富士山に登ってきました
富士山って不毛の地くらいに思っていたのだけど裾野の森はかなりの森林で五合目までの道のりは植樹林が多いそう。
最近は麓の海抜ゼロメートルから3776mを登りきるツアーもあるそうでこの樹林帯を歩いている人もチラホラ。
一般的な登り始めの五合目低木や草が結構生えている。
ガイドさんの言うことには暖かい時期が短いので山開きのシーズンに花が一気に咲くらしい。
休憩の都度写真を撮るんだけど、休憩ポイントは人に踏まれやすくあまり花が生えていない。登ったのは富士宮ルートだったと思うけど、こちらはかなり草が生い茂っている。
七合目付近になると樹木はなくなり小さな草がチラホラと言う感じ。
溶岩や石灰質だから生えている植物はバリエーションが少ない。
九合目。この日は下界が曇りだったようで素晴らしい雲海。五合目でもすでに雲より高かったからやっぱり富士山の歌の通りなんだな。
九合目付近になるともう植物は見当たらない。気温も0-15度くらいまでで低い。
土壌に会う植物に適した気温ではなくなるのかな。
山頂噴火口付近。もはや土や砂と言うより小石や礫と言った感じ。当然植物は見当たらない。
富士山の肩部分にある山の噴火口も噴火口付近を避けて植物が育っている。よほど向いてる植物以外は育たない水も溜まりにくい土壌らしいんで仕方ないか。
帰りの御殿場ルートはほとんど植物が生えていなかったんで、向きによって土質が違うのかも。
イメージとして不毛の砂利山をダラダラ登ると思っていたので結構楽しめた。
御来光も見れたんで満足して帰ったのでした。