マダガスカルジャスミンの画像

マダガスカルジャスミンの育て方

  • キョウチクトウ科
  • ステファノチス属

マダガスカルジャスミンの基本情報

ジャンル

観葉植物

形態

低木

学名

Stephanotis floribunda

別名

マダガスカルシタキソウ,ハナヨメバナ

原産地

マダガスカル

マダガスカルジャスミンの性質

栽培難易度

やや易しい

耐寒性

弱い

耐暑性

普通

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12

肥料

1
2
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開花

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剪定

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マダガスカルジャスミンの育て方の画像

マダガスカルジャスミンの育て方

マダガスカルジャスミンは芳醇な香りを持ち、純白の花を咲かせることから清潔感があり、人気の観葉植物となっています。

ただし、綺麗な花を身につけるには注意しなければいけないことがあります。

今回はそんなマダガスカルジャスミンの育て方をご紹介します。

マダガスカルジャスミンの基礎情報

マダガスカルジャスミンの日当たり

マダガスカルジャスミンは、名前の通りマダガスカルが原産地の熱帯植物です。

そのため、できるだけお日さまに当たる場所に管理します。

とりわけ4月から5月の時期にかけては、花芽分化期といって花になるための芽を作り出す大事な季節です。

この時期にはよく日光に当たるようにします。

部屋置きで育てている場合も、1日に少なくとも5時間程度の日光が当たるようにしてあげます。

 

マダガスカルジャスミンの置き場所

基本的にはできるだけ日当たりのよい場所で育ててあげます。

ただし、季節によって戸外がいいのか、室内がいいのかが異なってきます。

夏の時期には、厳しい直射日光によって葉焼けを起こしてしまうため、

できるだけ半日向の場所か、午前中の日光に当ててあげるようにします。

マダガスカルジャスミンはあまり寒さに強い植物ではありません。

秋になって最低気温が15℃を下回るようになると、日の差す窓際で管理します。

また、冬になれば、できるだけ暖かく、日当たりの良い場所で育てます。

最低気温が5℃を下回らないように気をつけてください。

霜に当たると枯れてしまいます。

 

マダガスカルジャスミンの水やり

マダガスカルジャスミンの水やりは、生育期には土の表面が乾いてきたと感じたらたっぷりと与えます。

特に5月から10月にかけては花を咲かせるので、たくさんの水が必要となってきます。

夏はよく乾く時期ですので、乾かしすぎないように心がけてください。

直射日光によって水温が上昇してしまうのを防ぐために、朝もしくは夕方の気温が下がってきた時期にあげるのがおすすめです。

だからといって与え過ぎるのはマダガスカルジャスミンにとってはあまりよくありません。

地面が湿った状態が続くと、カビが発生して根が腐っていく原因となります。

鉢皿にたまった水も根腐れを起こしてしまう原因となりますので、捨てるようにしてください。

 

5月から10月にかけての生育期には水をあげる一方で、

秋の最低気温が20℃を下回る時期になると、成長がだんだんと止まるため、水やりの回数を少しずつ減らしていきます。

基本的には乾いたと感じてきたら与える程度で大丈夫です。

冬になるとさらに頻度を減らします。

土が乾いても4日から5日程度そのまま置いて、水を与えるようにしてください。

この時期になると休眠状態に入り、根からの水の吸収する量が減っていきます。

 

 

マダガスカルジャスミンの肥料・追肥

肥料を与える場合には、5月から10月の生育期である時期に緩行性のある化成肥料、

もしくは月に2回(10日から15日に1回のペース)程度、液体肥料を与えます。

秋および冬は成長が穏やかになるため、肥料を与える必要はありません。

綺麗な花を咲かせるために必要なのはリン酸が重要となってきます。

窒素・カリウム・リン酸が均等に入っているもの、もしくはリン酸が多いものを肥料として選ぶようにするのがおすすめです。

 

 

マダガスカルジャスミンの用土

水はけのよい土がマダガスカルジャスミンには適します。

市販されている観葉植物用の培養土、

もしくは自分で配合する場合には小粒の赤玉土を7、腐葉土を3の割合で配合した土を用意します。

できるだけ水はけがよくなるように混ぜ合わせましょう。

ただし、気をつけなければいけないのが、部屋などで管理する場合には腐葉土は臭ってしまうことです。

 

 

マダガスカルジャスミンの植え替え・植え付け・種蒔

マダガスカルジャスミンを植え替える、もしくは植え付けるのに適した時期は4月から6月です。

この時期は生育期に入っていて、苗が土に根ざしやすいためです。

早ければ5月には開花時期を迎える植物であるため、5月までには済ませてしまいたいところです。

この時に、同時に剪定をしてあげることで、次に生えてくる枝や花が増えやすくなります。

生育が旺盛な植物のため、植え替えの時期は1年か2年に1度必ず行うようにしてあげてください。

そのままにしておくと、根も生長しているため、鉢の中でからまって根詰まりを起こしてしまう原因となってしまいます。

また、この時に古くなった土を3分の1ほど落として、新たしい用土で植え替えてあげます。

古くなった土は病気や害虫を呼び寄せる原因となるほか、栄養が足りなくなったり、水はけの悪くなる元になってしまいます。

植え替えをするときに必要となるものは新しい鉢、新しい土の他に、

鉢底ネット、鉢底石、麻ひも、あんどん仕立て用になっている支柱です。

植え付ける際には、苗よりも1回りから2回り程度大きめの鉢を用意してあげましょう。

マダガスカルジャスミンを植え替える際に気をつけなければいけないことは、樹液にはアルカロイドという毒があることです。

かぶれやすい人は作業をするときには、樹液が手につかないようにするためにゴム手袋を着用するなどの必要があります。

種から育てる場合には、撒き時に適した時期は3月から5月です。

 

 

マダガスカルジャスミンの増やし方

挿し木で増やす場合と、種撒きから育てる場合の2種類があります。

5月から6月にかけて茎を2節程度残して切ってしまい、

上の節についている葉っぱを2枚残して1時間ぐらい水に浸けておきます。

毒のある樹液を出すためです。

浸した節を用土に植えて挿します。

土は赤玉土やバーミキュライトなどの用土を準備しましょう。

植えてから芽が出るまで少なくとも1年、花を咲かせるまでには3年ぐらいかかってしまいます。

種まきで増やす場合には、マダガスカルジャスミンの種は市販ではあまり流通していないこともあって、

育てられたマダガスカルジャスミンから種を採取して増やすことになります。

プランターに等間隔でまいて、目が出るのを待ちます。

ただし、挿し木でさえかなりの時間を要するため、

種まきからマダガスカルジャスミンを育てて増やすのはあまり現実的な方法とは言えません。

 

 

マダガスカルジャスミンの病気・害虫

マダガスカルジャスミンは病気にかかりにくい植物です。

ですが、育成環境がよろしくないと根腐れを起こしたり、葉焼けが発生しますので注意したいところです。

一方で、害虫はアブラムシ、カイガラムシ、ハダニといったものが見られます。

いずれの種類も、茎や葉っぱから汁を吸い取って生育が悪くなってしまう原因となります。

季節の変わり目などに適宜、殺虫剤を撒いてあげたり、

薬剤の効きにくいカイガラムシは筆や爪楊枝の頭を使って落としてあげましょう。

 

 

マダガスカルジャスミンの管理温度

マダガスカルが原産国の熱帯植物であるマダガスカルジャスミンは、

暑さに強いものの、耐寒性は5℃までとあまりないのが特徴です。

そのため、育てる場合にはできるだけ暖かい場所が望ましいです。

目安となるのは最低気温が15℃を下回るかどうかです。

秋になって15℃を下回るようになってくると、室内などの暖かい場所に移してあげましょう。

また、冬場に注意しなければならないことは、日当たりのいい場所として窓際で育てていても、

夜になって外の冷気が窓越しに伝わってくることです。

窓辺も氷点下を下回ることがありますので、その場合には、室内の奥に移動させてあげるなどの対処が必要です。

 

マダガスカルジャスミンの種類・品種

ジャスミンという名前がついていますが、芳香であることから付けられたものです。

ジャスミンがモクセイ科に属しているのに対してマダガスカルジャスミンはガガイモ科に属しているため違います。

こうした「ジャスミン」という名前がついているのにジャスミンではない植物は他にも存在します。

ミカン科のシルクジャスミンは、香りがジャスミンのようであることからその名前が付きました。

マチン科のカロライナジャスミンも、同様に芳醇な香りを持つことからその名前が付きましたが、毒を持っています。

過去にはモクセイ科のジャスミンと思ってジャスミン茶として飲用して、食中毒事件になったこともあります。

 

 

マダガスカルジャスミンの収穫

マダガスカルジャスミンは、茎の先端にある芽を優先的に育ててしまう「頂芽優勢」という性質があります。

そのため、放っておくと茎の生長に栄養を使ってしまうため、茎だけが伸びてしまい、

花が咲かなくなる、ということが起きてしまいます。

そのために摘心と呼ばれる作業をして、芽の先端を摘み取ってあげます。

蕾が出てき始めたら、そのつるの先端部分を切ってあげます。

そうすることで蕾の生長を早めて花が咲きやすくなるだけでなく、

マダガスカルジャスミンは一度花を咲かせた場所にはもう二度と花を咲かせないという性質が発揮されます。

そのため、摘心をすることで枝の分岐を促して、より多くの花を咲かせる効果が期待できます。

こうして伸びた枝は誘引させるようにしましょう。

ただし、先ほども触れたようにマダガスカルジャスミンの樹液には毒があるため、

作業をするときには、かぶれないようにゴム手袋を着用する等の対策が必要です。

また、マダガスカルジャスミンを種から育てたいという場合には収穫する必要があります。

マダガスカルジャスミンの種は非常に小さく、軽いため小さめのビニール袋を覆いかぶせて、

種が地面に飛び散らないようにして採種します。

 

 

マダガスカルジャスミンの花の形態(どんな花を咲かせるのか)

筒が伸びて5つに割れたような形をしています。

色は純白、開花時期は4月から9月と比較的長いのが特徴です。

切り戻し剪定が不十分であったり、肥料が適切でない、または日当たりがよろしくないと花を咲かせないことがあります。

 

マダガスカルジャスミンのトリビア

マダガスカルジャスミンの花言葉

マダガスカルジャスミンの花言葉には

「清らかな祈り」、「愛される花嫁」、「二人で遠くへ旅を」、「自惚れ屋」といったものがあります。

白く清楚な雰囲気を漂わせる花が、白のドレスを身にまとった花嫁の姿を連想させることが花言葉の由来となりました。

 

マダガスカルジャスミンの由来伝承

マダガスカルジャスミンは、原産国がマダガスカルで、ジャスミンのような芳醇な香りを持つことからその名前が付けられました。

ところでこの「ジャスミン」という名前ですが、

ペルシャ語の神様の贈り物という意味を持つ「ヤースミーン」が語源になったとされています。

日本では「茉莉花」と呼ばれていますが、実はジャスミンの全般を表す言葉ではなく、アラビアジャスミンを指します。

これはサンスクリット語で「マッリカー」「マリカー」と呼ばれていたことが元になっているためです。

 

 

まとめ

純白の花は清潔感、クリーン感を与える効果が期待でき、開花時期も長いため、観葉植物として向いています。

ただし、綺麗な花が故に毒も持っていますので、正しい管理の仕方が必要です。

この記事を読んで綺麗なマダガスカルジャスミンを育ててみてください。

 

 

※トップ画像はPhoto by acoさん@GreenSnap

FLORA

FLORA

1985年生まれ。 お花もグリーンも生活の一部。 休日はもっぱらグリーンのあるカフェ巡り。

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