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もちっこの雌雄異株の一覧

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6月4日撮影 東京都薬用植物園 ウコギ科というと ヤツデやウドのようにまあるく放射状にまとまった花を思い浮かべます。 この花もまさにそんな感じ、ウコギ科ですね。 その名もオカウコギ…とウコギの字が入っています。 オカウコギ(丘五加木) ウコギ科ウコギ属 枝は灰褐色、惰円形の小さな皮目があり、刺がある。葉は互生し、掌状複葉、小葉は5個、頂小葉が大きい(長さがほぼ等しいとする図書もある)。小葉は質がやや薄く、倒卵形~倒卵状惰円形、基部は楔形。葉先端部に鋸歯があり、重鋸歯が混じる。鋸歯の深さにはばらつきがあり、浅い場合や、やや欠刻状の粗い鋸歯となる場合もある。中央の葉脈は上へ盛り上がる。葉の両面の脈上にまばらに立毛(毛状突起)があり、少ないものも多い。葉の裏面の脈腋に薄膜があり、わずかしかないものもある。葉柄の上面には明瞭な溝があり、葉と葉柄との境や葉柄に刺があることがある。雌雄異株。散形花序に淡緑色の小さな5弁花をつける。花序の柄は4~6㎝、葉柄とほぼ同長。小花柄は長さ5~8㎜。雄花は雄しべ5個、花弁が強く後方へ曲がり、上から見ると花弁がないように見えることが多い。雌花は花柱が2個、花柱の基部は合着し、柱状になり、花弁がほぼ開出する。萼は合着し、萼片は5個、三角状、花弁の間から萼片の先が少し出る。果実は密集してつき、直径4~6㎜扁平な球形、黒紫色。種子は長さ3~4㎜、長楕円形。 (三河の植物観察 より) 雌雄異株でした!ということはこれはどちら? 雄花なら雄しべがあるようですが、5個の雄しべは見えず、花弁も反り返らず、2つに分かれた花柱が見えていますので、これは雌花でしょう。雌株だったのですね。 何枚か撮ったもの全て、雄しべが見つけられませんでした。 知っていたら雄花があったか探せたのになぁ…😆
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5月6日撮影 赤塚植物園 万葉薬用園 ウコギですって。 ウコギ科の植物は今までにたくさん投稿してきましたが、その〝ウコギ〟は初めてかもしれません。 何回も来ていた植物園ですが気が付いていませんでした。 ウコギ(五加木) ウコギ科ウコギ属 ・ウコギ科ウコギ属に分類される落葉低木の総称だが、野生の樹木の場合はヤマウコギを、食用に栽培される場合はヒメウコギを示すことが多い。いずれも若芽や若葉には特有の苦味と香りがあり、山菜として親しまれる。 ・ヤマウコギは岩手県以南の本州及び四国西部に分布し、日当たりのよい山林の縁、道端、土手などに見られる。若菜を食用するため昔から実用を兼ねて庭に植栽され、米沢藩(山形)など東北地方では生垣(五加垣)として飢饉に備えた歴史がある。 ・ヒメウコギの原産地は中国であり、相当古い時代に薬用として渡来し、畑で管理されていたものが各地で野生化している。中国ではヒメウコギをウコ(五加)と呼ぶが、日本では「木」を付け加えてウコギと呼ぶようになった。 ・ウコギの開花は5~6月で、黄緑色をした小花が球状に集まって咲く。雌雄異株で雄株に咲く雄花には雄しべが10本あり、雌株に咲く雌花には雄しべがなく、二つに分岐した雌しべ(柱頭)がある。花弁はいずれも5枚。雌花の後には水分を含んだ丸い果実ができ、7~9月頃になると黒く熟す。 ・葉は菱形をした小葉5枚(稀に7枚)からなり、これが「五加」の由来となる。小葉は卵形で縁に浅いギザギザがあり、先端は多少尖る。葉には10センチもの長い柄があり、長い枝では互い違いに、短い枝では一箇所から束になって生じる。枝に幹には鋭い棘がある。 【ヤマウコギとヒメウコギの見分け方】  ヤマウコギの花柄は3~6センチ。葉柄よりも短いため、花は葉に埋もれるように咲く。一方、ヒメウコギの花柄は10センチ近くあり、葉の間から飛び出すように開花する。 (庭木図鑑 植木ペディア より) …ということはですね、これはヤマウコギでしょうか??? 雌雄異株とのことですが、この花は雄しべがなく、2裂した雌しべがあるので雌花ですね!
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4月22日撮影 散歩道。だんだん、トトロの森が近づいてきましたよ。あと10数mで着く辺りのお家の庭にありました。 去年、トトロの森の3分の1近くの木が切られて宅地になっているのを発見。 市で保護されていた雑木林がどうなってしまったのか、ドキドキしながらの散歩道です。 実は、この辺りにモンカタバミの株があり、いつ花が見られるのか分からなかったので、通りかかる度に覗いてみましたが、花は咲いていませんでした。 俯いていたその顔を上げるとこの花が。 目立たない小さな花ですが、合弁花の先が5裂しているのでしょうか?可愛らしい形をしています。 何となく、調べたらすぐに分かりそうな気がしていましたが いろいろと検索してみても〝これだ!〟というものが出てきません。 ご存知の方いらっしゃいましたら教えてください!🙇🙏 高さは…わたしはしゃがまず、撮っている…くらいの高さです😆 (23:45 更新) 早速、 真理さんより教えていただきました! ツルウメモドキのようです。 なぜか、「ウメモドキに似ていたりして…」とか ニシキギ科かも… なんて思ったものの 全く!出てきませんでした。 ツルウメモドキ(蔓梅擬) ニシキギ科ツルウメモドキ属 落葉つる性木本 北海道〜沖縄の山野の林縁に生える。長さ数mに達する。樹皮は灰色。本年枝は黄緑色で無毛。しだいに赤褐色になる。葉は互生。葉身は長さ4〜10cm、幅2〜8cmの楕円形または倒卵形。縁には浅い鋸歯がある。両面とも無毛。葉柄は長さ1〜2cm。托葉は落ちやすい。雌雄別株。葉腋に短い集散花序を出し、雄株では数個、雌株では1〜3個の花をつける。花は黄緑色で、直径6〜8mm、花柄の中央より下に関節がある。(樹に咲く花) (松江の花図鑑 より)
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4月1日撮影 赤塚植物園 しまったー!また抜かりました😅 ハナイカダ。新緑の緑がきれいすぎて、思わず声が出るほどでパシャパシャ撮りましたが 雌雄異株というのを頭においておらず、 撮ったのは全て雄株(雄花)だったようです…😓 出たての葉は、柔らかくて色も淡くて良いですね。新緑の頃の緑色が好きです。 ハナイカダ(花筏) ハナイカダ科ハナイカダ属 ・北海道南西部から九州(南西諸島含む)までの広い範囲に分布するハナイカダ科の落葉低木。自生地は山林や水辺近くの木陰で、群生することが多い。葉の表面中央にできる奇抜な花や果実に観賞価値があり庭木として使われるほか、若葉を山菜として利用する。 ・ハナイカダという名は、花や果実が葉の真ん中に載る様を筏(イカダ)に乗った船頭に見立てたものだが、これは葉脈と花の軸が癒着していることによる。別名のママッコ、ママコナ、ママコノキは、花や果実の様子を飯(まんま)あるいは子供のママゴトに見立てたもの、または枝から離れてできる花や果実を継子(ままこ)に擬えたものとされる。 ・ハナイカダの開花は4~6月。雌雄異株で雄株には雄花が3~5個ずつ、雌株には雌花が1個(稀に2~3個)ずつ咲く。葉の中央に伸びた短い柄の先にでき、雄花には黄緑色の花びらが3~4枚、雄しべも3~4本ある。雌花には同じく3~4枚の花弁があるが雄しべはない。花の大きさは雌雄ともに直径5ミリほど。 ・雄花は咲き終えると消滅するが、雌花は次第に大きくなって緑色の果実になり、8~10月ごろに黒紫色に熟す。黒豆のようなこの果実は暗闇の中でも目立ち、森の生き物たちが好んで食べる。人間の食用にもなり、生あるいは果樹酒にして用いる。中国では煎じたものを胃腸薬として使う。なお、別名の「嫁の涙」は、嫁ぎ先でいじめられた嫁の涙が黒い実になったという伝承に由来する。 ・ハナイカダの葉は長さ3~10センチ、幅2~6センチの楕円形で先端が尖り、枝から互い違いに生じる。葉の縁にある細かなギザギザは先端が長く伸びてヒゲ状になる。小枝は緑色あるいは紫がかった褐色で、枝の内部には髄と呼ばれる白い管が通り、枝の出方は同じミズキ科のミズキに似る。 ・晩春から初夏に採取した若葉はクセのない味だが、加熱すると松茸のような香りがあり、混ぜご飯、天婦羅、御浸し、佃煮などにして食用する。中国では乾燥させた葉を煎じたものが下痢止めに使われる。 (庭木図鑑 植木ペディア より) 上の説明にも書いてあるように、 葉の上に1つ実をつけるハナイカダの雌花は、葉の上に1つ咲きます。 雄花は固まって数個咲きます。 左下のつぼみの数は控えめでしたが、 (稀に2〜3個とありましたが)柄が付いているので、これも雄花のつぼみかな?と思います。 右下の写真は見上げて撮りました。つぼみが透けて見えて、これもとてもきれいでした。
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2月5日撮影 小石川植物園 毎回気になるタラヨウさんです。 今回も、葉の裏に字が書いてあってガッカリ…。 誰がこんなことしてしまうのでしょう?ここは植物園なのにーーー😭 タラヨウは雌雄異株。ここではきちんと〝タラヨウ(雄木)〟と書かれた札が付いています。 雌木の方は赤い実ができていましたが、雄木の方は花芽が付いている状態でした。 〝雄株〟のタグのところにあるのは葉芽ですね。 (間違えていたら教えてください🙇自信ない…) タラヨウ(多羅葉) モチノキ科モチノキ属 別名 ハガキノキ/エカキバ    ジカキシバ/モンツキシバ    ノコギリシバ/ヤマモチ(山黐) ・本州中部以西に分布するモチノキ科の常緑樹。山地の林内に自生する高木で、大きくて艶のある葉と秋に稔る赤い果実を特徴とし、各地の庭園や公園、街路にも植栽される。 ・葉の裏面を硬い棒などで傷付けると、その部分だけが黒く残る性質を持つ。紙が希少であった戦国時代にはこの性質を利用して情報のやり取りをしたことから、「ハガキノキ」という別名がある。 ・郵便局の木とされ郵便局前に植栽されることもある。ハガキ(葉書)の語源になったという説もあり、現代でも定形外郵便としてハガキに利用できる(ただしタラヨウの葉に限らない)。 ・弘法大師がこれを用いて字の勉強をした「学問の木」とされ、学校や寺社に植栽されることも多い。しかし本来、インドで経文を書くのに使われたのは「タラヨウジュ(=オオギヤシ、パルミラヤシ、タラジュ、貝多羅樹)」というヤシ科の植物の葉を短冊状にしたものであり、本種はこれにちなんで命名されたに過ぎない。 (庭木図鑑 植木ペディア より)
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2月5日撮影 小石川植物園 ヤマアイです。この辺りにはぼーぼー生えています。 これは雌雄異株です。 雄花は茎の途中にぽちぽち花がある感じで、雌花は茎の先につくという印象があります。 …が、この写真は雄花と雌花が一緒に写っているような。 細い花糸に葯がついた雄しべが見えているのが雄花で、 亜鈴のようにお団子が2つ並び、ちょこんと柱頭が見えているのが雌花だと思うのです。 雄株と雌株が絡まっているのかな?と思いましたが、同じ葉腋から出ていませんか??? 調べてみると、雌雄同株のものもあるようです!😳わたしが撮ったものがたまたまだったのでしょうか?それともここには多いのかな??? 何回かここで撮影していますが、雌雄同株に出会ったのは初めてかもしれません。 (まさかと思って、よく見ていませんでした😆) ヤマアイ(山藍) トウダイグサ科ヤマアイ属 棒状体について、中国植物誌には「雌雄同株」、「雌花:萼片3個,卵形,長さ約2mm;腺体2個,線状,長さ約2mm」と表現されている。雄花序は穂状で、雄花が5〜11個、雌花は総状花序に3〜5個つく。 (松江の花図鑑 より) 雌雄異株ときに雌雄同株。雄花序は茎頂につき、長さ5~12㎝。雌花序は葉腋につき、長さ3~9㎝。雄花と雌花が混じることもある。雄花は萼片3個、長さ約2㎜の卵形、淡緑色。雄しべ12~20個。雌花は萼片3個、長さ約2㎜の卵形、子房の両側に棒状体が1個ずつある。 (三河の植物観察 より) 2022年05月31日07:00に投稿されている 「花盗人の花日記」にも雌雄同株のヤマアイが載っていました。 松江と三河の図鑑に記載されている 〝棒状体〟とは雌花のお団子の間にあるひょろんとした緑色の角のようなもの。 この写真でいうと、中央の茎の先にある雌花のお団子の間からぴゅっと飛び出していますね。やっぱりこれは雌花ですね。(というかもうすでに実でしょうか。) 手前のピンぼけの実の先には柱頭がちょこんと見えています☺️
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9月13日撮影 わー、偶然ですが カラスウリ属つながりになりました🤗 通勤路に、時期になるとアレチハナガサがぼーぼーになる空き地があります。 そこを通りかかったときに、見慣れぬつる植物が…。 蔦かなあ?と思っていましたが、ある日、花が咲いていましたよ。 白い花を見て、カラスウリかと思いましたが、この時刻になっても開いているのは キカラスウリではないでしょうか? (撮影時刻は7時前ですが、去年の夏に撮影したカラスウリは5時台でも萎んでいました。キカラスウリは朝方でも咲いているというのは去年調べています) キカラスウリとカラスウリの違いは、他に 花冠の裂片をよく見ると、先が広がっているように見えますね。 カラスウリは裂片の先は広がらずに、周りだけがレース状になります。 さらに、葉の表面がつやつやしているように見えます。カラスウリはややふかふかな感じです。 …というわけで、キカラスウリではないかなぁ?と思うのですがいかがでしょう? 見たかったキカラスウリ。こんなところで出会えるなんて😳 どうして急にここに生えてきたのかな? キカラスウリ(黄烏瓜) ウリ科カラスウリ属 これも雌雄異株。これは花の中央に雄しべが見えるので雄株(雄花)ではないかな? ここでは実が見られないのかもです。 …ということは、来年はここには生えない???
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9月11日撮影 都立薬用植物園 ヘビウリの次辺りに投稿すれば良かったーーー。 オオカラスウリだそうです。(札がありました) これはもう午後2時くらいですが、まだ花は開いていますね。しょぼしょぼのものもあります。 カラスウリは夕方になると次第に花が開いてきますが、これは夜に咲くようで、なので午後でもまだ萎まないのでしょうか? ヘビウリの花は昼咲きだそうです。 つくづく「ちゃんと気が付けば良かったなあー😓」と思いました。 オオカラスウリ(大烏瓜) ウリ科カラスウリ属 四国,九州,沖縄,および中国,台湾,ベトナム,マレーシア,インドに分布する。 つる性多年草。根はダイコン状に太く,長く地中に入る。葉は心形または腎心形で,掌状に5~7裂し,表面に密に短剛毛がある。雌雄異株.雄花序は30 cmに達し,苞は倒卵形,長さ3~4 cm,縁は截裂する。液果は楕円形~球形で長さ5~8 cm,朱赤色となる。種子は長楕円形で汚白色,長さ12~13 mm。 同属のカラスウリ,キカラスウリとの区別点として,本種は葉の表面のひどくざらつく毛が挙げられる。 根は鎮咳去痰,清熱作用があり,熱性疾患および肺炎や気管支炎の咳や痰,熱病および糖尿病による口渇などに用いる。種子は清熱,鎮咳去痰,通便作用があり,熱性の咳や痰,乾燥性便秘に用いる。果実はそれらの作用のほか,清熱,鎮咳去痰,潤腸に加え,胸の痛みやつかえを除く作用がある。漢方処方は,根は柴胡桂枝乾姜湯,柴胡清肝湯などに,種子は柴陥湯,栝楼薤白湯などに,果実は栝楼仁の代用として栝楼薤白白酒湯に配合されることがある。 (熊本大学薬学部 薬草園 植物データベース より) この花はどちらも雄花のようですね。 背景に見えている花ははっきりしないので確定できません。
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9月11日撮影 職場にちょこっと休日出勤。 裏庭のサンショウが実を付けていました☺️ サンショウ(山椒) ミカン科サンショウ属 雌雄異株なんでしたっけ! これは実がなっているので雌株ですね。 来シーズンは花も見なければ!! 収穫するなら実が赤くなる前なのだそうです。 ・北海道中南部~九州に分布するミカン科サンショウ属の落葉低木。「椒」は小さくて辛い実を表し、「山にある小さな辛い実」としてサンショウと名付けられた。魏志倭人伝や古事記にもその名が登場するほど古くから日本人に親しまれるが、朝鮮半島南部及び中国にも自生する。 ・「サンショウは小粒でピリリと辛い」と表現され、種子が香辛料に使われることで知られる。古名のハジカミは、果実が自然に裂け、ニラ(呼名をカミという)の味に似ることにちなむが、芳香のある若菜も「木の芽」として田楽、吸い物、和え物、味噌、佃煮などの和食に添え物として使われる。自生は低山の林内だが、実用目的で民家の庭に植栽される例も多い。 ・葉は5~9対の小さな葉が集まって羽根状になる。1枚の葉の大きさは1~4センチほどで、よく見ると先端がくぼんでいる。葉の縁は波打ち、ギザギザになっており、個体によっては表面の中央に明るいまだら模様が入る。若い枝は赤褐色で艶があり、鋭い一対のトゲを生じるが、古い枝や幹ではトゲがイボに変わる。 ・若葉は芳香が強く、触れるだけで香りが移る。このため、刺身の飾りにサンショウの葉を添える場合、手の甲に乗せ、もう一方の手で軽く叩くことで葉の形を損なわず、その香りを楽しむことができる。サンショウの葉を乗せた煎餅やクッキーもある。 ・サンショウの開花は4~5月。枝先に伸びた花序に、淡い黄色の小花が複数集まって咲く。雌雄異株で雌株には雌花が、雄株には雄花が咲くが、花山椒として佃煮などに使うのは雄花のほう。 ・雌花の後には直径5ミリほどの果実ができる。できはじめは緑色で、9~10月頃に果皮が赤く熟すと自然に二つに裂け、中から黒光りした種子が顔を出す。風味が良いのは果皮が赤くなる直前。メジロ、キジバト、オオルリなどの野鳥が採食する。 ・成熟した果実と果皮を乾燥させたものは「干山椒(ヒザンショウ)」、それを砕いたものがウナギの蒲焼きや焼き鳥などに使われる「粉山椒」となる。果皮は生薬「椒目」として健胃、湿布、皮膚のかぶれ、水虫などに使われる。未熟な青い実も塩漬けなどにして食されるが、サンショウにはサンショオールという毒性が含まれており、食べ過ぎは危険である。 (庭木図鑑 植木ペディア より)
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我が家のアオツヅラフジは実になりました。 9月10日撮影の実と 8月27日撮影の雌花、 そして、9月10日にリハビリに行った病院の最寄り駅近くで撮影した雄花です。 アオツヅラフジは3数性。花の各部分が3の倍数になっています。 分かりやすく説明していたブログがありましたので、紹介します。 ↓ 雄花を見ると、一番内側に、雄しべが3本、その外側に60度ずれて雄しべが3本、その外側 に、また60度ずれて最初の雄しべと重なる位置に花弁が3枚、その外側に2番目の雄しべと重なる位置に花弁が3枚、さらにその外側に、大きな萼が3枚あり ます。写真には、写っていませんが、一番外側には小さな萼が3枚ついています。全部3つずつ、6重になっています。見事な3数性の花ですね。  雌花の方も、独立している雌しべが6個あり、ついている様子から、内側3個、外側3個と少しずれて2重についているように見えます。子房は、ミカンの房 のような形をしていました。その先には外側に反った柱頭がついています。  雌花には6個の仮雄しべがあるということです。 (気ままに自然観察 −樹の花 マイ図鑑− より) ここのホームページもとても面白い。 写真付きでとても分かりやすいです。
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8月27日撮影 我が家のフェンスに絡みついている アオツヅラフジです。 (フェンスが錆び錆びで失礼致します🙇) 去年かな?一昨年かな?は実が熟す前に刈り取られてしまったのですが、今年はぼーぼーに絡まっていないので 実は青くなってきています☺️(9月25日現在) 雌雄異株で、雌株の雌花が実をつけます。 が、我が家のフェンスでは雄花(雄株)が見つけられません😅 どうして実がなっているんでしょう??? アオツヅラフジ(青葛籠藤) ツヅラフジ科アオツヅラフジ属 葉は互生し、長さ3~12㎝の広卵形~卵心形、変化が多く、3裂することもある。全縁で、長さ2~4㎝の柄がつく。雌雄異株。夏に円錐花序に小さな黄白色の花を多数つける。雌花、雄花とも花弁も萼片も6個。花弁は先が2裂する。萼片も花弁と色が同じで、花弁より大きい。雄しべは6個、葯室はそれぞれ4個ある。雌しべは1個、子房が6個の心皮に分かれている。花後に心皮が離れ、各々が1個の果実になる。果実は直径約6㎜の核果、秋に熟し、藍黒色に白粉を被る。核は直径約5㎜、厚さ約3㎜、黄褐色、アンモナイトのような形をしている。 (三河の植物観察 より) 三角形に見える白い花弁のようなものは萼片で、大きいものと小さいものが互い違いについていますね。 花弁はその中に見える基部が黄色く2裂したもの。6個あります。 その中に雌しべ。1個だそうですが、子房が6個に分かれていて、その1つ1つが実になります。 なので、1つの花で6個の実が付きます。 解説によると、核(種のことかな?)はアンモナイトのような形をしているとか? 見てみたくなりました。
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3月20日撮影 いつもの散歩道。 やったー。ヒサカキ咲いてました! ハマヒサカキは12月に咲いていましたが、ヒサカキはもうちょっと春になってから咲くのですね。 今回はマスクを外して嗅いでみましたよ😆 ガス臭というのはなんとなくわかりました。 …程度にしか感じませんでした。鼻がつまっていたのかな??? この散歩道にはヒサカキは何本も植えられているのですが、雄株と雌株が交互になっていたかな。 このあと、雌株に実ができるのを観察できたら良いなと思います。 ヒサカキ(姫榊) モッコク科ヒサカキ属 雌雄異株です。 雄株に雄花が咲き、雌株に雌花が咲きます。 形はハマヒサカキとよく似ています。 雄花は鐘〜壺形で雄しべがたくさん。雌花は雄花より小さく、杯形で雌しべが1本。先は3裂しています。 雌花の柱頭の色は、このヒサカキは白っぽいですが、ハマヒサカキは薄いピンク色で、より可愛らしかったです。 ハマヒサカキの葉は、小さくて先が丸くなっていましたが、ヒサカキはそれよりも大きく、先はやや尖っています。 サカキ(榊)はさらに葉が大きいのだそうです。 …が、サカキはモッコク科ですがサカキ属で、雌雄異株でもありませんでした。
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