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サンダーソニアはパッと見た印象ではホオズキのような印象です。オレンジ色の花が釣り下がっていて愛らしいですよ。
このページではサンダーソニアの育て方をご紹介しています。これからサンダーソニアを育てたい方はぜひご参照ください。
サンダーソニアはイヌサフラン科サンダーソニア属の植物です。南アフリカが原産となり、6月から7月に開花します。花の色は明るいオレンジ、黄色でビビットな印象がある植物です。花は提灯のような形をしていて愛らしい見た目をしています。
見た目がベルのようだから「クリスマスベル」という名前でも呼ばれます。
サンダーソニアを育てる場所は、日当たりのよい明るい場所がおすすめです。
サンダーソニアは地植え、鉢植え両方で育てることが可能で、鉢植えの場合は、植え付けから開花までは明るい日向で管理し、花後は半日陰に移動させるとよいでしょう。
地植えで育てる場合は、水はけのよい明るい場所が向いていて、花後は日よけをするとよいですよ。
夏の高温を苦手としますので、花後は日差しを当て過ぎないようご注意ください。
サンダーソニアの用土は、水はけのよいものを選びましょう。
赤玉土、腐葉土、酸度調整済みのピートモス、川砂を5:2:1:2で配合して土が適しています。
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと与えてください。
地植えでサンダーソニアを育てる場合は、水を与える必要はありません。降雨のみで問題ありませんが、日照りが続いて土がひび割れるほど乾燥する時期は、地植えでも水やりをしてください。
鉢植えの場合は、4月から6月に液体肥料を与えます。サンダーソニアは暑い時期になると球根の生長が遅くなりますので、その前に液体肥料を与えておき成長を促すとよいですよ。
地植えで育てている場合も4月から6月に液体肥料を与えてください。
サンダーソニアの植え付けは3月から5月です。あたたかく日当たりのよい場所で管理をすると発芽が早くなります。
サンダーソニアは球根植物です。9月から11月には球根ほりをしましょう。葉が枯れてから球根を地中から取り出して、陰干しをして乾燥させます。乾いたら、新聞紙で包み、貯蔵してください。
サンダーソニアは生長すると倒れることがありますので、4月から6月に支柱を立ててください。害虫がつくことがありますので、水やりのタイミングで虫がついていないかチェックすることをおすすめします。
サンダーソニアの増やし方は、分球と種まきです。
分球は3月から5月が最適です。球根を2つに分けて増やすことができます。
サンダーソニアは種子ができることがありますので、この種子を採取して土にまきます。種子をまく時期は10月が適しています。冬を経験しないと発芽しませんので、冬の前にまく必要があります。
注意する害虫は、アブラムシ、ナメクジです。アブラムシは4月から7月に発生しやすいです。発生したら駆除しましょう。
ナメクジは5月から7月のジメジメした時期に発生しやすくなります。花芽や新芽を食害しますので気をつけましょう。被害に遭い、花芽を食べられてしまうとその年に咲く花が減りますので、見つけ次第駆除をするのがおすすめです。必要に応じて薬剤を使用してください。
ナメクジは暗いところを好むので、鉢の裏などよく見てみてください。
サンダーソニアは病気の心配はありません。
サンダーソニアの花言葉は「祈り」、「望郷」、「愛嬌」です。
サンダーソニアは夏の暑さに弱いので、日差し対策をする必要があります。花後は日差しが当たらないように鉢植えの場合は移動させる、地植えの場合は日よけをすることがポイントです。
花が咲くとベルのようなかわいらしい花を咲かせるサンダーソニアをお迎えしませんか。
GreenSnap編集部