GSっぽいところが、見当たりませんが、
何かの足しになる事を期待して
型紙をレザーの裏に当てて、ボールペンでなぞります。
カットは裁ち鋏。
ただ、直線の部分は定規を当ててカッターでカットします。
ファスナーを取り付けるので、出来るだけキレ良くしておきたい。
革包丁にてヘリを１センチ位の幅で漉きます。
直線の所は漉きません。
漉き作業は革包丁の切れ味が悪いと終わりません。
直線の所にコバコートを塗って、木端面処理をします。
直線のラインの表裏にマステを貼ります。コバコートは綿棒で吸い取って、転がしながら塗り込みます。２回くらい重ね塗りします。
コバコートが乾く間に、ファスナーの長さを調整します。
直線の長さの左右１センチを引いた長さが間口の長さになります。この長さで印をつけて、ストッパーの金具を抜いてずらします。
ファスナーのかみ合わせ部の出っ張りも切り取ります。
寸法を合わせたファスナーがこれになります。
凸部はカットし、ターボライターの火加減に気を付けながらカット面をあぶって、ほつれ対策をします。
ファスナーとレザーをボンドで張り付けます。
ボンドは直線の木口から6ミリ位に塗って張り付けます。
ファスナーを両面テープで仮止めしてあると、直線が出しやすいです。
貼り終わるとこんな感じになりました。
マステを残しているのは、この後縫うための目印ラインを書き込み為です。
ヘリから3ミリでラインを引きましたが、4ミリピッチの菱目打ちの場合はもう少し離して下さい。
縫い付けが完了しました。
ここで、ファスナーを真ん中位まで開け下さい。
後で悲惨な事になります。
レザーの銀面のヘリを5ミリ程度ボンドで張り合わせします。
その分を表面を荒らす為、ヤスリを掛けます。ボンドのノリが良くなります。内側にやり過ぎると縫い付けて裏返した時に見えてしまします。
ボンドが落ち着くまでこんな感じで待ちます。
銀面にはみ出たボンドは魔法のグッズで、取り除けます。
ボンドが乾いたところで、菱目打ちを入れるライン引きの為、マステを貼ると、ボールペンが使えます。
外周から5〜6ミリ位離してラインを引いて、菱目打ちを入れます。出来るだけ、浅めに入れて下さい。裏返した時に菱目打ちの穴が目立ってしまいます。
縫い終わったら、縫目から２ミリ位のところのヘリを革包丁で断ち切ります。
木口の所のヘリは切らないで下さい。
ファスナーを全開まで開けて、
表裏をひっくり返します。
ファスナーを半開きにしてないと
開けなくて、悲惨な事になります。
はみ出したボンド。
こんな感じのものも、魔法のグッズを使うと。
こんなになります。
その魔法のグッズとは、生ゴムのブロックです。これで擦るとボンドだけが食い付いてきます。
やっちゃったと思っても大丈夫です。輪ゴムを割り箸にグルグル巻きにしたら同じようになると思います。
これで完成。
ファスナーの引き手を同じもので作ってむいいし、別のチャームをつけても面白いと思います。
さて、これを大変と思うか？簡単と思うか？色々有ると思います。
慣れてきたので３時間位で出来上がりました。
最後て言いながら、取手を変えました。
木製のチャームにして個性を加えて完成。
磨き込むほどに艶やかに。
ここまでお付き合いありがとうございました。
皆さんにも出来ます様に。
確認の質問‼️ファスナーをボンドで貼り付けた後のライン引きはヘリから3ミリ…ファスナーの幅は入ってませんよね？
あと、縫い目から2ミリのところを断ち切りってドッキドキですね🙈
あと、全体の大きさはどれくらいになってますか？自分好みにすれば、いけますか？
貴重な時間ありがとうございます🥰