朝晩の寒暖差が激しくなりました。
畑ではスイカの仕立や、トマトやゴーヤの後じまいをしたり、葉物野菜の種蒔きをしたりあれこれと動いております。
周りの田んぼも稲刈りが済んだ所もちらほら。
新米も美味しく頂いています。
10月の里山をまたまた雑文とともにお届けします。
エノコログサとハイゴケ
草刈り勝男(草刈正雄に非ず)として、年に4回の草刈りに、刃を研ぐ男主。
腰痛持ちも省みず、命と筋肉を燃やした。
そんな夏の草刈りの後は、エノコログサの出現です。
なんだか良いんじゃね……(*˘︶˘*).。.:*♡💕
我輩は苔である
名前はまだない
女主は『ツノゴケなのか?
ツノゴケだよね。えのきに似てる苔って事にしておこうか?…』とささやき…我輩を脅かす。
一度裏山に移植を試み、横たわった我輩を見て、涙を惜しんで『住めば都って言葉は苔族にはないんかい!!』と自分のした事を棚に上げる。
ここが銀行の会議室なら「詫びろ 詫びろ 詫びろ〜。」と叫びたい💕
我輩も苔である
名前はまだない。
もしかしたら今後も…。
我輩は茶の実である。
いつの間に葉は枯れ、実のみがこれだけ残っている。
周りを見回すと、己の身の振り方が気になる。
🎶夏の暑さに負けた〜
🎶いいえ世間に負けた〜
今更歌ってもらっても…。
水の一杯欲しかった。
我輩は茶の花である
隣の枯れた茶の木にはばかられ、ひっそり咲いておる。
うつむきがちに咲くのは、クリスマスローズのひたむきさにも似て…。
この後手を添えられ儚く散りましたとさ…。
頼むから…ほっといちゃんさい!!
我輩はツユクサである
ピント合わせと卵を産みたい雌の🦟のブーンに怯えながらの奇跡の一枚。
我輩はフウロソウである
最近トリカブトではないとはっきり分かった為、女主の態度が豹変する。
『なんて可愛いの〜』と近寄ってきては、よろけて踏んづけごめんと謝るだけマシになった。
見ただけで毟りとられて、集めて焼かれておったからに。
我輩は紫陽花である
この色も素敵と何枚もスマホで撮影。
枯れたおなごには、我輩の枯れた色合いがたまらないのじゃろ。
我輩はクチナシである
庭の片隅で、何回も草刈り勝男にやられて復活。
最近流石にクチナシを覚えたと思ったら、揚羽の幼虫の餌食に〜。
お前ら遠慮と言うものをしれ〜。
«感謝と恩返し»と半沢も大和田も言ってたじゃろ〜。
我輩はハゴロモフジバカマ
フジバカマの園芸品種である。
半乾きにするとええ匂いじゃよ。
弾けた小さな花がかわええのう
我輩はハツユキカズラ
去年から越冬したのか行方不明であったが…あったが…。
おお〜成長もせず、ほそぼそと生き延びておる。
そのうえ少しだけ紅までさしておるではないか〜💕
今年は花がつかなかったイトラン。
ここでイトランと教えてもらえた。
あれから鶏糞あげても咲きません。
湧き上がる糸の姿が愛らしい。
どこにいたの 生きてきたの
遠い空の下 二つの物語
縦の糸はあなた 横の糸は私
織りなす布は いつか誰かを
温めうるかもしれない
中島みゆきの名曲……(*˘︶˘*).。.:*♡💕
アケビか?💕
アケビじゃろ💕
種を裏山に吹き出して、種蒔きしてきたとほくそ笑んでた男主。
花咲ジジイとはお前さんのことか〜。
女主はリスペクトじゃよ
我輩は菊芋の花
とりそこねから毎年生えてくる筋肉体質の植物。
美味しいレシピを編み出さないと、なかなかお裾分けが難しい。
家で出来るくらいだから、何処にでもあるんだろうね…。
それにしても可愛いお花〜。
我輩はウドの花である。
竹で作られているという地雷の爆破器に似ている気がすると…。
世界の平和と美しい景色を守ってくれてる様な…気がすると。
青空に映えてますね……(*˘︶˘*).。.:*♡💕
金木犀で閉めましょう
風に揺れると玄関先まで、いい匂いなんだよね〜💕
去年の剪定が上手くいったのか??
今年の気候が金木犀に合っていたのか??
こんなに花が咲きました。
その足元には、梔子も揚羽の幼虫に食され、下着姿のごと恥ずかしげでもあり、じつに可憐に咲いております。
お付き合い頂きありがとうございます。