サクランボの画像

サクランボの育て方

  • バラ科
  • サクラ属

サクランボの基本情報

ジャンル

果樹

形態

高木

学名

Prunus avium

別名

原産地

欧州、アジア

サクランボの性質

栽培難易度

普通

耐寒性

強い

耐暑性

強い

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

1
2
3
4
5
6
7
8
9
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12

肥料

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開花

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収穫

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サクランボの育て方の画像

サクランボの育て方

真っ赤な実を2つ付けて双子のように実をつけることがあるサクランボについてご紹介します。

サクランボは、糖質やカリウムそしてカロチンが豊富に入った果物です。

スーパーなどでも販売されているサクランボの育て方を見ていきましょう。

基礎情報

日当たり

サクランボは日当たりの良い場所で管理します。庭植えでも鉢植えで日の当たる場所を選んで育てましょう。

 

置き場所

耐暑性や耐寒性に強い植物です。花を咲かせる条件には、寒さに当てることが重要になってきます。

 

水やり

鉢植えの場合は、土の表面が乾いていたら鉢底から少し水が流れてくるぐらいの水の量を与えましょう。

庭植えの場合は、夏は日照りが続かない限りは水やりの出番はありません。

真夏は蒸発しやすく乾燥するので朝と夕方に水やりを行いましょう。

芽が出てから実をつけるまでは水切れを起こさないように注意しておきましょう。

冬場も同じく鉢植えの場合は土の表面が乾いているときは鉢底から少しの水が流出してくる程度の水を与えましょう。

冬は控えめにしておきましょう。

 

肥料・追肥

鉢植えで育ている場合は、2・5・10月に肥料を与えます。庭植えで育てているのであれば、2・10月に行います。

肥料はどちらの育て方でも有機質の肥料を使うか早く効く化成肥料にしましょう。

サクランボは肥料を与えすぎると木はよく生長しますが肝心の実が付きにくくなります。

有機質の肥料を施す際は、養分の吸収を助ける働きをしてくれる石灰も散布しておきましょう。

若い木には窒素成分が少なめに施しましょう。

 

用土

水はけ及び水持ちのよい土を選ぶようにしましょう。

良い土の条件には、ふかふかしていて通気性のよいものであり、排水性・保水性そして保肥性に特化しているものを言います。

市販の土を使用するのであれば赤玉土と腐葉土を7:3の割合で配合したものを作ってください。

腐葉土の代わりにパーク堆肥に変えても構いません。赤玉土は、大粒ではなく小粒を使用しましょう。

鉢植えで育てている場合は、ホームセンターなどで販売している野菜用の用土を利用することもできます。

 

植え替え・植え付け・種蒔

植え付けの時期は、1年の最後の月の12月〜卒業シーズンの3月に苗植えを行いましょう。

鉢植えと露地植えで植え方を説明していきます。

まず、鉢植えの場合は苗木よりも一回りか二回り大きい鉢を選ぶようにしましょう。深さも苗より深い鉢を選ぶようにしましょう。

鉢を用意したら、底に鉢底ネットを敷いて軽石を詰めていきましょう。鉢の一番下から3分の1程度の用土を流し込んでいきましょう。

根に付いている土をもみほぐします。苗は鉢の中心に置いて苗が埋まるぐらいに用土を入れていきましょう。

目安は鉢の縁から2〜3cmまで土を入れてあげてください。その後はたっぷりと水やりを行います。

根と土が馴染むと株が固定されていきます。これで鉢植えの植え付けは終わりです。

次に、露地植えを行う場合は、日の当たりが良い場所を確保しておきましょう。

そこに直径80cm〜1mで深さが30〜80cm(苗の大きさによって変える)の穴を掘ります。

ここで肥料でもご紹介した腐葉土や堆肥を3割程度混ぜておきましょう。

混ぜた後は7〜14日間土を寝かせます。いくつも株を植え付けるのであれば、5mの間隔を空けて植えましょう。

穴を開けたところに中心に来るように苗を植えて掘り起こした土で埋めていきます。

根と土の隙間を埋めるために土を戻している途中途中で苗を揺らして埋めていくことがポイントです。

埋めた後は根の乾燥を防ぐために株元にワラを敷いておきましょう。

手慣れているのであれば「黒マルチ」で覆っても十分効果はあります。

露地植えでの植え替えはありませんが、鉢植えで育てている場合は、2〜3年に1度に植え替えを行うと良いでしょう。

植え替えを行うことで根詰まりを防ぐことができます。

サクランボを種から育てることも不可能ではありませんが、発芽率が非常に低いです。

しかし栽培家はどのようにして育てているのかご紹介していきます。

因みに種から育てるとあの可愛らしい美味しそうな赤い実を付けるには数年かかります。

さらにサクランボは自家受粉しないつまり、1本の苗では実が育たないということです。

このため育てる前に注意しておいてほしいのが、自家受粉できる品種を開花が同時期の他種を植えて受粉させることが重要です。または、花粉を購入して人工授粉させる方法もあります。

人工受粉させるための花粉があまり見かけられないのでなかなか入手することができないことも覚えておいてください。

サクランボを育てるにあたって「寒冷地」で育てるほうが良いです。日本では関東地方より上の地域が向いています。

発芽率を上げるには、食べた種のヌメヌメしていれば水できれいに洗い流して水の入ったカップなどに入れて1日放置します。

1日経過して種が浮いてきているものは発芽する率がほとんどありませんので取り除いておきましょう。

発芽させる環境には、「低温湿層処理」と呼ばれているある程度湿っており、冬の寒さを経験させることです。

このときに乾燥させないように注意が必要です。サクランボの種には殻がありとても硬いです。

その殻を割って発芽を助ける方法もあります。これを行う際は、3月に入ってからにしましょう。

早めに割ってしまうと土が凍っていたときに寒さでパーになってしまいます。

サクランボの種蒔を行うことにはもう一つ悲報があります。

種から育ってもできた実は食べた実(親株)の味のサクランボには育たないということです。

種蒔から育てていくのであれば十分考えてから栽培してください。

 

増やし方

育てるのが困難なサクランボには、接ぎ木で増やすことができます。

果樹園などではこの方法で育てることができます。

接ぎ木というやり方には、植物の木同士をつなぎ合わせて一つの植物に育てていく増殖方法です。

接ぎ木のやり方は意図的に枝を切断しその面を利用して結合させます。

接ぎ木を行う時期は、3・4月か7・8月に行いましょう。台木または穂木の特徴で接ぎ木のやり方が異なります

種類も様々あり、三角接ぎ、芽接ぎ、種子接ぎ、根接ぎがあります。

さらにサクランボには挿し木でも育てることもできますが、根付く確率は10%とかなり低いです。

 

病気・害虫

サクランボは、はっきり言うと病害虫に弱い植物です。

サクランボには、灰星病・胴枯れ病・褐班病という病気にかかる可能性があります。

害虫には、アブラムシやシンクイムシ、カイガラムシなどの被害に合うことがあるので病気とともに対策をしておきましょう。

農薬を使って防除することをおすすめします。幹の中に入って食うコスカシバと言う虫は農薬も効きにくいです。

注意して対処していきましょう。病害虫だけでなく実を捕食する鳥類にも被害を受けますのでお姫様のように守ってあげましょう。

 

管理温度

サクランボを発芽させるための温度には、気温が5度以下の湿り気のある土の中で約3か月低温のまま育てることをします。

また、サクランボは落葉すると休眠期に入ります。

このときから50〜67日間7度以下の環境で育てなければ休眠から起きないとされています。

「低温湿層処理」を忘れないことです。

 

種類・品種

サクランボは基本的に自家受粉しかしませんが、最近では品種改良もされ自家受粉できる品種もあります。

自家受粉しない品種には、紅さやか・香夏錦・紅秀峰・紅てまりなどがあります。

自家結実する品種には、佐藤錦・紅きらり・さおり・暖地桜桃などがあります。

スーパーなどで売られているアメリカンチェリーも自家受粉します。

佐藤錦が一番多く栽培されている品種です。紅きらりとさおりは1本でも実になる特徴があります。

 

収穫

サクランボの収穫は5月〜6月に行います。

収穫後には、即効性化成肥料を与えましょう。

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

サクランボの花はお花見の主人公になっている桜とほとんど同じ色・形をしています。

主に食用地して栽培されている桜がサクランボになっています。開花時期は4月です。

 

トリビア

風水

サクランボには、美容運と出会い運を上げてくれる効果があるとされています。

婚活中の女性はサクランボを食べてきれいになって良い男性をゲットできるかもしれません。男性にも出会いを求めているのであれば食してみましょう。

 

花言葉

花言葉は、小さな恋人・善良な教育・上品などの意味が込められています。

 

由来伝承

サクランボは英名で「Cherry」で学名は、「Prunus、Cerasus」と呼ばれています。

和名では「桜桃(オウトウ)」と呼ばれています。

サクランボはセイヨウミザクラの果実であり、擬人化して付けられたことが有力説です。

サクランボの実の形が坊主の丸い頭をイメージして付けられたともされています。

サクランボは桜ん坊と言われています。語源には諸説あります。

 

まとめ

食べて美味しい見た目が可愛らしいサクランボの育て方についてご紹介しました。

育てるのは困難とされていますが難問を突破してサクランボの実を収穫しちゃいましょう。

 

takenaka

takenaka

お花と植物を愛するライター。 お花と植物と共に暮らすグリーンライフに憧れて、去年お庭付きの一軒家に引っ越しました。まだまだ理想のお庭にはほど遠いけど、週末の楽しみは少しづつお庭の手入れをすることです♪

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