木を囲むヘキサゴンテーブルの作り方
知人に聞かれたので作り方のざっくりしたまとめです
まとめ書く予定ではなかったので
あまり作業写真がないです
*作ったものは端材を使っていて
現物合わせで図面は引いていません
作業工程
足を準備します
しっかりしていて安価なので2×4材がオススメです
足をつける角度を決めて木材をカットします
ピンクの矢印の部分が同じ角度になるように
丸鋸などで傾斜を付けて切り固定します
今回私が作ったものは二段になっていますが
一番上に座面固定用の板をつけても大丈夫
ベンチにする場合は固定板の下に支えや
支持金具などを入れて重量補強をします
木材が斜めで力をかけると滑りますので
こういう固定用の金具を使ってやると便利
角度の決め方は色々ありますが
一番は座面の広さと高さのバランスです
目標は足の一番下の幅が
座面より少し内側にくるくらいの角度がベスト
このベンチは座面の高さがおおよそ40cm
(全体の高さが約55cm)
座面は20cm程度
全体の幅が約70cmなので
上部にもう一段小さいスペースがあるので
傾斜角は15°にして作りました
上部がなければ20°くらいの方が足が安定すると思います
定規を当てておおよその角度を見て
分度器で角度を測って決めました
座面を作ります
正六角形は正三角形6個でできているので
一つの角の角度は120°です
斜めで突き合わせて止めますので角が60°(120°)の台形を作ります
短辺か長辺のどちらかを測って
そこから60°(120°)でカットするのが楽
厚みもあるし1×6や1×4材が使いやすいかな?
スライド丸鋸があると同じ角度で切れるので便利です
ない場合は分度器で角度を測り線を引いて切るか
丸鋸定規などの角度付けできる定規を利用して切ります
手鋸で素人が角度の精度を出すのはかなり難しいんで
最低限、丸鋸かジグソーにガイド定規を当てて切ったほうが良いです
事前に座面など計算しておきたい方は
台形部分はこんな感じで計算できます
三角部分はネットの三角形計算を利用するか
エクセルなどで計算するのが良いかと思います
私はめんどくさがりかつ性格が適当なので
長辺か短辺を図りつつ角度で切ってました
足に座面を固定します
足の頂点や座面を固定する部分の半分の位置に
印をつけておいて座面の斜め部分を合わせて固定します
2×4は89mmなので4.45mmですが
結構木自体がねじれていたりしますんで0.05は誤差だと思います
とは言え止める時ズレると全体が歪みますので
しっかりクランプなどで止めながらビス留めします
一周固定できると自立しますので
残りの木材も角度を合わせて止めます
木を真ん中に入れる場合は
何もないところで一度組んで後で一箇所外し
もう一度止め直す方が作業がしやすいかな
端材で作ったりして固定部分が余ってしまった場合は
手鋸やジグソーなどで切り落とします
理想で言うと若干座面の内側に
支えが来る方が綺麗に見えます
完成
全部板が固定できたら
一箇所板を外し木の幹を中央に入れて完成です
2×4材で作った場合は風雨で朽ちますので
屋外用の防腐塗料を塗っておきます
縁から支柱が見えるのが気になる時は
淵をつけるとスッキリしそうですね
業者に頼むと結構な値段になりますが
手持ちで工具があれば安価で自分の好みのサイズにカスタマイズできます
少し角度調整は難しいですが
チャレンジDIYいかがでしょう
説明も分かりやすくて イラストも😉👍⤴️
みんな作りたくなっちゃうと思います❣️