9月某日。かねてから行こうと思っていたフォッサマグナに関連の深い群馬県の下仁田町に行ってきました。お昼出発なのであれこれは見れないけれど、とりあえず出発!
青岩公園。
最初に行ったのが青岩公園。
青岩公園は鏑川と南牧川の合流点にある青い石畳の美しい公園。
駐車場が分からずウロウロ。とりあえず対岸から眺めました。
下仁田自然史館。
次に行ったのが下仁田自然史館。
廃校になった学校を利用している様です。群馬の山間部では廃校になる学校は多い様で、アートを展示したり、色々な目的で使われている様です。
下仁田自然史館の中。
まずは職員さんがビデオを見せてくれました。
下仁田では青岩が基盤の岩盤で、その上を全く違う地質の山が大地の運動で滑ってきたのだそう。この様な現象で出来た山々を「クリッペ」と言うそうです。山の山頂の地層がどこから移動してきたかはまだ分かっていないそう。
写真は展示室①にあった朴の実とペイントされたドングリ(これ群馬では良く見ます)と色々な種類の石。
次の展示室では下仁田で採れた異常巻きアンモナイト。
そんなのあるんですね~。
石。左側は三波川帯みかぶ緑色岩類。三波川帯は中央構造線(九州東部から関東へ横断する断層。)の南側にある地質の事。西の方だと四国辺りでも顕わになっている様です☺️
ここ下仁田では二度、大規模な陥没があったそう。そして…長野、群馬辺りは海だったんですねぇ!
群馬隣接の埼玉北西部に神流恐竜センターという施設がありますが、こちらでもこの辺りは元海だったと言うことで、見つかった貝殻の化石が展示してありましたねぇ。
良ければ写真の説明文を読んで下さい😅
下の石は国会議事堂等でも使われているという説明文がありました。
この辺りで採れた植物の化石。右下は亀の化石。もひとつカエルの化石があったのですが、これは県の天然記念物になっていて撮影禁止となっていたので、撮影したけど😝載せるのはやめておきます。
自然史館はここまで。
自然史館の近くにある『跡倉クリッペのすべり面』です。
動いてきた地層とその下の地層の境目「クリッペのすべり面」ですが看板とかなかったのでここで合ってるかな😌?
『跡倉クリッペすべり面』の川の植物。可愛いい~です。
この左の写真の葉っぱは何でしょう?分かる方がいらっしゃいましたら教えて下さいませ🙏
苔も良い~ですね。
右の植物も名前が分かりません。右下の様な石がありました。
今日投稿した人の家の「ハナトラノオ」。川の近くでした。
下は集合体恐怖症的にはオエッとなりますが何故か目が離せないシダの胞子。
宮室の逆転層
場所は少し離れて『宮室の逆転層』です。
道に迷いかけましたが、途中、木の下で座って何やら歓談しているおじ様三人組に場所を教えて頂きました。
クリッペが作られた時の大きな力で逆転(途中から上下逆さま)した地層。
◎生き物の動いた跡(生痕)
◎水の流れが作った跡(流痕)
があるそうですがこちらも看板類がないため良く分かりません。
お花は川に下る途中にあった白い彼岸花。
もう一枚、写真。右側が「虫の動いた跡」かな?
川面がキラキラ✨綺麗です。
帰り。
再び青岩公園へ。
駐車場🅿️を見つけました。
色々な石がゴロゴロしていました。
そして…下仁田の道の駅に寄りましたが残念ながらお休み!😣
道の駅にはデカデカとした看板が!
下仁田はジオパークになっていて、町全体であちこち見るところがあるようです。
今回見た所はほんの一部。
地質好きの方、是非お出であれ❣️
お付き合いありがとうございました😄🌿
フォッサマグナの西側は
糸魚川静岡構造線ですよね!東側は3通りの説がありまだ解明されてなかったような気がしますが🤔❕❔