ホヤの画像

ホヤの育て方

  • キョウチクトウ科
  • ホヤ属

ホヤの基本情報

ジャンル

観葉植物

形態

つる植物

学名

Hoya

別名

原産地

日本、熱帯アジア、オーストラリア

ホヤの性質

栽培難易度

普通

耐寒性

弱い

耐暑性

普通

耐陰性

あり

時期

植え付け・植え替え

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12

肥料

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12

開花

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12

剪定

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
ホヤの育て方の画像

ホヤの育て方

ホヤは、ガガイモ(キョウチクトウ)科に分類される観葉植物です。

品種も多く蔓性の植物という特徴を持っているので、壁や天井などからハンギングしてインテリアとしても楽しむ事ができます。

そんなホヤについて詳しく見ていく事にしましょう。

基礎情報

日差し

ホヤは基本的には、可能な限りよく日光に当ててあげるようにします。

しかし、真夏の日射しが強い日が何日も続くような時には、

葉っぱの部分が葉焼けを起こしてしまい痛む事がありますので、直射日光は避ける方が良いです。

そういう場合には明るい日陰で管理して育てるようすると安全です。

耐陰性もあるので、日当たりが悪い場所であっても育てる事は可能なのですが、

やはり花つきはその分悪くはなってしまいます。耐寒性についてはあまりなく寒さは苦手です。

屋外で育てる場合には、冬場でも7℃~8℃くらいはある方が良いですが、

5℃を下回ると枯れてしまいますので注意が必要です。

寒くなってくる11月頃から暖かくなる頃までは、

室内の日当たりが良い場所へ移動して管理する方が無難です。

 

置き場所

冬場など日光が少なくなる季節では、葉焼けを起こす心配が少ない為、

可能な限り日光に当ててあげた方が花つきも良くなるだけでなく、姿形もコンパクトに綺麗にまとまってくれるので良いです。

しかしそれ以外の季節では、葉焼けを起こして枯れてしまうのを防ぐ為に、

強い直射日光は避けて日なたか半日陰に置いて管理をします。

レースのカーテン越しの窓辺とか、室内の明るい日陰を選んで置いてあげるようにします。

置き場所が悪いと、ホヤは葉っぱの色が綺麗に保てなくなって黄色く変色してきたりするので、

それが生育が順調であるかどうかのバロメーターとなります。

 

 

水やり

ホヤは、乾燥には強く耐えられる性質を持っている植物なので、水のやり過ぎは良くありません。

ホヤは土の過湿を嫌うという事を念頭に置いておいてください。

しかしホヤの生育期間である春~秋までは、土の表面が乾いているのを確認したら十分な水やりを行う必要があります。

そして空気中の湿度が高い環境は好きですので、暑い夏場には、湿度が低くなり乾燥しやすい為、

霧吹きなどを使って葉の表裏に水を吹きかけてあげるようにすると良いです。

これは「葉水(はみず)」と呼ばれています。

 

冬場のホヤの水やりの基本は、乾燥気味にするという事です。

というのも、冬場は寒くなり生長が衰える時期なのと、土の過湿を嫌いますので、水やりは控えめにする必要がある為です。

土の表面が乾いていてさらに数日が経過してから水は与えるようにするくらいで大丈夫です。

夏の暑い時期以外は、一年を通して少し乾燥気味を意識して管理をする方が失敗する事が少ないです。

過湿により株の根が弱くなって傷んでしまうと、株そのものがダメになってしまう事があるので注意しましょう。

またホヤは、葉が肉厚で多肉植物やサボテンなどのように葉の部分に水分を貯める機能がありますので、

頻繁な水やりは必要ないという訳です。

 

 

肥料・追肥

ホヤの肥料の与え方についてですが、生育期である春~秋には、

2ヶ月に1回を目安に、緩効性化成肥料を土の表面に撒きます。

緩効性ですので、ゆっくりと長期的に成長を手助けしてくれます。

さらに夏場の時期には、10日に1回のペースを目安にして水で薄めた液体肥料をあげるようにするのも効果的です。

というのも、生育期に肥料を2種類与えてあげるととても元気にぐんぐん生長してくれるからです。

しかし、あまり大きくしたくないと思っている場合には、どちらか一方の肥料のみを与えるだけでも構いません。

追肥はホヤの場合には特には必要はないようです。

 

用土

ホヤは前述でご説明しているように、土の過湿は嫌う性質を持っています。

ですので土に関しては、水はけが良い土が最適です。

水はけの良い土の作り方は、「赤玉土(小粒)6:腐葉土4」の割合で混ぜて作るのが簡単です。

一般的な草花を栽培する時に使うような市販の用土でもOKです。

しかしできる事なら「鹿沼土5:日向土(小粒)4:パーライト1」の割合で混ぜて作った土の方が、

水はけも良くかつ過湿にもならないので非常におすすめです。

自分で上手く作れなかったりわからない場合には、

園芸店などに足を運べばこの配合に良く似た土も市販で売られていますので、

そういったものを上手に利用しても楽で便利で良いでしょう。

 

 

植え替え・植え付け・種蒔

ホヤの植え替えについてですが、数年に渡って鉢で育てていると鉢の中は根で飽和状態になってしまっています。

これは生育だけではなく花つきも悪くなる原因にもなる為、良くありません。

一回り大きなサイズの鉢の中に、新しい土を使って植え替える事が大切です。

植え替えを行う上で最適な時期としては、5月~7月頃になります。

鉢から根の部分を抜いた時に、既に傷んでしまっている根は取り除くようにします。

しかし、元気な根はいじる必要はないのでそのままでOKです。

ここで一番注意してもらいたいポイントとしては、根の部分をうっかり痛めてしまうと、

ホヤは生育に影響が出てしまい生長自体が衰えてしまうという事があるという点です。

性質的には丈夫な部類には入りますが、土の過湿に弱い事からも想像できるように、

根の部分に関しては少しデリケートな面を持っているので注意が必要なのです。

植え付けに最適な時期については5月~8月頃までとなっています。

 

増やし方

ホヤの増やし方については、一般的に挿し木で増やします。

挿し木の方法の一例としては、2節くらいの長さの元気なつるを剪定バサミを使って切るようにします。

それを湿らせた水ゴケで包んでから輪ゴムなどを使って留めます。

そしてそれを鉢の中に入れて別の水ゴケでぐらつかない様に固定します。

日陰に置いて乾燥させないように管理していると、約1ヶ月程度で新しい根が出てきます。

そうなったら後は、鉢に普通の用土を使って植え付けを行います。

ただし、1本のみでは鉢植えにした際に、ほとんどボリュームは出ませんので、

1鉢につき3本くらいを目安にして植え付けをすると良いでしょう。

5月~8月頃の気温が高くなる時期が植え付けするのに最適です。

ここで注意してもらいたいのは、茎と葉っぱの付け根部分である葉腋から新芽が出てきますので、

葉っぱのみで茎が付いていないものでは新芽が出ない事が多いという点です。

また挿し木の際に、葉からの水分の蒸発を抑えて乾燥を防ぐ為に、葉を予め半分に切ってもOKです。

 

 

病気・害虫

ホヤに付きやすい病害虫としては、カイガラムシがあります。

この害虫は吸汁性で、植物から大事な栄養分を奪い取ってしまう為、見つけたらできるだけ早く駆除を行います。

数がまだ少ない場合には歯ブラシなどを使ってこすり落としていくの方法が確実です。

予防としては常日頃から葉の裏表に霧吹きなどを使って水をかけてあげるようにすると発生をある程度は抑える事ができます。

またカイガラムシは風通しが悪いと発生しやすくなってしまうので、風通しが良くなるように心掛ける事が大切です。

カイガラムシの出す排泄物が原因でスス病という病気が発生して、

葉っぱの部分がまるでススを被ってしまったかのように黒くなる事があります。

こうなってしまうと光合成ができなくなってしまい枯れてしまいます。

ですので早めの駆除が何より重要なのです。

 

 

管理温度

ホヤは寒さには強くはありません。

寒さに耐えられる温度としては5℃くらいまでとされています。

ですから越冬可能な温度としては7℃~8℃は必要です。

冬が寒い地域で庭に地植えでの越冬はほぼ無理です。

越冬させたい場合には、鉢植えにして冬場は必ず室内の日の良く日の当たる場所へ移動して管理するようにして下さい。

その年により秋頃からでもかなり気温が低くなる時もあります。

そういった場合には、早めに室内に移動して窓際などに置いてあげる方が良いでしょう。

 

種類・品種

ホヤの代表的な品種を2つご紹介します。

まず「ホヤ・カルノーサ」です。

桜色の可憐な花を咲かせます。

花の部分はまるで蝋細工のような光沢のある質感をしています。

それだけでなく甘い香りも放ちます。葉っぱの形はランに似ています。

その為、別名で、「サクララン」とも呼ばれており、愛好家達の間でも非常に人気が高いものとなっています。

ホヤの中では一番多く流通しています。

茎は蔓性で長くよく伸びます。

もう一つは、「ホヤ・カーリー」です。

葉っぱの形がハート型をしていて肉厚な事が特徴となっています。

その姿形から「ラブハート」などの名前でよく流通しています。

葉っぱの部分のみを挿し木にしてよく販売されていて、特に女性の間で人気が高いものとなっています。

また葉っぱの縁に斑(ふ)の入っているタイプもあります。

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

「ホヤ・カルノーサ」の花は、最初は白色をしていますがこれが徐々に桜色に変化していきます。

花の中心部分は、紅色をしています。

開花時期は夏頃で、2cmくらいの星形をした可愛らしい花を半球状に沢山付けます。

花は光沢と厚みがあり人工物のようにも見えますがとても華やかな印象があり、葉っぱの緑色とのコントラストが絶妙です。

「ホヤ・カーリー」の花は、1cmくらいでまとめて十数輪付きます。

花の色は乳白色をしていて段々と褐色に変化します。

 

 

トリビア

花言葉

ホヤの中の「ホヤ・カルノーサ(サクララン)」の花言葉は、「人生の出発」や「人生の門出」です。

また「ホヤ・カーリー」の花言は、「恋が成就する」や「幸福の訪れ」、「幸福を告げる」があります。

 

 

由来伝承

ホヤという名前は、イギリスの園芸家であるホヤ氏という方の名前にその由来があると言われています。

特に「ホヤ・カルノーサ」は、別名「サクララン」とも呼ばれているので勘違いしやすいのですが、

桜にもランにも全く関係がありません。

 

まとめ

今回は、ホヤという観葉植物についてご紹介してみました。

サクラランという名前でも知られるホヤ・カルノーサも、

ハート型の肉厚な葉が可愛らしいホヤ・カーリーなど、葉っぱだけではなく花も楽しめる品種が殆どです。

蔓性ですのでハンギングにして飾ってみたりと楽しみ方も幅広いのでインテリア性も高いです。

栽培の難易度も低く初心者でも育てやすいのでぜひチャレンジしてみて下さい。

 

 

※トップ画像はPhoto by ヒロskmtさん@GreenSnap

松本光男

松本光男

旅行と食べることが好きです。カフェめぐりや雑貨屋巡りも趣味です。 勉強しながら執筆させていただきます。幅広い内容を発信していきまたいと思います。

『ホヤの育て方』の記事をみんなに紹介してみましょう

観葉植物の新着コラム

観葉植物の新着投稿画像

観葉植物の種類

ネオレゲリア

真夏の直射日光は避けますが、日当たりのよい場所で育てます。耐陰性がありますので、あまり日が入らないと... ネオレゲリアの育て方へ

カンノンチク

一年を通して室内で育てることができます。明るい日陰で育ててください。 カンノンチクの育て方へ

ペペロミア

年間を通して明るい日陰で育てます。冬場は10℃より下回る場合は室内に入れ、日当たりの良い場所に置いた... ペペロミアの育て方へ

トックリラン

年間を通して日当たりのよい場所で育てます。 トックリランの育て方へ

コーヒーの木

真夏の直射日光は避けますが、日当たりのよい場所で育てます。冬場は10℃より下回る場合は室内に入れ、日... コーヒーの木の育て方へ

ディフェンバキア

年間を通して直射日光は避け、明るい日陰で育てます。 ディフェンバキアの育て方へ

GreenSnap

植物の名前を調べるなら

アプリで聞いてみよう!

★★★★★
ダウンロード
無料