嫁にせがまれ作る事に。
嫁からのオーダー内容は
1.土間ではなく床
2.日光をより多く取り入れる
3.出入り口を2ヶ所
4.天井を高く
5.室内の密閉度を高く
6.でも通気性を高く
7.とにかく可愛らしく
8.色は白!
と、
このほかにも数多くの要望が…
ならば、徹底的に拘って作ってやろうじゃないかと、小屋作り開始。
まずは水盛遣り方から
ハーフブロックをモルタル団子で固定して基礎作り
基礎を作っていると
「床はとなりの倉庫と同じ高さがイイ!」
と、追加のオーダーが入り、縦に使うつもりだった材料を寝かせて根太を作成。
強度が心配なところもあったが、仕方なし。
材料は防腐剤注入済の2×4材に防腐ステインを塗布の2段塗り。
床材にはホワイトウッドの1×6材を13枚使用し、裏面には防腐ステインを3度塗り、おもて面は白色の防腐ステインを2度塗り。
フローリング材の使用も考えたが、コストダウン。
壁は、右側面耐水コンパネ(パネコート)、左側面と裏面にポリカ波板を使用し、正面は扉を配置。
右側面は、900×1800の耐水コンパネ2枚を繋いで使用。
つなぎ目からの漏水を防ぐ為、防水両面テープにて雨仕舞い。
右壁面立ち上げ。
隣の物置と隙間は30mm程しかないので、パネル面はパネコートの防水性能におんぶに抱っこ。
小屋の基本構造は枠組み工法として作成。
とは言え、壁面に透明ポリカ波板を使用するので、強度を持たせる為適宜補強を入れて作り進める作戦に。
小屋のすぐ前に車が止まるので、入り口はスライドドアとする事に。
前面の右半分を出入り口に。
材料には加工前に一度、白色防腐ステインを塗って乾燥。
塗りは嫁担当。
前面の軒出を多く取り、カーポートに完全に潜り込むようにする事で、雨の吹き込み対策を。
ドアはメイン吊戸、裏口開き戸。
共に1×4材にて作成。
吊戸金具はあらかじめ黒に塗装してアイアン風に。
吊戸の下端には、ガイドピンの溝を彫り込んだパーツを別付けに。
ほんとは分けづに作りたかったが失敗した為仕方なくの作品。
出来上がったメインドア
吊引戸を取り付け。
裏口は幅400mmと、超スリムドア。
嫁からの要求事項で難儀したのが密閉度。
波板通常なら、波板用ケミカル面土を使用するのが一般的だが、スポンジの劣化が気になったので、適当な見切り材を取付けて対応する事に。
屋根も波板を乗せただけでは隙間だらけになるので、ガルバ鋼板にて、捨て唐草、ケラバをオリジナルで作成して取付け。
完全なるオーバークオリティ…。
つづく…