リドレイ胞子培養株で苔玉を作ってみました
❶用意する物
・ザル、ボウル(今回はダイソー)
・針金やビニタイ等(ボウル固定用)
・吊り下げ用のワイヤー
・水苔、ベラボン、軽石(+肥料等)
・テグスやミシン糸等(水苔固定用)
・株(リドレイ)
・穴あけ用工具
❷ザル・ボウルの加工
ボウルにひたすら穴を開けます
蒸れ防止のため、出来るだけ多い方が良いでしょう
今回はインパクトドライバーにスパイラルビットで穴を開けてます
大きい穴はホールソーを使ってます
ボウルじゃなくてザルの底を開けたほうが良さそうですね汗
ザルは先端の細いハサミ等で間引きます
あまり間引き過ぎると強度が著しく落ちそうなので、程々にすると良さそうです
加工した人が典型的なO型なもので…ごめんなさい!隠れるので良しとしてくださいww
今回1番大変な作業はコレです
削りカスが静電気で手足にくっついてイライラしますが、頑張って根気よく穴あけしましょう☺︎
❸リドレイ位置決め、マウント
株はポットから抜いてコンポストを整理します
赤いボウルの大きい穴に入れば大丈夫です
入れてみました
胞子葉が無いリドレイは向きの見極めが難しいですが、よーく見ると左右の貯水葉の根元より成長点が上にあります
今回の株の成長点、展開中の貯水葉のお陰で判断が楽です
貯水葉で埋まって成長点が見えない事が多々ありますので、目視での判断には限界がありますね…汗
胞子葉が出るまで我慢した方が無難だと思います
裏から見るとこんな感じです
❹水苔、ベラボン、軽石を入れる
ボウルに沿って水苔を詰めます
この時に株のコンポストと隙間がないように満遍なく水苔を詰めて下さい
おまじないで肥料と魔法の粉を入れて成長祈願!w
※注
この株は胞子葉が無いのと展開中の貯水葉が小さいので、こんな置き方が可能です
胞子葉ありのリドレイだと、ちょっと置き方考えないといけないですね…
蒸れ防止にベラボンを乗せます
すり切りではなく、少しこんもりするくらいが良いかと思います
反対側、こちらはザルに沿って薄く水苔を敷きます
蒸れ防止のため、軽石をどーーん!笑
ベラボンもどどーーん!笑笑
同じく少し多めに盛りましょう
❺仕上げ
いざ、合体っ!!!笑
赤い方のベラボンに紙などの薄いものを乗せ、手で押さえてひっくり返し、ザルの方に乗せます
ずれないように押さえながら紙を引き抜けばこぼれずに合体できます☺︎✌︎
予め空けておいた穴に針金を通してしっかりと固定します
今回は4ヶ所固定しました
吊りワイヤーを貫通させ、動かないようにボウルにビニタイで固定しました
今回は株が少し上向きになるようにしてます
水苔で覆って仕上げます
出来るだけ薄く、出来るだけ球状に…
ダイソーの透明ミシン糸で巻き巻き、形を見ながら水苔足して、巻き巻き…
今回初めてニュージーランド産AAAA+の水苔を使ってみましたが、凄いふわふわ!長い!!ゴミがない!!!
高いものにはちゃんと理由がありますねwww
完成です!!!
かわゎ❤︎︎**
直径16cmくらいに仕上がりました☺︎🎶
大きさはボウルサイズで調整した方が良いでしょう
水苔で量増しすると蒸れの原因になりそうです
ボウル無しの水苔だけで綺麗な球状にしようとすると、かなりの量の水苔を消費しますし、それが蒸れ・根腐れの原因になります…マダガスカリエンセなら大丈夫そうですが…
ちなみに子株が出る品種ではオススメしません!群生させたいなら別ですが、子株取るにはバラさないと外せないと思います…
今回は出来るだけ水苔の量を少なく、蒸れ防止の為にザル・ボウルを加工してプラ籠っぽくしてみました
お馴染みのビカクシダの森さんで専用のプラ籠が販売されていますが、送料を考えると作った方が安く収まるという事で…w
在る物でDIYするのも園芸の楽しみですね☺︎🎶
長々とお付き合い頂きありがとうございましたm(_ _)m
…半年後(2021.6.10)
まん丸…とまではいきませんが、まぁまぁ可愛くなりました☺︎♪
この子はIGでのプレゼント株となり、先日嫁いで行きました…
可愛がってもらってね〜(๑˃̵ᴗ˂̵)ノ"