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ガーベラの華やかでカラフルな姿を見ると、元気がわいてきますね。お部屋に飾ると周囲がパッと明るくなるので、フラワーショップでも人気の花です。
ガーベラは多年草なので、きちんと管理して育てれば数年にわたり花を咲かせてくれます。花壇や鉢、プランターなどどこでも育てられる植物なので、家庭で育てている方も多いかもしれませんね。
今回は、ガーベラの花が終わった後のお手入れについてご紹介します。
ガーベラの葉や茎が枯れたら、こまめに花がらや枯れ葉を取り除いてあげましょう。枯れた葉や茎は鉢植えの根元の日当たりを妨げてしまったり、乾燥を促してしまいます。
葉がたくさん茂ってくると、下葉に日が当たらず黄色く枯れてくることがあります。黄色く変色した枯れてしまった葉も付け根から取り除いてあげましょう。
ガーベラは柔らかいので、刃物できると花茎や葉に傷がついてしまうことがあります。なるべく手で取り除いてあげることがポイントです。
花がらと枯れ葉をこまめに摘めば、とくに剪定の必要はありません。
ガーベラの花が終わって傷んできたら茎の根元からカットしてあげましょう。そのまま放置してしまうと種がついてしまいます。種は花の養分を吸い取ってしまうので、次の花をきれいに咲かせるためにも思い切ってカットすることが大切です。
切り花としても楽しめるので、お花がきれいなうちにカットして室内で楽しむのも良いですね。
種を採取したい場合は、花がらを摘まずにそのままにしておきます。花が枯れ、中心部分が綿毛になったら、綿毛を抜いてみてください。綿毛の先にガーベラの種がついています。
綿毛は取らなくても種まきに影響はありません。採取した種は風通しの良い封筒などに入れて乾燥させましょう。乾燥が終わったら、冷蔵庫などの冷暗所で植え付けまで保管してください。
ガーベラは冬場は地上部分が枯れて休眠状態となります。しかし、春になればふたたび新芽が出てきます。枯れていないので間違えて捨てたりしないように注意してくださいね。
ガーベラは冬の寒さと霜が苦手な植物です。北海道などの寒冷地では冬越しが厳しくなるので、鉢植えにして室内で管理しましょう。その他の地域でも、冬は室内で管理してあげるようにしましょう。
外で管理する場合は霜が当たらないように軒下に置いたり、鉢の上にカバーをかけるなどの工夫をしてあげましょう。うまく冬越しができたら、翌年また美しい花を咲かせてくれます。
今回はガーベラの花が終わった後のお手入れをご紹介しました。ガーベラは、切り花としても花鉢としても気軽に楽しめる植物です。
ぜひ休眠期に入る前の手入れを覚えて、毎年カラフルで元気な花を咲かせてみてくださいね。
GreenSnap編集部