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冬の終わりで、徐々に暖かくなってくると梅やミモザが開花します。あちこちに花が咲き出し、春を感じますよね。ミモザというと黄色い花を想像しますが、ミモザにはどのような種類があるのでしょうか。このページではミモザの種類をご紹介しています。それぞれの違いや樹高なども記載していますので、好みにぴったりのミモザをお探しくださいね。
まずは、ミモザがどんな植物であるかについて解説していきます。
ミモザの学名はAcacia baileyana。マメ科アカシア属の植物です。そのため、ミモザではなく、「アカシア」と呼ばれることも。ミモザはオーストラリア原産の植物。花屋などでは一般的にミモザという名前で出回ります。
ミモザの開花時期は3〜4月で、房状になった黄色い花を咲かせるのが特徴。庭木としても非常に人気で、葉が美しいため花期以外も楽しめます。大きく成長するため、お庭に植えるとシンボルツリーになりますよ。ただし、葉がよく生い茂るため、適宜剪定が必要です。
美しい黄色の花が楽しめることからアレンジメントとしても大人気。リースやスワッグで楽しむ方も多いですし、ドライフラワーにすることも可能。ドライにしても花色が落ちないので、美しいまま飾ることが可能です。
ミモザというと、黄色い花を想像しますよね。園芸店だけでなく雑貨屋さんでも多くみかけます。ミモザと呼ぶと、1種類の植物を指すと思う方もいらっしゃいますが、実はミモザは種類が豊富。世界には1000種類以上のミモザがあるとされているのです。
しかし、国内の園芸店などが扱うミモザは数は少なく数種類とされています。
種類によっても見た目がずいぶんことなるミモザ。具体的にはどんなものがあるのでしょうか。次に、ミモザの代表的な種類をご紹介していきます。
いわゆるミモザというと、こちらのギンヨウアカシアを指します。別名は「クータムンドワトル」です。樹高は5メートルから10メートル。大きく成長するのが特徴です。寒さや乾燥にも強いため、比較的寒い地域でも育てやすいのが特徴。
成長が早く、1年で1メートル以上も伸びるため、剪定しないと自宅の屋根を越えることもあり得ます。葉も生い茂り、花にもボリュームがでるため、強風にあおられることも…。大きくなりすぎる前に剪定をするのがおすすめ。カットした花や葉はリースやドライなどにして楽しめますよ。水挿しにするのもよいでしょう。
スノーウィーリバーワトルとも呼ばれるミモザの一種。耐寒性に優れているだけでなく、湿気にも強いため、育てやすく丈夫な品種です。葉はマツのように細長く、ローズマリーにも似ています。
樹高は高くなく、4メートルほど。剪定すれば育てやすいです。他のミモザと比べて華奢な見た目をしています。
ミモザは真黄色の花を咲かせるのが特徴ですが、フロリブンダはやや薄めの色で、穂状に花を咲かせます。ユキヤナギを黄色くしたような花ですよ。花の香りがよいのも特徴です。
フロリブンダの高さは6メートルほどにまで成長します。半日陰でも栽培しやすく、乾燥や寒さに強いので、初心者の方には向いています。ただし、ミモザらしさはあまりありません。
変わった形の黄色いお花を楽しみたい方、よい香りを楽しみたい方に向いています。
グローリワトルとも呼ばれるミモザ。小型のミモザとも言え、3メートルから5メートルほどの樹高です。ポンポンのような愛らしい黄色い花をつけます。明るめの黄色で人気もあります。半日陰での栽培も可能で、あまり場所を選びません。
小さいですが、鉢植えではなく地植えをおすすめします。丸い小判のような葉もキュートですよ。
パールアカシアは、ポダリーフォリア、クイーンズランドシルバーワトルという別名でも呼ばれます。こちらも比較的小さなミモザで2メートルから6メートルほどの樹高。
葉はシルバーリーフで小さくて愛らしい特徴があります。葉が美しいので、ドライ化した葉も人気です。パールアカシアも丈夫なミモザですが、冬の寒さが苦手ですので、寒い地域では防寒をしてあげましょう。
3月から4月になり、花が開花すると良い香りがするのも特徴です。
ミモザというと、丸い黄色の花を咲かせるイメージが強いですが、ユキヤナギのような房状に咲かせるものもあります。品種によって大きさも違いますので、ご自宅にぴったりなミモザを探してみませんか。香りの違いもありますよ。
GreenSnap編集部