ガジュマルの画像

ガジュマルの育て方

  • クワ科
  • フィクス属

ガジュマルの基本情報

ジャンル

観葉植物

形態

高木

学名

Ficus microcarpa

別名

原産地

沖縄、インド、東南アジア

ガジュマルの性質

栽培難易度

やや易しい

耐寒性

やや弱い

耐暑性

やや強い

耐陰性

あり

時期

植え付け・植え替え

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肥料

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剪定

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ガジュマルの育て方の画像

ガジュマルの育て方

観葉植物として人気のガジュマルは、子どもの精霊が宿ると言われている神聖な木でもあります。

元々ガジュマルは熱帯夜亜熱帯に分布している常緑高木なので、水やりと日光を押さえておけば比較的育てやすい品種と言えます。生育をコントロールもしやすいです。

基礎情報

日当たり

ガジュマルは温かい地域原産の植物なので、日光が大好きです。

日光に当てるとすくすく育っていきます。そのため、可能な限り日光にしっかり当てましょう。

ただし、季節の変わり目には注意が必要です。冬に寒さ防止のために室内管理をしている場合は、突然春の直射日光を当てると葉焼けします。

最初は戸外の日陰、続いて半日陰、日当たりの良い場所と間隔を開けながら移動させ、日光に慣れさせる必要があります。

冬の場合は室内の日当たりの良い場所で日光を当てると良いです。

しかしながら、斑入りの品種は強光線に弱い傾向があります。

そのため、斑入りの品種を育てる場合は、真夏の直射日光を避けましょう

斑入りのものは明るい日陰で育てるのが無難です。真夏以外の季節は、日に当てて大丈夫です。

日光にしっかり当てることで、株自体がしっかりと育ちます。

日当たりが悪い場合は、枝が間延びしてしまったり、葉の色やツヤが悪くなります。

ガジュマルの中でも特に黄金のガジュマルは日光にしっかり当てることで光沢のある美しい葉に生長します。

 

置き場所

春から秋にかけては戸外やベランダなどの日がよく当たる場所に置くのがベストです。

耐寒温度は5度までと言われています。

屋外で育てている場合、秋の暮れには室内に入れて陽のあたる場所に置いておくと良いです。

冬以外の温かい時期には日のよく当たる場所に置いてあげましょう。葉焼けを防ぐために、カーテン越しに置くのも良いです。

 

水やり

用土が乾いたら水をたっぷりとやりましょう。もし土が湿っていたらまだ水やりは不要です。

ガジュマルは湿潤な空気を好む植物です。

湿度が好きな植物ですが、そうは言ってもずっと湿気ていると根腐れを起こすこともあります。

そのため、年間を通じては水が必要になります。葉水とは葉に対して水をかける水やりの一種で、これによって植物の湿度を保つことが出来るようになっています。

ガジュマルの場合は、霧吹きなどのグッズを使用して、葉に水を掛けてやりましょう。

夏でも土に対して水をやりすぎると根腐れを起こしますから、葉水で水分補給を行います。

戸外で管理している場合は、ガジュマルの上からバシャッとシャワーなどで水をかけるのも良いです。

夏場は気温が高く、用土の蒸発が早まる傾向があります。土の状態を確認しながら朝夕に水やりをしましょう。

昼間の水やりは根腐れの原因となるのでNGです。

 

ガジュマルは冬場に生育が止まります。この時期は水を吸い上げる力が落ちているので、冬に水やりをしすぎるのはいけません。

根腐れの原因になります。土がカラッと乾燥するまでは水やりを控えてください。

土への水やりはこのように控えめで行うのが鉄則ですが、冬でも葉水は行うようにしましょう。

霧吹きで夏場と同様に葉に水を吹き掛けてやります。

冬が終わり、春になるとガジュマルの成長が少しずつ早まっていきます

気温が高くなるに連れて土の水分蒸発のサイクルも早くなります。

水切れしやすくなるので、冬が終わる頃は水やりのチェックを怠らないようにしましょう。

 

肥料・追肥

ガジュマルの肥料は、春から秋にかけてゆっくり効果を表す置き肥もしくは、液肥がベストです。

肥料なしでもしっかり育つ品種ですが、肥料があった方が生育期はより成長します。

肥料がないからといってガジュマルが枯れることは滅多にないです。

寧ろ肥料は与えすぎると枝や葉が伸びすぎる傾向にあります。そのため液肥もそこまで必要ありません。

またもともと生命力が強い品種であるガジュマルは、肥料の栄養過多で根腐れを起こす場合もあります。

ハイドロカルチャーなどで育てている場合は液肥があるといいですが、土で育てている場合はそこまで気にしなくていいでしょう。

冬に肥料を与えると根を傷めてしまうことがあるので、寒い時期には肥料は与えてはいけません。

 

用土

ガジュマルの用土には、水はけの良いものを選ぶようにしましょう。

市販の観葉植物の土で十分に育ちます。

自分で用土を作りたい場合、赤玉土を中心に腐葉土やピートモス、バーミキュライトを活用すると良いです。

水はけを重視した土作りを行ってください。

またインテリアとしても人気なガジュマルですから、ハイドロカルチャーを活用して育てることも出来ます。

その場合は液肥が必須なのでハイドロカルチャー容器と一緒に用意しておきましょう。

 

植え替え・植え付け・種蒔

ガジュマルは種で育てる植物ではなく、株で購入する場合が多い観葉植物です。

そのため、ホームセンターや通販などで株を購入し育てていくことになります。

こうした場合のガジュマルは時期を見て植え替えが必要になります。

ガジュマルの根が鉢底からはみ出したり飛び出したりしていたら、植え替えを検討しましょう。

植え替えは2〜3年に1度行うといいです。夏場の生育が旺盛な植物なので、水切れを起こす前に適した鉢に移すのが理想です。

 

増やし方

ガジュマルは剪定した枝を使用して挿し木にすることが出来ます

植え替えの時期に剪定を行い、その剪定の際にカットした枝で挿し木を行なうことが出来ます。

4月から6月にかけて剪定を行い、成長する夏前に手入れしておくことでしっかり生育してくれます。

剪定で切ってしまった枝は、節を目安にカットしていきます。枯れていない枝を選択し、小さめにカットしていきます。

下葉も切って枝は斜めに切るようにしましょう。この時に切った枝から乳白色の樹液が出てきます。

これは洗い流しておきます。この樹液が固まると枝の切り口からの吸水性がぐっと落ちるので注意しましょう。

カットできた枝を観葉植物用の土等に半分ほどさせば、挿し木は完成です。

これで株を増やすことが出来ます。挿し木はたっぷり水やりを行い、土が乾かないよう半日陰で管理していきます。

1週間から2週間は外の風通しの良い木陰などに置き、3週間経過したら液肥をやりましょう。

ガジュマルの挿し木はおよそ3ヶ月で根が張ると考えられています。

 

病気・害虫

強い植物なので、ほとんど病気になりません。しかしながら稀にカイガラムシが発生することがあります。

これは風通しが悪いと発生するので注意しましょう。気づいたらすぐに薬剤を散布して駆除しましょう。

木が小さい場合や、少量の発生の場合は歯ブラシなどで擦って落としても良いです。

 

管理温度

特に決まった管理温度はないですが、耐寒性があまりなく、気温が5度を下回ると葉が落ちてしまいます。

葉が落ちてしまっても、そこで終わりではなく、気温をキープし湿度を高めにしておくと春先に新芽を出すことがあります。

そうなるとまた育てることが出来るので、落葉したら捨てずに様子を見ましょう。

そもそもが強い植物なので、剪定の場合でもどこを刈り込んでも芽が出るようになっています。

 

種類・品種

ガジュマルは、正式な学名がフィカスミクロカルパとなっています。

英名ではインディアンローレルとしても知られており、様々な呼び名で愛されている観葉植物です。

ガジュマルの定番品種といえばフィカスミクロカルパですがその他にもガジュマルと同じ種類として知られている品種が幾つかあります。

黄金ガジュマルは黃緑色の明るい葉が美しく、海外では街路樹として利用されていることも多いです。

その他には突然変異種のシダレフイリガジュマルが有名です。

その名の通り斑入りの葉が大きな特徴で、枝は横に広がっていきます。

日本国内での流通は少ないため、希少種としてファンの間では人気です。

その他、センカクガジュマルやパンダガジュマルもよく知られています。

センカクガジュマルは風が強いことで知られている尖閣諸島に自生している少し珍しいガジュマルで、小さいひし形の葉が大きな特徴です。

センカクガジュマルは接ぎ木したものが多く出回っています。

オリジナルで販売しているものは少ないです、そんなセンカクガジュマルの突然変異種がパンダガジュマルです。

パンダガジュマルはセンカクガジュマルの生産過程で出来た突然変異種で、商品化して流通するようになりました。

パンダガジュマルはセンカクガジュマルよりも葉が丸いのが特徴です。

肉厚な葉で、年数が経ったものほど人気があります。高価な観葉植物としても知られています。

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

ガジュマルは花を咲かせない植物と思われていることが多いですが、実は花を咲かせます。ただし、外見からはわかりません。

ガジュマルは春になると、1センチメートルほどの小さな実をつけます。この実は花嚢と呼ばれています。

その身の中に花が咲くので、外からガジュマルの花を見ることは出来ません。

この花嚢は鳥に食べられることが多く、野鳥の餌として食べられています

こうして鳥に食べられることで、ガジュマルは実を遠くへ飛ばします。

鳥の糞に消化されていないガジュマルの実が含まれているので、新たな場所で発芽する事が出来るようになっているのです。

 

トリビア

風水

ガジュマルはインテリア風水でもよく使用される、縁起の良い観葉植物です。

別名として「多幸の木」と呼ばれていることもあります。

生命力の溢れるガジュマルは、風水上では運気を引き込む効果や金運アップの効果があると言われています。

勝利のエネルギーを与えてくれるガジュマルは西・東北東・北に置くのが最も望ましいです。

厄除けの場合は南に置くと良いと考えられています。家の中心から南に位置する場所に置くことで、厄除けに繋がります。

また、厄除けしたい人がいるのであれば、その人の部屋で育てるのが効果的です。

沖縄では精霊「キジムナー」が住む木であるという言い伝えもあります。

神秘的で室内にあるだけで運気がアップしそうな観葉植物です。

 

花言葉

ガジュマルの花言葉は「健康」です。

エネルギッシュな性質や風水的にも一目置かれていることや、たくましさに由来していると考えられます。

ガジュマルは低木・岩などの上で発芽します。

これは、ガジュマルの果実を食べた鳥が、岩や低木に糞を落とすことで発芽するからです。

発芽してすぐは細いガジュマルですが、時間が経過すると共に細かった気根が発達し、幹のように発達していきます。

成長した気根はコンクリートやアスファルト、岩などを突き破って大きくなることもあるほどです。

健康的でエネルギッシュなガジュマルらしい花言葉ですね。

 

由来伝承

ガジュマルの名前の由来には幾つか説があります。

成長しながら土台となる岩や樹木に絡みつくことから、「絡まる」が訛ってガジュマルと呼ばれるようになったという説が有名です。

その他には、「風を守る」という言葉が訛ってガジュマルになったという説もあります。

また、ガジュマルには「絞め殺しの木」という恐ろしい別名もあります。

自然界に自生しているガジュマルは、土台となった木に気根を絡みつかせ、絞め上げて成長します。

こういった過程の中で最終的に土台となった木は枯れてしまいます。

このような他の木や植物を絞め殺すような成長過程から「絞め殺しの木」と呼ばれるようになったようです。

 

まとめ

ガジュマルの育て方や性質、生育のコツを紹介しました。

生命力の強い観葉植物なので、育てること自体は難しくありません。

1年育てることができればその次の年も育てられる長期の生育におすすめな品種です。

剪定などで出た不要な枝は挿し木にすれば新しい株を増やすのに使用できます。

ミニガジュマルを自分で育てるのも楽しいです。ガジュマルには風水的な意味でも有り難い効果がたくさんあります。

部屋に置いているだけで運気アップにも繋がります。

また風水のためではなくても、インテリアのアクセントにも活躍してくれるのがガジュマルの魅力です。

気根という独特な形で成長するガジュマルは、他の観葉植物とは一線を画す存在感を持っています。

水やりのタイミングと日光に注意さえしていれば、そこまで難しくない植物なので、

土の乾燥具合のチェック、葉水等を忘れずに日頃から行なうようにしましょう。

また品種が多く、一般的なガジュマルの他にも珍しい斑入りのものや丸っこい葉がポイントのガジュマルも流通しています。

普通のガジュマルには飽きたという方や、珍しい品種を育ててみたいと考えている方におすすめです。

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takenaka

takenaka

お花と植物を愛するライター。 お花と植物と共に暮らすグリーンライフに憧れて、去年お庭付きの一軒家に引っ越しました。まだまだ理想のお庭にはほど遠いけど、週末の楽しみは少しづつお庭の手入れをすることです♪

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