ツバキの画像

ツバキの育て方

  • ツバキ科
  • ツバキ属

ツバキの基本情報

ジャンル

庭木・花木

形態

高木

学名

Camellia japonica

別名

ヤブツバキ,ヤマツバキ

原産地

本州、四国、九州、沖縄、台湾、朝鮮半島南部

ツバキの性質

栽培難易度

やや易しい

耐寒性

強い

耐暑性

強い

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

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肥料

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開花

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剪定

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ツバキの育て方の画像

ツバキの育て方

シャンプーでもおなじみのツバキという植物の育て方についてご紹介します。

日本代表の花木の一種で庭木として古くから親しまれています。ツバキという植物にはどんな特性があるのでしょうか。

基礎情報

日当たり

ツバキは日陰に非常に強い花木です。なのでさほど日当たりを気にする必要はありません。

半日陰ほどの明るさがちょうど適しています。地植えにしても鉢植えにしてもどちらでもこの条件が当てはまります。

日当たりが良すぎると乾燥して枯れてしまう恐れもあるので注意してください。

 

置き場所

冬の寒冷の風に当たらないように北風と西風が当たらない場所に管理するようにしましょう。

乾いた冷たい風に当たると蕾が落下したり枝葉が枯れる原因になります。

適した場所は、建物の東か南の湿度が高めの場所を選ぶようにしましょう。

挿し木を行うときは、切った後に直射日光の当たらない明るい日陰で管理するようにしましょう。

 

水やり

鉢植え・庭植えでも土の表面が乾いていから水を与えるようにします。

特に植え付けてから2年の間は前述の通りに与えましょう。

花を咲かせる時期に入ると花弁を広げる力を使うのでさらに水分を与えましょう。

庭植えで2年が経過してからは水や与える必要がほとんどなくなります

ただ、雨量が少なく土の表面が乾いている場合はたっぷり水やりをしましょう。

根付いた後からは真夏のときはたっぷり水を与えます。

 

植え付けから2年は土が乾いていたら水を与えるようにします。

根付いた後は水を与えなくていいと考えておいてください。

 

肥料・追肥

肥料には、鉢植えで育てているのであれば1年に2回春と秋に費やしてあげましょう。

春は花が咲き終わった後、秋は蕾の成長が安定するときに肥料を与えます。肥料には、油かすまたは化成肥料を使いましょう。

春と秋に肥料を与える際に同じ場所にしてしまうと生育不良になる可能性があります。

春と秋では与える場所を変えるようにしましょう。

地植えを行った際は、新年が明けてから春頃にかけて緩効性化成肥料を与えます。

肥料を与えるときの注意点について、株から20cm程度の間隔を開けて与えましょう。

株の近くに肥料を撒いてしまうと根に当たって肥料焼けを起こしてしまいます。

肥料焼けとは、根が吸収する力が弱くなり水分が奪われて枯れてしまう状態のことを指します。株に直接当たらないように注意しましょう。

 

用土

ツバキに使われる用土には、特に決まりはありませんが、粘土質の土は避けておきましょう。

育ちが良くなる土の特徴には、水はけがよく弱酸性の土が良いです。

鉢植えで育てている場合、赤玉土と鹿沼土と腐葉土を全部1割ずつ混ぜたものを使いましょう。

庭植えでも配合した土を使用します。腐葉土の他に「パーク堆肥」でも可能です。

 

植え替え・植え付け・種蒔

どんな環境で育てていても植え替え・植え付け共に3月の半ばから4月または9月の半ばから10月の半ばの間に行いましょう。

植えている場所の底にゆっくり効くタイプの化成肥料でも良いですし、有機質肥料を元肥にして入れておきましょう。

アルカリ性の土の場所で育ててしまうと肥料を与えても吸い取られにくいので葉っぱの色も黄色になり生育できません。

どうしてもアルカリ性の土の場所で育てたいというときは、上記で書いた土を用意して高植えにして植えましょう。

ツバキは種蒔からでも育てることが可能です。種を収穫する時期は、9〜10月です。

収穫したらそのまま土に撒きます。種の色は成熟していると黒くなっています。

春になってから種蒔を行いたい場合は、収穫した種を湿った川砂をタッパーなどに入れて冷蔵庫で保管します。

赤玉土を馴らして種の大きさの3倍になる穴を作って種を撒いていきましょう。

 

増やし方

ツバキって花が豪華でいつまでも育てていたいと思いますよね。

ツバキの増やし方には、挿し木ととり木のやり方があります。

挿し木で増やすには、蝶々が舞う暖かい季節になったころから伸長した枝を10〜20cmの大きさの挿し穂を作ります。

切ったらすぐに水の入った花瓶などに移しておきましょう。水あげの後に清潔な土を用意して切った挿し穂を挿します。

その後に、空気が通るように穴を開けたビニール袋を容器全体を覆って湿度が保てられるように管理します。

管理場所は、「置き場所」で書いていますのでそちらを参考にしてみてください。

挿し木を行うのは、6月〜8月が適期でうまく育っていけば同じ年の9月には鉢に植え替えすることが出来ます。

もう一つの増やし方である「とり木」とは、植物の茎や枝の一部の皮を剥ぎ取ってそこから発根させ新たに株を作ります。

新しい株が十分に育ったら根の下を切って植え付けを行う繁殖方法です。

ツバキのとり木を行うのであれば、樹皮を3cmの大きさに幹の内部まで切り取って水苔に包みます。

水苔は十分に水に湿らせておきます。包み込んだらビニール袋で覆って紐などを使って乾燥しないようにします。

その後の管理方法は、水苔が乾かないようにこまめに水を与えましょう。

根が発根したら枝から切り離して土に植え替えてあげましょう。

 

病気・害虫

可憐な花を咲かせるツバキを枯らせたくありません。

しかしツバキも植物ですので病気にかかったり、害虫の被害に遭うことがあります。

ツバキの病気には、すす病や花腐菌核病にかかることがあります。

すす病は、害虫の排泄物が原因で葉や枝にすすのような黒い模様ができる病気です。

光合成の妨げになるので見つけ次第葉や実などを取り除きましょう。その後殺菌剤と殺虫剤の両方を撒いて対策を行いましょう。

すす病にかからないようにするためには、害虫を発見したらすぐに駆除するように行動することです。

そして、花腐菌核病とは、花弁に茶褐色の斑点ができ広がって腐敗して枯れさせてしまう迷惑な病気です。

この病気が進行すると花びらの上に黒い菌核を作り始めます。主に雨が原因で起こる症状で梅雨の時期は注意が必要です。

さらに水やりを行うときも花びらに水がかからないように気をつけて与えましょう。

また厄介なのがカイガラムシやチャドクガといった害虫です。

カイガラムシは、殻で覆われている害虫なので木べらなどを使って取り剥がしましょう。

幼虫を発見したのであればすかさず薬剤を散布して被害を抑えましょう。

チャドクガの発生を防ぐには、葉の裏に付いた卵の塊があるときに葉っぱごと取り除くことが手っ取り早いでしょう。

しかし見逃してしまい卵から生まれてきても集団行動をしていることが多いのでそのときに退治しておきましょう。

 

管理温度

ツバキの管理温度には、芽と蕾で温度が異なります。

芽を出させる場合は、10度〜20度で蕾をつけるには、20度〜10度へと変化をさせてあげることが重要です。

ツバキは、暑さにも寒さにも負けない強い植物です。日本でもどこの地域で育てても困ることはないでしょう。

 

種類・品種

日本全域を原産地とするツバキは、台湾や朝鮮半島南部でも見かけることのある庭木です。

そんなツバキの品種には、樹高が高く育つ「ヤブツバキ」や雪がよく降る地域で育っている「ユキツバキ」などがあります。

ヤブツバキは本州や四国などに分布しユキツバキは、東北や北陸で見かkることが出来ます。

この2品種が分布しているちょうど中間の地域にユキバタツバキという品種も自生しています。

江戸時代から茶花として用いられ重宝している「太郎冠者」や「草紙洗」など多くの品種があります。

日本の品種だけで2200種類もあり、海外の園芸品種も合わせると5000種類以上もある親しまれている植物です。

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

花の開花時期は2月〜4月で赤色の花を咲かせます。他には、白色やピンク色の花も咲かせゴージャスに魅せてくれます。

6月に花芽分化を行う植物で花が咲いた後から花芽が出てくる頃までに剪定を行いましょう。

時期外れに剪定を行ってしまうと翌年に花が咲きません。冬の寒い季節に咲く花です。

 

トリビア

風水

ツバキは東の方向に育てると幸運を招いてくれるとされています。

東は春のイメージがあるとされており赤い花や実になるものを植えると家が栄え、ピンクの花や実がなるものを植えると良縁が舞い込んでくるとされています。

 

花言葉

ツバキの花言葉には、全体的な意味として「美徳」や「女性らしさ」、「控えめな優しさ」など女性に関する意味が多くあります。

また、「私は常にあなたを愛す」とも言われているので乙女心の気持ちが込められた花言葉でもあります。

さらに、ツバキの花言葉には花の色によっても意味が異なってきます。赤い花は、「高潔」、「気取らない優美さ」という言葉が付けられています。

白い花は「誇り」や「至上の美」そして「理想的な愛情」という偉大さや完璧さを表していることが多いです。

ピンクの花には、「悲しみ」や「控えめな愛」と消極的な花言葉にもなります。

黄色の花にも花言葉があり、「謙虚」・「理想の愛」という意味があります。

全体的な花言葉には、華麗に咲き誇るツバキの花のイメージを重ね合わせているように感じられます。

 

由来伝承

ツバキを漢字で書くと「椿」ときへんに春と書きます。ツバキは太古の時代から在ったとされる霊木で長寿の木ともされています。

春と秋をそれぞれ8000年と考え、人間の3万2000年がツバキの一年間になることが長寿の木の由来です。

その意味から「父」に例えられています。

そんなツバキの名前が付けられた由来には諸説ありますが、光沢したつやつやの葉を持つ木から「ツヤハキ」を転じて付けられたとされています。

ツバキの英名はcamelliaで学名はcamellia japonicaと名付けられています。

 

まとめ

日本の庭木でも有名なツバキについてご紹介しました。

日本の洗髪料にも使用されているツバキは、古くから親しまれている植物です。

冬に赤い綺麗な花が咲き誇るので是非育ててみてください。

花言葉には、「愛」をテーマにした意味が多いので大切な人に贈ってみても良いかもしれませんね。

 

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takenaka

takenaka

お花と植物を愛するライター。 お花と植物と共に暮らすグリーンライフに憧れて、去年お庭付きの一軒家に引っ越しました。まだまだ理想のお庭にはほど遠いけど、週末の楽しみは少しづつお庭の手入れをすることです♪

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