ミニトマトの育て方|水やりの頻度は?支柱立てやお手入れの仕方は?

GreenSnap編集部

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公開日:2020.04.22

ミニトマトといえば、家庭菜園で挑戦したい野菜のレギュラーメンバーですね。ミニトマトは小学生の授業で育てるほど、栽培自体はとても簡単な野菜です。しかし同時に、味や実つきを追求するにはいろんな工夫がいる、奥深い野菜とも言えます。

今回は、そんな家庭菜園の定番であるミニトマトの育て方をご紹介します。

ミニトマトを育てる場所

ミニトマトは日当たりがよく、風通しのよいところを好みます。直射日光が当たるような場所でも育ち、日当たりの加減によって赤いハリのあるトマトができるかどうかが決まるほど重要です。

地植えはもちろん、鉢植え・プランターなどで栽培ができます。鉢のサイズの目安は、苗一株に対して10号程度で、丸型の深鉢がおすすめです。プランターの場合でも、ミニトマトの根は深く伸びていくので、高さが30cm以上ある深型のものを選びましょう。

ミニトマトの水やり

ミニトマトはもともと高原地帯で自生している野菜です。したがって、基本的には乾燥気味に育てることで、甘みの強いおいしいミニトマトへの収穫に繋がります。水やりは午前10時より前に、泥はねしないように低い位置から株元に水をあげてください。

鉢植え

ミニトマトを鉢植えやプランターで育てる場合、成長段階によってあげる頻度を調整するといいでしょう。最初の果実がなるまでは、鉢内の土全体が乾いてから、底穴から水がもれ出すくらいたっぷりとあげてください。最初のうちは割り箸などを土にさして抜き、割り箸のしめり具合で土の乾燥を確かめるといいでしょう。

果実が大きくなってきたら、土が乾燥していても気にせず、葉先がすこし萎れてから水をあげる目安でいいでしょう。

地植え

ミニトマトを地植えで育てる場合は、結実の有無に関係なく、葉先がすこし萎れてから水をあげるようにします。表面の土は乾いているように見えても、地中深くに張った根が水分を吸収しているので、葉が萎れを目安にしてください。

ミニトマトの土

鉢植え

ミニトマトを鉢植えやプランターで育てる場合、用土の配合は赤玉土(小粒)6:腐葉土3:バーミキュライト1の比率で用意するといいでしょう。酸度調整のため、植え付けの2週間前には苦土石灰を1㎡あたり100gほどまぜて、なじませておきましょう。市販の野菜培養土でも問題ありません。

地植え

ミニトマトを地植えで育てる場合、植え付け2週間前に、苦土石灰を1㎡あたり100gまいて耕してください。その1週間後に1㎡あたり堆肥2kg、化成肥料100gを畑全体にまいて、よく耕したら畝を作ります。畝は高さ10〜15cmほど、幅は80cmほどになるように作るといいでしょう。ふたたび1週間時間をおいて、土をよくなじませてから植え付けをしてください。

ミニトマトの肥料

ミニトマトは5月下旬〜7月下旬に追肥を行ってください。一番花の果実がふくらみ始めたころが目安です。リン酸が多く含まれた化成肥料、液体肥料が望ましく、生育の様子を見ながら1〜2週間に1回程度のペースで施すといいでしょう。

ミニトマトの植え付け

良い苗の選び方

ミニトマトの場合、初心者は苗を購入して栽培するの無難です。下記の良い苗の特徴を参考に選ぶといいでしょう。
・茎の太さがえんぴつ程度
・花が蕾がついている
・根がポットの底穴から見える

また、ミニトマトは接ぎ木苗と実生苗が販売されていますが、接ぎ木苗のほうがおすすめです。実生苗は接ぎ木苗に比べて安価ですが、収穫量が少なく、比較的病害虫の被害を受けやすいので注意してください。

植え付けの手順

ミニトマトの植え付けの適期は4月下旬〜5月中旬ごろです。適温は昼間の気温が20〜30度くらいです。苗の本葉が6〜7枚でたら植え付けましょう。

植え付け

前述の用土を準備したら、植え穴をあけて水をたっぷりあげます。地植えの場合、植え穴の間隔は50cmとってください。苗はわき芽(主枝と葉の間から出る芽)をすべて摘み取り、苗ごとバケツなどに浸してたっぷり水を含ませておきましょう。根鉢を崩さないように植え付けたら、株元に土寄せして軽く手で押さえます。

植え付け後は、植え付け後1週間は、鉢植え・地植えともに、表面の土が軽く乾いたら水をたっぷりあげてください。

マルチ・敷きわら・寒冷紗

地植えの場合、植え付け後の水やりがすんだら、株元にわらを敷いていきます。こうすることで過度な温度変化に対応でき、雑草の繁殖や雨水の跳ね返りによる病気も防げます。なおマルチシートを使う場合は植え付け前に、支柱立てとともに行いましょう。

鉢植えの場合は、支柱をたて、上から鉢全体に寒冷紗をかけるといいでしょう。

支柱立て

敷きわらや、マルチシート張りが終わったら、支柱を立てていきます。支柱は180cmほどのものを2本用意し、株から10cmほど離れたところに、深めに挿してください。目ほどの高さで交差させて紐でしっかり固定します。

ミニトマトの手入れ

誘引・芽かき

ミニトマトの誘引と芽かきは、植え付け1週間後から、週に1回繰り返し行いましょう。ひとつの節に茎が2本生えている場合は、細い方のわき芽を手でかき取って芽かきをしてください。次に、花がついた部分の上下の節に、紐をかけて誘引していきます。その際、支柱と茎はぴったりくっつけずにゆとりを持たせて、八の字に縛りましょう。

わき芽を2本ほど残して、成長させ、それぞれの本葉が8枚くらいでたら、挿し木のようにして育てることができます。

人工受粉

ミニトマトの結実をたしかなものにするため、人工授粉を行うと安心です。5月上旬〜中旬の時期に、支柱を軽く叩いて株全体を振動させて受粉をうながします。日照不足などの場合には、着果ホルモン剤を霧吹きで花だけにかけてあげるといいです。

ミニトマトの種まき・植え替え

ミニトマトの種まきは、3月ごろに行うといいでしょう。発芽適温は25度程度ですので、保温装置などで温度を保つ必要があります。

種まき

培養土をいれたセルトレイに、指先で1cmほどくぼみをつけて種を1粒ずつ巻いていきます。ポットの場合は、直径3cm、深さ1cm程度のくぼみに3〜4粒まいてください。種がかくれるくらい土をかぶせて、軽く手で押さえたら、たっぷりの水を優しくあげてください。

植え替え

1枚目の本葉がでたら、育成の悪い苗は間引いていきます。2枚目の本葉がではじめたらセルトレイから3号ほどの育苗ポットに移植します。さらに本葉が5枚以上になったら、4〜5号のポットに鉢上げして、植え付け適期まで育苗します。いずれの場合も根鉢は崩さないように植え替えしましょう。

ミニトマトの収穫

ミニトマトの収穫時期は、開花から50日程度と言われています。実が赤く熟して、簡単に取れるようであれば収穫してしまいましょう。このとき、房ごと取らずに、一粒ずつ収穫するといいですよ。

ミニトマトの育て方で注意する害虫・病気

ミニトマトは比較的、病害虫の被害を受けやすいです。連作障害からくる青枯れ病、加湿が誘発する灰色かび病、カルシウム不足からくる尻枯れ病など、さまざまな病害が発生するので、日頃からしっかり管理しましょう。

また害虫には、タバココナジラミ、アブラムシなどが発生しやすく、発生したら素早く薬剤などで駆除するようにしてください。

ミニトマトってどんな野菜?どんな品種がある?

ミニトマトはビタミンA、タンパク質、カルシウム、食物繊維など豊富にふくまれており、大玉のトマトよりも栄養豊富な野菜です。家庭菜園で人気なのは「アイコ」という品種のミニトマトで、病気や裂果に強く、実つきもよいため、初心者にはおすすめです。

ミニトマトの花言葉

ミニトマト単体での花言葉はありませんが、トマト全般の花言葉は「完成美」「感謝」です。どちらも赤く熟れたツヤのあるトマトから連想するような花言葉ですね。

ミニトマトの育て方のコツを抑えよう!


ミニトマトは今や、家庭菜園キットとしても販売されているので、初めて家庭菜園を始めたい方にとっては、ぴったりの野菜ですね。初心者のかたは種からではなく、苗から栽培を始めるといいでしょう。

GreenSnap編集部
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