アンゲロニアの画像

アンゲロニアの育て方

  • オオバコ科
  • アンゲロニア属

アンゲロニアの基本情報

ジャンル

草花

形態

多年草

学名

Angelonia

別名

原産地

中南米

アンゲロニアの性質

栽培難易度

易しい

耐寒性

弱い

耐暑性

強い

耐陰性

時期

種まき

1
2
3
4
5
6
7
8
9
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11
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植え付け・植え替え

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肥料

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開花

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剪定

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アンゲロニアの育て方の画像

アンゲロニアの育て方

ゴマノハグサ(オオバコ)科のアンゲロニア属に分類されるアンゲロニアは、

西インド諸島やメキシコ~ブラジルに30種類ほどが分布しています。

暑さに強く夏の花壇向きの草花です。

そんなアンゲロニアの育て方をご紹介します。

 

基礎情報

日当たり

アンゲロニアは、日当たりが良い場所を好みます。

日本の真夏のような高温多湿の環境下でも元気に育ってくれます。

また耐陰性も兼ね備えているので、日射しを数時間確保できる場所でも育てられます。

しかし乾燥を嫌う性質がある為、西日が当たる場所は極力避ける必要があります。

 

置き場所

アンゲロニアは、日当たりと風通しが良い場所がベストになります。

しかし耐陰性もある為、日陰での栽培も可能です。

しかし花つきや花色が、その分悪くなってしまいます。

暑さに強いとは言っても、西日が苦手で葉焼けを起こす原因となる為、強烈な西日の日射しからは守る必要があります。

寒さはやや苦手なので、冬の霜には当てないように管理します。

5℃以下の環境が長い期間続いてしまうと生育が止まってしまったり、最悪枯死するなどがありますから、

寒い地域で育てる場合には、室内で日当たりの良い場所に移動してあげるようにします。

 

水やり

アンゲロニアは、南アメリカや中央アメリカの熱帯~亜熱帯地域が原産地の為、高温多湿の環境が好きです。

夏の水やりは土の表面が乾いていたら、株の根元までしっかりと水分が行き届くように十分な水やりを行います。

特に真夏の暑さが何日も続くような時期には、思いの外乾燥しやすくなりますので、

朝と夕方に2回水を与えるようにする工夫などが必要となってきます。

 

 

アンゲロニアは日本では、戸外での冬越しはかなり難しい為、一年草として扱われています。

10月以降には殆ど枯れてしまいます。

しかし、室内の10℃前後ある環境では冬越しができますので、やや湿り気のある土の状態を目安に、控えめに水やりをします。

 

肥料・追肥

肥料に関しては、気温が高くなる夏場の時期にはどんどん花が咲いて生長する為、肥料を欠かす事はNGです。

4月中旬~6月初旬頃に植えつけを行う時には、緩効性化成肥料を適量元肥として施します。

植え付けを行った後は、数ヵ月に1回を目安に追肥として、同じ肥料を同じ分量だけ、株周りの土の表面にばら撒きます。

もしくは、2週間に1回程度液体肥料を施します。

 

 

用土

アンゲロニアには、水持ちが良くかつ水はけも良い培養土がベストです。

乾燥には弱い性質があるので、例え水はけが良くてそれだけではダメなのです。

水持ちと水はけというと、両極端の要素となるので難しいと思うかもしれませんがそんな事はありません。

配合の基本の割合としては、「赤玉土の中粒5:腐葉土3:ピートモス2」となります。

これにより、水はけが良くかつ水持ちが良い土になります。

 

 

植え替え・植え付け・種蒔

植え付けは、暖かくなる5月~7月頃が最適です。

種蒔は、4月下旬頃~6月頃に行うのが最適です。

ただしアンゲロニアは高湿を好みますので、早く蒔き過ぎのは避けるようにします。

発芽させる為には、23℃前後の温度が必要となってくるのがその理由です。

必ず暖かくなってから種を蒔くようにします。

種蒔は、ポットまきで行うのが基本となります。

発芽するまでは水切れを起こさない様によくチェックしながら管理するようにします。

上手くいけばだいたい約1週間前後で発芽してくれます。

発芽した後はしばらく育苗して、その後で鉢などに定植するようにして下さい。

植え替えは、霜の心配をしなくてよくなる、3月下旬~4月中旬頃に行うようにします。

 

増やし方

挿し木によって増やすのが主となっています。

真夏は避けて春~秋頃に行います。

茎が丈夫で強いので初心者でも結構簡単に挿し木する事が可能です。

やり方は、2節毎に茎をカットし、30分程度水に浸した後、植物成長調整剤を切り口部分に薄く塗布します。

そして、市販されている挿し木専用土に挿して明るい日陰に置き管理します。

数週間ほどで芽が出てくるので、3号ポットに植え替えします。

 

病気・害虫

アンゲロニアの病気で良く知られているのは、「灰色かび病」と呼ばれるものです。

これは、6月頃~7月頃と9月頃~10月頃に雨の日が続くと、発生しやすくなります。

対策としては、風通しを良くする事で抑える事が可能です。

害虫については、ナメクジやアブラムシが付く事があります。

特に5月頃~10月頃の期間は、新芽が出てくる時期となりアブラムシが発生しやすくなります。

よくチェックして発見したら防除するようにします。

また6月頃~7月頃の梅雨の時期には、ナメクジが多く発生します。

夜間に行動する習性がある為、可能な限り夜にチェックし捕殺します。

 

 

管理温度

アンゲロニアは、日当たりの良い場所を好みますが西日は苦手な性質があります。

そして耐暑性はありますが、耐寒性はあまりありません。

熱帯~亜熱帯地域が原産です。

こういった事を踏まえて、日当たりが良く、やや湿り気もある場所で管理します。

気温が10℃を下回る場所は避けるようにします。

戸外で鉢植えで育てている場合には、冬場は室内に移動させます。

そして、花が咲き終わったら、葉の付け根のわき芽が付いている場所で切り戻しをします。

そうするとわき芽が出てきてまた花を楽しむ事が出来ます。

 

 

種類・品種

アンゲロニアの代表的な品種には、よく流通しているものとしては、

アンゲロニア・アングスティフォリア」や「アンゲロニア・サリカリフォリア」があります。

これらは多年草で毎年花が咲き、常緑性です。

 

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

アンゲロニアの花は、一つひとつが小さく、だいたい1cm程度のものとなっています。

しかし花茎には多くの花が付くのでとても綺麗です。

花色は、紫色が有名ですが、その他にも、ピンクや白、紫がかったブルー、紫と白色のツートンカラーなどもあります。

色々な花色のアンゲロニアを育ててみるのも良いでしょう。

 

トリビア

花言葉

アンゲロニアの花言葉は、「過去の恋人」となっています。

この花を見ると昔の恋人を思い出してなんとなく切なくなってしまいそうですね。

この他の花言葉としては、「無遠慮」や「拒否」があります。

可憐なアンゲロニアの花からはちょっと想像できないような花言葉になっています。

アンゲロニアの花の姿形は、まるで口を開けたが骸骨のように見えます。

花言葉の意味とも合わさって誰かにプレゼントをすのには、あまり向いていません。

ですが花自体は美しいので、お部屋に飾っておく分には良いです。

 

由来伝承

アンゲロニアは、ラテン語の天使(Angelos) がその語源と言われています。

花の姿形は口を開けた骸骨のように見えるのに、

別名では「エンジェルラベンダー」とも呼ばれているのがある意味対照的であり面白いです。

 

 

まとめ

今回はアンゲロニアの育て方について解説してみました。

初心者でも比較的扱いやすく育てやすい為おすすめします。

本来は多年草なのですが、日本では越冬させるのがかなり難しい為、基本的には一年草として育てる事になります。

特に地植えでの冬越しは殆ど不可能だと思って下さい。

しかし鉢植えで育てる場合には、冬場に室内に移動させて管理ができるので、冬越しさせる事は可能となります。

沢山の花を穂状に咲かせる為、色々な花色と一緒に育ててみると、とても華やかな花壇や寄せ植えにする事ができます。

耐陰性もあるので日当たりの良い場所以外にも、明るい日陰でも元気に育ってくれます。

暑さには強いですが、西日などの強い日射しや乾燥には弱いので、

その点だけは注意してあげるようにすると長い期間に渡ってお花を楽しむ事が出来ます。

 

 

※トップ画像はPhoto by はーちゃんさん@GreenSnap

FLORA

FLORA

1985年生まれ。 お花もグリーンも生活の一部。 休日はもっぱらグリーンのあるカフェ巡り。

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