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観賞用としても食用としても人気のアロエですが、食用にするとすぐに無くなってしまいます。
そこで今回はアロエの増やし方、主に挿し木の方法についてご紹介していきたいと思います。
増やし方をご紹介する前に、アロエを枯らしてしまわないためにも注意しておきたい病気や害虫をご紹介しておきたいと思います。
まず注意しておきたい害虫はカイガラムシと呼ばれる虫です。
世界中に分布すると言われており、植物の茎や葉に寄生して成長します。
駆除する方法としては歯ブラシでそぎ落とすか、ティッシュなどで拭き取る方法が良いでしょう。
病気は紫斑病に注意が必要です。
最初は葉の表面に紅紫色の斑点が表れ、それが徐々に拡大していきます。
進行するにつれて表面にひびが入っていき、割れてしまうこともあるので、早い段階から対処するようにしましょう。
病原部分を切り取ってしまえば、それ以上の感染を防ぐことができます。
アロエは株分けや挿し木をすることで簡単に増やすことが出来ます。
キダチアロエのような大型のものは挿し木にし、観賞用の小型のものは植え替え時に子株を切り取り、株分けするのが一般的です。
どちらも適している時期は5月〜9月となっています。
挿し木の際はまず切ったアロエを陰干しして、完全に切り口が乾いてから湿らせた川砂に挿すことで発根させます。
アロエは水気が多く雑菌が侵入しやすいですが、挿し穂を乾燥させておくことである程度防ぐことが出来るため、重要なポイントとなります。
発根するまでには1ヶ月以上かかりますが、始めの10日間は一切水を与えず、その後も萎れてしまわない程度に葉水を与えれば十分です。
途中で葉が赤くなりますが、発根にエネルギーを使用している証拠なので心配する必要はありません。
アロエの増やし方の一つ、挿し木の方法についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
これからアロエを育ててみたいと考えている方は、ぜひ挿し木に挑戦してみて下さい。
※トップ画像はPhoto by rainさん@GreenSnap
ELLY