても大丈夫です。

庭に地植えの場合には、水やりは特には必要ありません。

鉢植えで育てる場合には、ポットから取り出した後で、根っこ部分を軽くほぐすようにします。

それから苗を植え付けます。その後は、日なたで管理を行うようにすると良いです。

ランタナは生育が旺盛な植物ですので、根っこ部分も元気に生長します。

鉢の中が根っこで一杯いっぱいになってしまう前には、今よりも一回り大きなサイズの鉢へと植え替えるようにするのが大切です。

放っておくと生育が悪くなってしまいますので気をつけましょう。植え替えは、できれば毎年行うようにした方がいいです。

植え替えの時期は、生育期に行うようにするのがポイントです。

やり方は、鉢の中から抜いた株についている土を半分程度まで丁寧に落としてから、新しい鉢の中へと植え替えるようにするとうまくいきます。

 

ランタナの増やし方

ランタナは一般的には、挿し木という方法で増やします。挿し木の適期は、真夏を除いた5〜9月頃までとなります。

やり方ですが、新しく伸びている枝を15cm(2節)程度丁寧にカットします。

それを川砂の中に挿してから乾燥には注意をして、日陰の場所で管理を行います。

川砂以外にも、鹿沼土やバーミキュライトを使っても大丈夫です。

約1ヶ月程度で根っこが出てきますが、その後は、新しい鉢の中もしくは庭に地植えして植え替えてあげるようにしましょう。

それ以外の増やし方ですが、種蒔きや苗を園芸店などで購入して育てる事もできます。

 

ランタナの病気・害虫

ランタナは病気や害虫にはとても強い性質があります。ですので殆ど症状としては現れてこないのが特徴となっています。

強い生命力を秘めた植物ですので、ガーデニング初心者の方であっても育てやすいのでオススメです。

ごく稀にですが、カイガラムシが付着するような事があるようです。

しかし見つけ次第、歯ブラシなどを使ってこそぎ落として駆除するようにすれば大丈夫です。

きちんと管理をして育ててあげると、色彩が徐々に変化していく可憐な花も長く楽しむ事ができるため、非常に育てがいを感じることができる植物であると思います。

 

ランタナの管理温度

ランタナは、日当たりが良い場所で管理を行って育てるようにするのが基本ですが、あまりにも乾燥しやすい環境は苦手ですので、注意をする必要があります。

日なた以外でも半日陰でも育つ事ができますが、花つきがどうしても悪くなってしまいやすいので、日なたの場所に置いて育ててあげた方がより良いでしょう。

しかし冬の寒さに関してはやや弱い性質を持っていますので、冬の時期には、霜や雪、寒風に当てないようにする事が重要です。

できれば冬場に室内へ移動しやすいように鉢植えで管理を行った方が良いですが、戸外で冬越しをさせたいというような場合には、水はけが良い場所に植えるようにすると成功率が上がります。

また株を掘り上げて管理をする場合には、遅くても10月中までには済ませるようにしましょう。

また枝もよく生長しますので、伸びすぎているようでしたら適宜切り戻し作業を行うようにして下さい。

 

ランタナの種類・品種

ランタナは、約150種ほどが熱帯地域で広く分布していると言われています。

学名で「ランタナ・カマラ」と呼ばれている種類のものが、園芸の世界では一般的には「ランタナ」と呼ばれているようです。

低木性のランタナには、栽培品種として、葉っぱに黄色い斑が入っている「ヴァリエガタ」や、白い花が咲く「ニベア」、草丈が伸びずに抑えられる矮性種(わいせいしゅ)である「ドワーフ」などがあります。

ランタナは、花色が変化していくのが特徴となっています。

「コバノランタナ」は、ランタナよりは葉の部分が小さいのが特徴で、この名前が付いています。

枝は立ち上がらずに蔓のように細長くなっていて、這うように伸びていきます。

花色は、淡い紫色や白色などでランタナのように花色の変化はありません。

 

ランタナの花の形態(どんな花を咲かせるのか)

ランタナの花は、1mm四方サイズの小さな花が一箇所に真ん丸とまとまって咲くのが特徴です。

花期も春〜秋頃までと長く、花色も変化していく姿を楽しむ事ができます。

オレンジ色→赤色や、黄色→オレンジ色、ピンク色→クリーム色などに変化する種があります。

 

ランタナのトリビア

ランタナの花言葉

ランタナの花言葉には、「厳格」「合意」「協力」「確かな計画」などがあります。

 

ランタナの由来伝承

ランタナの名前は、「曲げる」という意味を持つ「lentare( レンタレ) 」というラテン語からきていると言われていますが、諸説があるようでハッキリとはしていないようです。

和名の「七変化」は、花色が段々と変化していく様子からそう名付けられました。

 

まとめ

今回は、まるで小さなブーケのようにも見えて、花色の変化も楽しめる可憐な花であるランタナの育て方についてご紹介してきました。

初心者にも扱いやすく育てやすい植物です。

病害虫にも強いのでお手入れも楽です。

ぜひ一度この記事を参考に、鉢植えやお庭の花壇などに植えて育てて楽しんでみて下さい。

 

takenaka

takenaka

お花と植物を愛するライター。 お花と植物と共に暮らすグリーンライフに憧れて、去年お庭付きの一軒家に引っ越しました。まだまだ理想のお庭にはほど遠いけど、週末の楽しみは少しづつお庭の手入れをすることです♪

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