アセロラの画像

アセロラの育て方

  • キントラノオ科
  • マルピギア属

アセロラの基本情報

ジャンル

果樹

形態

低木

学名

Malpighia glabra

別名

原産地

熱帯アメリカ

アセロラの性質

栽培難易度

普通

耐寒性

やや弱い

耐暑性

強い

耐陰性

あり

時期

植え付け・植え替え

1
2
3
4
5
6
7
8
9
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11
12

肥料

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収穫

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剪定

1
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アセロラの育て方の画像

アセロラの育て方

アセロラは、西インド諸島や、南アメリカ北部〜中央アメリカが原産と言われている熱帯果樹で常緑性の低木です。

キントラノオ科のヒイラギトラノオ属に分類されています。

そんなアセロラの育て方について次から詳しく見ていきましょう。

アセロラの基礎情報

アセロラの日当たり

アセロラは、熱帯地域が原産である事からもわかるように、高温多湿の環境を好み生育します。

その為、一年を通じて日当たりが良い場所で育ててあげる事が基本となります。

夏場の直射日光にも負けない強い性質を持っています。

アセロラは、真夏の強い直射日光の中に含まれている紫外線を浴びる事によって、

その実を守ろうとする働きがある為、よく栄養分を蓄えようとします。

しかし、日当たりの悪い暗い場所だと、どうしても間延びしたような感じに生長してしまい、

また花も咲かなくなってしまいますので注意が必要です。

 

アセロラの置き場所

アセロラは、春〜秋の生育期には、日当たりと風通しが良い場所で育ててあげるようにします。

夏場の直射日光にも強いのですが、葉焼けを起こしやすくなる為、

できれば夏の時期に関しては、半日陰の場所に置いて管理した方がより安全です。

半日陰というのは、午前中に日が差し込んで、逆に午後になると日陰となる場所を指します。

耐寒温度は5℃ですので、最低気温が5℃を下回った場合には、室内に移動させて明るい場所に置いてあげるようにして下さい。

 

アセロラの水やり

アセロラの夏の水やりですが、用土の表面がか乾いていた場合には、十分な水をあげるようにしましょう。

鉢植えで育てる場合では、鉢底部分から水が流れ出てくるくらいまであげるのが目安となります。

生育期である4〜10月は、水分を吸い上げる力もおのずと強くなる時期です。

それだけではなく気温も上がるので、土がどうしても乾燥するのが早くなります。

朝に水やりをしても、夕方頃に土を確認した際にもし乾いている場合には、

たっぷりと水分を与えてあげるようにしてあげて下さい。

アセロラというのは、熱帯地域原産の果樹ですので、高温多湿の環境を好みます。

ですので生育期である夏の時期も、株元だけに水やりを行うのではなくて、

葉っぱにもお水をかけてあげるようにすると元気に生長してくれます。

つぼみが付いてきたら、土は絶対に乾燥させないように水やりをしっかりと行って下さい。

少し湿気のある環境を好み乾燥は苦手ですので、夏の暑い時期は特に注意するようにしましょう。

 

アセロラは、冬の時期は気温も下がる為、生育も止まってしまいます。

生育が止まるという事は、水分の吸水量も下がりますし、気温自体も低い為、土が乾燥するのも夏場よりも遅くなります。

そういった時期に、頻繁に水やりを行う事は、アセロラにとっては非常に良くありません。

根腐れを起こしてダメになる原因となってしまいます。

ですから冬の水やりについては、土の表面が乾いて、それからさらに2〜3日ほど経過してから行うようにします。

しかし鉢植えで室内で育てている場合には、冬は暖房をしますので、非常に空気が乾燥しやすくなります。

そういった場合には、土の表面が乾いているのを確認してから、1〜2日後には水をあげるようにしましょう。

 

 

アセロラの肥料・追肥

アセロラは、5月と7月、9月の時期に緩効性の固形肥料を施すようにしましょう。

肥料は、窒素とリン酸、カリが含まれているものが最適です。

アセロラの肥料の注意点ですが、アセロラにあげる肥料はこの3成分が全て同量になっている、

もしくはリン酸が少しだけ多めに含まれているものを選ぶという事です。

これを規定量を守って、置き肥として施します。

しかし冬の時期は、アセロラは休眠期となる為、肥料は特に与えてあげる必要はありません。

生育期に、2ヶ月に1回毎に肥料を与えてあげるようにするのがポイントです。

しかしアセロラは、

樹勢が強い為、肥料がよく効きすぎてしますと枝葉のみが茂ってしまい、花つきが悪くなる傾向があります。

そうなると実を付けるのが難しくなりますので気をつける必要があります。

 

 

アセロラの用土

アセロラを育てるのには、弱酸性の水はけが良い土が向いています。

自作する場合には、「赤玉土6:ピートモス3:川砂1」や「赤玉土7:腐葉土3」の割合で配合して作ったものがおすすめです。

初心者の方などよくわからないという場合には、市販されている果樹専用の培養土を利用しても大丈夫です。

 

 

アセロラの植え替え・植え付け・種蒔

アセロラの植え付けに最適なのは、4〜6月頃となっています。

庭に地植えする場合には、植え付ける場所をあらかじめよく耕しておくようにします。

庭土に、赤玉土と腐葉土を混ぜ込んで、排水性と保水力のどちらにも優れた土を作っておきます。

もし鉢植えで育てる場合には、7〜10号までの鉢を準備して下さい。

その鉢の中に、鉢底部分が綺麗に隠れる程度まで鉢底石を敷き詰めて、その上に植え付けるようにします。

使う用土は、市販されている果樹用の培養土、もしくは「赤玉土7:腐葉土3」などを混ぜて作ったものでもOKです。

そして植え付けを行った後には、忘れずに水を十分に与えてあげるようにします。

アセロラの植え替えですが、庭に地植えする場合には、

場所を変えたい場合以外には、特に植え替えというのは必要ありません。

鉢植えで育てている場合で、鉢を大きくする場合には、

根鉢を崩さないように気をつけて一回りか、二回りサイズの大きな鉢の中に植え替えるようにします。

鉢のサイズを変えずに植え替えをしたい時には、根鉢は半分程度まで崩します。

この時に傷んでしまっている根などは綺麗にカットします。

そして残っている根っこを1/3ほどカットしたら、新しい用土の中へ植え替えます。

鉢植えで育てる場合には、最終的な鉢のサイズに関しては、8〜10号鉢までにするのがちょうど良いと思います。

アセロラの種蒔ですが、アセロラは果樹ですので実から種を採取する事は可能です。

しかしアセロラの発芽率というのはとても低く、発芽させるのが難しいのです。

しかも種から発芽までの期間は数ヶ月程度かかるようです。

アセロラは、挿し木という方法で増やしていくのが一般的となっていますので、

種蒔をしてイチから育てる事はあまりおすすめできません。

アセロラは一本の木からでも結実はするのですが、結実する確率というのもあまり高くはありません。

その為、種を採取するのも結構難しいです。

しかし種蒔からどうしても育ててみたいという方でしたら、完熟した果実の中から種を取り出します。

その種をよく水洗いした後で、種の周りにある果肉は綺麗に取り除きます。

そして清潔な種蒔用の培養土などに蒔いて下さい。

軽く土で覆ってあげてから土の乾燥には気をつけて管理を行います。

発芽させるには28℃前後必要です。うまくいった場合には、約1ヶ月程度で発芽してきます。

ただし発芽率はとても悪い為、あまり期待はできませんが、

日本国内での発芽例もあるようですので、実や種を入手できたら一度挑戦してみても良いかもしれません。

ただし、アセロラの実はとても傷みやすく日持ちがしない為、

日本のスーパーなどでは、生の実を手に入れる事は実際にはかなり難しいと思います。

 

 

アセロラの増やし方

アセロラの増やし方としては、挿し木という方法が一般的となっています。

というのも発芽率がかなり低いからです。

挿し木のやり方ですが、4〜9月頃に行うのが適しています。

アセロラの枝を5〜7cmくらいの長さにカットしてから、バーミキュライトもしくは赤玉土(小粒)の清潔な土の中に挿すようにします。

しかし発根率に関してもあまり良くはありません。

アセロラというのは、芽の成長が盛んなように見えても、実際には発根していないような状態に陥りやすい為、

この挿し木という方法も100%成功するとは限らないのが特徴となっています。

 

 

アセロラの病気・害虫

アセロラは病気には強い性質がありますので、特に心配する必要はないようです。

しかし害虫に関しては、アブラムシカイガラムシが発生する事があります。

アブラムシは、日照が不足しがちになっている場所で育てていると枝先などに発生しやすいと言われています。

また葉や枝が混み合った状態になると、カイガラムシが発生しやすいので注意するようにしましょう。

対策としては、4月頃にしっかりと剪定を行うことです。

枝が混み合っている部分については適度に間引くようにして、風通しを良くしてあげるようにします。

それ以外にも生育期間には、1〜2週間に1回くらいを目安として、

枝先の剪定を行ってあげるようにすると花芽も付きやすくなります。

 

 

アセロラの管理温度

アセロラは、熱帯地域が原産の果樹ですので、耐寒性に関しては低いです。

耐寒温度としては5℃くらいまでとなっています。

ですので冬の時期は、霜が降りる前までには、必ず室内に移動させるようにして、

日当たりが良い窓辺に置いて管理するようにして下さい。

しかし、窓辺というのは、夜間には結構冷え込みますので、

日が暮れてしまったら窓辺からは少し離しておくようにしましょう。

生育期に入りましたら、花つきを良くしたい場合には、10℃以上を保つようにすると良いです。

 

 

アセロラの種類・品種

アセロラは大きく分けると、甘味系と酸味系の2種類に分ける事ができます。

それぞれの系統には、果実のサイズや、ビタミンCの含有量などが違っています。

有名な品種としては「フロリダスイート」「ハワイアンクイーン」「マノアスイート」「バーモント」などがあります。

 

 

アセロラの収穫

アセロラは、花が咲いた後、約1程度で実が成りますが、それが赤く色づいた頃が収穫時期の目安となります。

気温が高いほど短い期間で成熟する事ができるようです。

しかしアセロラの実というのは、鮮度が落ちるのが非常に早く、収穫して数時間で傷みが始まってしまい、

数日で食べる事ができなくなってしまいますので、もし収穫できた場合にはできるだけ早く食すようにしましょう。

 

アセロラの花の形態(どんな花を咲かせるのか)

アセロラは、生育期である春〜秋の時期にかけて3〜4回程度開花します。

花は両性花となっていて自家受粉が可能です。

昆虫があまりいない環境で育てている場合には、綿棒などを使って花の中心部を軽めに触って受粉させます。

気温が高い方が結実しやすく実つきが良くなるようです。

花の大きさは、1.3cくらいで5枚の花びらがありとても可愛らしい姿をしています。

開花直後は、濃いピンク色をしていますが、徐々に白色に変わってきて、翌日にはもう散ってしまいます。

 

アセロラのトリビア

アセロラの花言葉

アセロラの花言葉には、「愛の芽生え」と「健康増進」があります。

 

 

アセロラの由来伝承

アセロラの名前の由来は、スペイン人が、自国で栽培されていた「アセロロ」というリンゴにその見た目が

非常に似ていた事から「アセローラ」と名付けたそうです。

正式な発音は、「アセローラ」ですが、日本では、「アセロラ」という名前で商標登録がされています。

 

 

まとめ

今回は、日本でもジュースや健康食品としておなじみのアセロラの育て方についてご紹介してみました。

結実させるのは難しいですが、

自分で育てれば春〜秋の間には何回も収穫してその美味しい実を味わえる可能性があります。

生育旺盛でよく育ちますので育てやすいです。

寒さには弱いので、室内で鉢植えにして育ててあげるのがおすすめです。

ぜひ挑戦してみて下さい。

 

 

※トップ画像はPhoto by しーちゃんさん@GreenSnap

FLORA

FLORA

1985年生まれ。 お花もグリーンも生活の一部。 休日はもっぱらグリーンのあるカフェ巡り。

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