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シックな印象のエリンジウムは、イングリッシュガーデンによく似合いますね。青紫色の花の周りにトゲがあることが特徴で、人気がある植物です。また、花もちがよいことから、切り花やフラワーアレンジメント、そしてドライフラワーとしても人気があります。
ここでは、エリンジウムの花の特徴や品種、育て方やドライフラワーの作り方を中心に詳しく紹介していきます。
エリンジウムという名前は、ギリシャ語でトゲのある葉という意味をもつ「eryggion(エリギオン)」が由来とされています。時代の流れとともに、「エリンギウム」などに変化していきました。きのこのエリンギはエリンジウムなどセリ科の植物に寄生して育つことからエリンギと名付けられたそうです。エリンジウムとエリンギは名前が似てるだけでなく、深い関係があるのですね。
エリンジウムは英名では「Flat sea holly」と呼ばれ、海のような青色の花姿とトゲトゲした葉姿からこのような名前が付けられました。草丈は30~90cmと幅があり、品種によって異なります。
エリンジウムは6~9月頃にかけて見頃を迎え、青色や白色の花を咲かせます。花もちは約2週間のため長い間観賞でき、切り花だけでなくフラワーアレンジメントなどにも人気がある植物です。
エリンジウムの品種は現在約200種類以上あり、その中でも「エリンジウム・プラナム」「エリンジウム・ギガンチューム」「エリンジウム・アルピナム」が切り花として多く流通しています。
好みの品種を見つけて、切り花やフラワーアレンジメントなどで楽しんでみてはいかがでしょうか。
もっとも多く流通している品種で、青紫色の花が数多く咲きます。草丈は80cm程度で、地植えと鉢植えどちらでも育てられます。
人気がありますが、日本の温暖な地域では夏越しが難しいです。青紫色の花もきれいですが、カラーリーフとして利用されることも多くあります。
白い大輪の花を咲かせ、周りのトゲの部分も大きいことが特徴です。エリンジウムは青色の花が多いですが、品種によっては緑色や白色などもあります。
エリンジウムは日当たりがよく涼しい環境を好みます。鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷり水やりしましょう。エリンジウムは過湿に弱いので、梅雨の時期は雨が当たらない場所で育ててください。
エリンジウムは水はけのよい土を好むため、ご自分でブレンドする場合は赤玉土4:鹿沼土3:腐葉土3の割合をおすすめします。土に苦土石灰などを混ぜておくとさらによいでしょう。肥料は4月~5月と10月頃に化成肥料を施しましょう。
エリンジウムは種まきで増やせるので、20℃以下の時期を目安に種まきしてください。
エリンジウムには、「秘めた愛」「秘密の恋」「光を求める」などの花言葉があります。
エリンジウムの葉や花はトゲトゲしく秘密を守っているようであることから、秘めた愛や秘密のという花言葉が付けられたようです。
また、光を求めるという花言葉はエリンジウムに艶があることが由来だと言われています。
エリンジウムは、その色合いや花姿からドライフラワーとしても人気があります。ドライフラワーにしても花色が褪せることはほとんどないので、長い間エリンジウムの花が楽しめますね。
エリンジウムのドライフラワーは簡単に作れるので、以下の方法で作ってみましょう!
落ち着いた雰囲気のあるエリンジウムは、ドライフラワーにすることでより長く花が楽しめますね。ドライフラワーのエリンジウムは家の中にそのまま飾ったり、リースなどにする楽しみ方もあります。
ドライフラワーの作り方は簡単なので、エリンジウムを育てている方はドライフラワーにして楽しんでみてはいかがでしょうか。
GreenSnap編集部