ローゼルの画像

ローゼルの育て方

  • アオイ科
  • フヨウ属

ローゼルの基本情報

ジャンル

草花

形態

一年草

学名

Hibiscus sabdariffa

別名

ロゼール,ハイビスカス・ローゼル,ロゼリソウ

原産地

ユーラシアの熱帯地域

ローゼルの性質

栽培難易度

普通

耐寒性

弱い

耐暑性

やや強い

耐陰性

時期

種まき

1
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3
4
5
6
7
8
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植え付け・植え替え

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肥料

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開花

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ローゼルの育て方の画像

ローゼルの育て方

ハイビスカスティーにも含まれ、女性に嬉しい成分がいっぱいつまったローゼル。

その実はジャムや塩漬けとしても食用できます。食べても育てても嬉しことだらけのローゼルを栽培してみましょう。

基礎情報

日当たり

ローゼルを育てる場合、日当たりのいい場所が適しています

ローゼルは日照時間が足りていないと、花を咲かせないことがあるほどです。

特に開花時期に日光が足りていないと、蕾を付けずにぽろっと落ちてしまうこともあります。

日中は外に出すなどして出来るだけ太陽の光を当てるようにしましょう。

また、ローゼルは短日植物です。日照時間が短くなっていいくことで、花芽を作る性質があります。

そのため、夜間などに室内で育てていると、光が当たってしまい、花芽がつきにくくなってしまいます。

夜は暗くして育てる必要があるので、光が当たらないように注意しましょう。

 

置き場所

庭植えと鉢植えの両方に適している植物です。

庭植えの場合は日当たりの良い場所を選んで植え付けてやるのがおすすめです。

鉢植えの場合でも庭植えと同じように、日当たりの良い場所を意識して置くようにしましょう。

室内でも日当たりの良い窓際などで育てることがおすすめです。

 

水やり

夏場は日照時間が長く、日差しも強いので日光を浴びてぐんぐんローゼルは成長します。

水不足にはなりにくい植物ですが、夏場は毎日土の表面や葉の状態をチェックしながら水やりを行うようにしましょう。

庭植えの場合は土の表面が乾燥していれば水やりを行います。

鉢植えの場合は、土の表面が乾燥していればたっぷり水をやるようにしましょう。土が乾燥するまでは水やりは不要です。

冬場はローゼルにとっては休眠期に当たります。

開花や果実が終わり、枯れてしまうことも多いので、冬越しは難しいと言われています。

本来は多年草ですが、耐寒性は低いので、水やりも土が乾いたら行う程度で構いません。

上手く冬越しできれば春から再び育てていくことが出来ますが、一年草として扱い、水やりを控えるのも良いでしょう。

 

肥料・追肥

ローゼルは生育が旺盛な植物なので、肥料切れに注意しながら育てていく必要があります。

庭植えの場合、元肥としては用土に腐葉土や堆肥を混ぜておくと良いです。

追肥は生育期である6月から11月にかけて行います。

緩効性肥料というゆっくりと肥料の効果が現れる種類のものを使用するのがおすすめです。

肥料は大きく成長させるためや花を咲かせるために必要不可欠な材料ですが、即効性のものは肥料焼けを起こす可能性もあります。

ローゼルの場合は緩効性肥料を生育期に月に1度程度の頻度でやるようにしましょう。

庭植えでも鉢植えでも肥料は使用しますが、鉢植えの場合は月に1、2度やると良いです。

 

用土

ローゼルは一般的な草花用の用土で育てることが出来るようになっています。

庭植えの場合には、用土に腐葉土をしっかり混ぜて、水はけの良い環境作りを意識しましょう。

元肥などもこの時点で混ぜ込みます。

鉢植えで育てる場合は、ホームセンターや通販で販売されている草花用の培養土を使用しましょう。

又は、赤玉土の小粒と腐葉土を6:4の割合で混ぜてもOKです。

この際に前述した緩効性肥料を混ぜておきましょう。用土はこれで完成です。

 

植え替え・植え付け・種蒔

ローゼルの植え付けの適期は5〜6月と言われています。

夏にかけて育ち、秋に花を咲かせて果実を実らせる植物なので、初夏の陽気がローゼルの植え付けに適しているのです。

2つ以上の株を植える場合は、庭植えの際に株間を60センチメートル程度あけて植えると良いです。

そうすることで、互いの株が支え合うので、風などで倒れるといったトラブルを未然に防ぐことが出来ます。

種まきをして植える場合は、4月から5月の間に植える必要があります。

ローゼルの発芽温度は20度前後となっており、やや高めの気温で発芽することとなります。

寒いと発芽しないので、十分に気温が上がってから種まきをすると良いでしょう。

早めに種まきをして、室内等の温度管理が出来る場所で育てるのもおすすめです。

種まきの場合はポット蒔きで構いません。

覆土は種が隠れるくらいにそっと被せてやれば大丈夫です。

種まきの場合は水を切らさないように管理しましょう。

ローゼルは1週間から2週間で発芽します。発芽しても暫くの間はそのままポットで育てます。

ポットに根が回ってきたら、根の部分を壊さないように気をつけながら定植してやりましょう。

 

増やし方

ローゼルは種まきで増やすことが出来る植物です。

多年草の植物ですが、耐寒性が低く日本で冬越しは難しいので、

果実ができた後の種を春先から初夏に植え付けて発芽させることで新しい株を増やすことが出来ます。

 

病気・害虫

一般的な植物と同様に、アブラムシやハダニなどの害虫がつく可能性があります。

これらの害虫はローゼルの生育に大きく影響していくので、見つけたら即刻駆除しましょう。

 

薬用や用途

ハーブとして知られているローゼルは、ハイビスカスティーやジャムを作る原料になります。

一般的に収穫後はハーブティーとして楽しむ方が多く、香りが特徴的で人気です。

ハーブティー以外では、ローゼルならではの爽やかさのある酸味や紅色の色味を活かして砂糖で煮込みジャムにすることが可能です。

その他、お酒に漬け込んでローゼル酒を手作りすることも出来ます。

また酸味が強いことから料理のソースとしてレストラン等では使用されていることも多いです。

若葉の場合はカレーの風味付けに使用できますし、収穫後に様々な楽しみ方が出来る植物です。

ローゼルには、ビタミンC、クエン酸、バイオフラボノイドや鉄分といった栄養素がたっぷりと含まれているので、摂取することで疲労回復や新陳代謝の促進に繋がると考えられています。

酸味が強いので、甘めの蜂蜜や砂糖と相性が良いです。

一般に流通しているハイビスカスティー等には、ローゼルがローズヒップとブレンドして使用されていることも多いです。

またローゼルを乾燥させたものは、生薬としても利用されています。生薬にすると利尿作用があることからデトックスなどの目的で利用されることも多いです。

 

利用部分

ハーブとしてローゼルを利用する場合は、主に外側の総苞やガクが使用されます。

若葉も香りが強いので、料理の風味付けに使用することがあります。

出来た趣旨は煎れば食用にもなるので、花の部分や果実は全て利用できます。

草の丈が高くなることが多く、ぐんぐん生育する品種なので、花を切り花として活用することも可能です。

 

管理温度

温かい気温を好む傾向にある植物です。

元々アフリカ西南部原産の植物なので、暑さに強く寒さには弱いという特徴を持っています。

種まきをして育てる場合は、20度前後の温かい気温を維持しながら育てていく必要がありますが、発芽して生育し始めると、気温は暖かければ問題ありません。

夏場でも外で育てて十分育ちます。

耐寒性がほぼない植物なので、冬越しを考えている場合、冬場は室内で管理しながら育てていく必要があります。

多年草なので翌年も育てることは出来ますが、寒い時期の管理が難しいので、一年草と思って種子ができたらそこで一旦ストップするのも良いでしょう。

 

収穫

ローゼルは花が咲き終わり、萎れて落ちると果実が出来ます。

果実は次第にぷっくりと熟していきます。熟してきたら収穫することが出来ます。

中には種が入っており、実の部分はジャムなどに活用することが出来ます。

ハーブとして活用する場合は、果実の外側の総苞やガクの部分となります。

収穫ができたら乾燥させて活用することが可能です。

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

ローゼルはハイビスカスに似た花を咲かせます。

花を咲かせる時期は9月から11月の秋の時期で、伸びた茎の先にオクラに似た花を咲かせます。

透明感のある花びらが特徴で、花びらの色は黄色やピンクなど薄めのカラーとなっています。

花は咲いても半日で枯れてしまうのですが、枯れた後に出来る果実は真紅で光沢があるので、鑑賞する方も多いです。

 

トリビア

風水

風水と一緒にローゼルを使用したハーブティーが飲まれることがよくあります。

生薬としても使用される洛神花茶はティーセラピーなどでも用いられています

心身ともにリラックスさせる作用があることから、風水と一緒に活用されるケースもあります。

 

花言葉

ローゼルは12月17日の誕生花で、「新しい恋」「華やか」という花言葉を持っています。

これは朝開いたばかりである花が、生き生きとしていることからつけられたと考えられます。

またハイビスカスと同じ花言葉でもある「常に新しい美」というのも、ローゼルの花言葉となっています。

毎朝新しい花が美しく咲くことからつけられています。

またローゼルは果実を付ける植物なので、果物言葉もあります。果物言葉は「乙女の真心」で、10月6日の誕生果となっています。

 

由来伝承

ローゼルの花の名は、英名のRoselleから来ています。

英名は、北アフリカ原産で、酸味のある野菜として知られているジースマから取られています。

ジースマはタマシャク語ですが、トンブクトゥという地方で使用されるソンガイ語ではこれをローゼルと呼んでいました。

ローゼルの名はここに由来しています。

 

まとめ

ローゼルの育て方について紹介しました。

ハーブとして知られているローゼルは、育て方もそこまで難しくなく、初心者でも育てることが出来る品種ですが、耐寒性がなく、寒さに弱い植物です。

日本では春先から初夏にかけて種まきを行い、植え付けは6月ごろから行うのが一般的となっています。

その後は土の様子や生育に合わせて水やりや追肥を行いながら育てていくことが出来ます。

夏場にしっかりと生育する植物なので、日照時間をしっかり取って日光を当てながら育てていくことが重要になります。

しかしながら、短日植物という面もあるので、日照時間の変化には気をつけましょう。

特に室内や鉢で育てる場合は、夜に電柱の明かりや照明が当たるとまだ昼だとローゼルが勘違いしてしまい、なかなか花芽をつけないことがあります。

上手く花をつければ果実も出来るので、そうなれば果実の収穫も楽しみの一つです。上手に育ててローゼルを楽しみましょう。

takenaka

takenaka

お花と植物を愛するライター。 お花と植物と共に暮らすグリーンライフに憧れて、去年お庭付きの一軒家に引っ越しました。まだまだ理想のお庭にはほど遠いけど、週末の楽しみは少しづつお庭の手入れをすることです♪

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