ペペロミアの画像

ペペロミアの育て方

  • コショウ科
  • ペペロミア属

ペペロミアの基本情報

ジャンル

観葉植物

形態

多年草

学名

Peperomia

別名

原産地

南米

ペペロミアの性質

栽培難易度

やや易しい

耐寒性

普通

耐暑性

強い

耐陰性

あり

時期

植え付け・植え替え

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肥料

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ペペロミアの育て方の画像

ペペロミアの育て方

ペペロミアはコショウ科サダソウ属の観葉植物です。

常緑多年草の植物で熱帯アメリカなど熱帯〜亜熱帯の地域を中心に1000種類を超える種類が生息します。

大きさが小型のものも多くインテイリアや風水でも人気です。そんなペペロミアを紹介します。

基礎情報

日当たり

ペペロミアは熱帯地域に生息する植物ですが、日光にはあまり強くありません

耐陰性が強いという特徴もありますが、日当たりが良すぎても悪すぎても綺麗に育ちません。

もし葉を綺麗に保ちたいのなら、季節ごとの日当たりに注意して育てて下さい。

特に夏の強い日光を浴び続けてしまうと、葉焼けを起こしてしまいます。

しかし日光が足りないと今度は葉が光沢を失ったり、せっかくの斑も目立たなくなってしまいます。

季節によってちょうど良い日当たりの場所を探してあげると良いでしょう。

ペペロミアは寒さにも弱いため、室内で育てるのが基本です。

春や秋はカーテン越しに日光を当て、夏は直射日光は避けて半日陰で育ててあげましょう。

冬は窓ガラス越しの日光に当てても大丈夫です。

 

置き場所

ペペロミアは強すぎる日光、そして寒い場所が苦手な植物です。

耐陰性があるので明るめの日陰でも育ちますが、全く日光に当てないと葉の美しさが損なわれてしまいます。

また、10℃を下回る環境では越冬が難しくなります。なので季節によって最適な場所に移すのがおすすめの育て方です。

管理のしやすい室内で育てるのが良いでしょう。

春や秋はカーテン越しに日光が当たる場所か明るめの日陰に、夏は半日陰の場所に置いて下さい。

気を付けなければならないのが、エアコンの風や冬場の窓辺です。

ほとんどの植物はエアコンの乾燥した空気に弱いのでエアコンの空気などが当たらない場所に置きましょう。

そして寒さも苦手なので、寒くなってから窓の近くに置きっぱなしにするのも良くありません。

窓越しに伝わる冷気で弱ってしまいます。冬は窓から少し離して育てましょう。

場所さえ合っていればテーブルの上やテレビ台、トイレに置いても大丈夫です。

 

水やり

ペペロミアは分厚い葉に水分を蓄えています。

多肉植物のように多少水やりを忘れたくらいでは大丈夫なくらい乾燥には強いのですが、過湿には弱い植物です。

よって基本の水やりは土が乾いてから与えることになります。

土がずっと湿ったままになっていると根腐れの原因にもなるので注意が必要です。

夏は表土が乾いてきたら水を与えましょう。

日中の気温が高く、土の中も蒸し暑くなりやすいので水やりは夕方から夜にかけて行うのがおすすめです。

受け皿に溜まった水も根腐れの原因になるので、かならず毎回捨てて下さい

 

冬は乾燥気味に育てます。冬の時期は気温が下がってペペロミアの生長が鈍るため、根から吸収する水の量も減ります。

よって、水やりは控えめにします。しかしエアコンなど暖房を使っていると、予想以上に乾燥してしまう場合があります。

もしも葉の乾燥が気になったら、霧吹きで葉に水を与える葉水を行うと良いでしょう。

水やりは午前中の日光が差している時間帯に行います。水の温度を室温と同じくらいにするのがポイントです。

 

肥料・追肥

ペペロミアは基本的には肥料を与える必要ありません

下葉が枯れたり、葉の先から変色するなどの異変がない限りは、肥料なしで育ちます。

もしも肥料を与える時は春から秋(5〜10月頃)の生育期にして下さい。

肥料にはすぐに効く液体肥料とゆっくりと効く固形肥料がありますが、ペペロミアの場合は水やりの際に液体肥料を与えると良いでしょう。

ただし、気を付けなければならないのが液体肥料の倍率です。

規定の量よりも薄めて使用して下さい。1000倍程度が目安です。2周間に1度与えましょう。

固形の肥料を使用する場合は緩効性化成肥料を2ヶ月に1度くらいの頻度で与えます。

肥料を与えすぎてしまうと枯れてしまうので、様子を見ながら必要な分だけに留めて下さい。

 

用土

ペペロミアは葉に水を蓄えるため乾燥に強く、湿気には弱い植物です。

用土は水はけが良く、腐葉質のものが適しています

市販で売られている観葉植物用の培養土か赤玉土小粒、腐葉土、川砂を6:2:2の割合でブレンドした土を使用しましょう。

水はけの悪い土で育てると根腐れのリスクが高まります。

 

植え替え・植え付け・種蒔

ペペロミアには、何年に一度植え替えが必要という明確なサイクルはありません。

ではどうやって植え替えのタイミングを計ればいいのかというと、根の状態です。

穴の空いている鉢で育てているならそこから根が飛び出したり、水やりをしても土への吸収が悪くなってきたら植え替えのサインです。

そのまま放っておくと根づまりを起こして根が呼吸できなくなり、最悪枯れてしまいます。

また、下葉が落ちて見た目が悪くなっている場合も植え替えを検討しても良いでしょう。

植え替えに最適な時期は5〜8月です。1番育ちやすい時期に行うとダメージも最小限で済みますし、回復も早くなります。

では簡単に、植え替えの手順を説明しましょう。

鉢から抜いた株の土を3分の1ほど丁寧に落とし、変色して傷んでいる根があれば切り落としましょう。

そして一回り大きな鉢に植えて下さい。

植え替えに使う土は鉢の縁から3〜4cmほどの位置まで入れて、隙間がないように割り箸や棒で押して植えるのがコツです。

もし茎が長く伸びる品種なら、植え替える前に茎を7〜10cmで切り戻しておくと見栄えが良くなりますよ。

 

増やし方

ペペロミアの増やし方は挿し木、葉挿し、株分けの3種類があります。

茎が長く伸びやすい品種なら挿し木、株元から葉が出る品種なら葉挿し、子株が増えたなら株分けが良いでしょう。

それぞれの方法を説明します。どの方法もペペロミアが元気な5〜8月が適期です。

挿し木の場合は、まず5cmくらいの長さにカットした茎を用意しましょう。

下葉は落として下さい。3号サイズの鉢に鉢底ネット、鉢底石、土を入れます。土は鉢の8割くらいの量を目安にして下さい。

割り箸などの棒で穴を空け、そこに茎を挿します。根が出るまでは明るめの日陰で乾かしすぎないように管理します。

霧吹きなどで水を与えて下さい。葉挿しの場合は葉柄を2cm程度残して切り取り、葉柄を土に植えましょう。

明るい日陰で乾かさないように管理するのは挿し木と同様です。根が出てきたら少しずつ明るい場所に移して下さい。

新しい葉が数枚生えてきたら大きな鉢に植え替えます。

挿し木、挿し葉ともに発根促進剤を切り口に塗ることで腐るのを防ぐことができます。

株分けの場合は鉢から抜いてやや土を落とし、1株あたり芽が2〜3個になるように切り分けてボリューム不足にならないようにしましょう。

切り分けた株はそれぞれ用土に植え付けて下さい。

 

病気・害虫

ペペロミアを育てるときに気を付けたい病気は、春から秋にかけて発生する疫病と細菌病です。

疫病は葉または葉柄に水浸状の病斑が出て次第に広がり、枯れてしまう病気です。

植物を枯らす病気はカビによるものが多いのですが、害虫などが傷付けた部分からも細菌が入り、そのせいで細菌病にかかることがあります。

どちらの病気も発生したら異常の出た葉を取り除いて下さい。

そして害虫にも注意が必要です。年間を通して害虫が発生しますが、特に春から秋にかけては多くなります。

ペペロミアに発生しやすい害虫はカイガラムシとハダニで、どちらも葉について植物を弱らせます。

カイガラムシは湿気が多いときに、ハダニは乾燥しているときに発生するという特徴があります。

カイガラムシは1体ずつピンセットや歯ブラシで取り除き、ハダニは薬剤で駆除して下さい。

普段からペペロミアを風通しの良い場所に置き、必要に応じて葉水を行うと、これらの害虫が付くのを予防できます。

 

管理温度

ペペロミアの耐寒温度は5℃程度ですが、寒いのは苦手でどちらかと言えば春から秋の温暖な気候を好みます

室内で育てる場合も、できるだけ10℃以上を保てる場所で育てましょう。

屋外で育てる場合も、気温が15℃を下回る頃には室内に取り入れて下さい。

この植物は寒さにとても弱いため、地植えや屋外での冬越しはかなり厳しいです。

また、20℃を下回るとだんだん水を吸収しなくなるという特徴もあります。季節ごとの温度管理に、十分気を付けて下さい。

 

種類・品種

ペペロミアの品種は1000種類以上もあります。どれを育てたら良いのか、迷うくらい種類が豊富なのもペペロミアの魅力です。

中でも人気のある品種を5つご紹介しましょう。

まず1つめは、観葉植物としてよく栽培されている、ペペロミア・オブツシフォリアという品種です。

やや横に広がる性質を持つ、茎が直立する品種で肉厚な葉には光沢があり、深い緑色をしています。

2つめは吊るして飾るハンキングに最適な、ペペロミア・イザベラです。楕円形の葉を持ち、地面を這うような姿をしています。

成長すると重さで垂れ下がり、その特性を活かしたインテリアとして人気です。

3つめは女性への贈り物としても人気な品種の、ペペロミア・ジェミニです。

ほふく性の小さな葉が連なった姿が可愛い品種で、明るいイエローグリーンの色味もやわらかな印象を与えてくれます。

4つめは渋いコントラストが人気のペペロミア・ロッソ。先端が細いのはペペロミアの中では珍しい品種です。

葉の裏が赤く、名前のロッソも「赤」を意味しているんですよ。

そして5つめは別名スイカぺぺの名を持つ、ペペロミア・アルギレアです。

群れて生える葉に、白い縦縞のスイカによく似た模様があります。とても可愛らしく、人気が高い品種です。

ご紹介した5つ以外にも魅力のある品種がたくさんあるので、自分好みのペペロミアをぜひ探してみて下さい。

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

品種によって花の形状は変わります。

花びらを持たず小さな花が穂状に集まるもの、5弁花という長く伸びた花茎から小さな白い花を多数つけるものなどがあります。

色は主に緑や黄色、茶色、白です。また、甘い香りを放つ花を咲かせるペペロミア・デピーナという品種もあります。

春から秋にかけて開花しますが、花が穂状の場合はツルが伸びているようにも見えるため、

花が咲いたことに気付かなかったという方も珍しくありません。

どちらかと言えば花が目立たない品種が多く、花を楽しむというよりも葉や全体の形状を楽しむ観葉植物だと言えます。

しかしペペロミア・ロッソのように、花の色とのコントラストが楽しめる品種もあるので、もし花も楽しみたいならそういった種類もチェックしてみて下さい。

 

トリビア

風水

ペペロミアは耐陰性があり、サイズが小さな品種が多いので風水でも人気のある観葉植物です。

ペペロミア・イザベラのように下向きに伸びる姿の品種は、風水では陰の性質を示します。

調和や気を静めるといった効果があると言われ、悪い気が充満しやすいトイレ、人が集まるリビングなどに置くのが良いとされています。

他にも部屋の南西方向に置けば集中力が上がって勉強運が高まるとされています。

品種によって別の効果が得られやすいのもペペロミアの特徴で、ペペロミア・ジェイドは名前のジェイドがヒスイを意味するので、幸運を招いてくれる効果があると言われています。

ペペロミアは品種や置く場所によって様々な効果が得られる、とても便利な観葉植物です。

もしどれを育てるか悩んだら、風水で選んでみるのもおすすめです。

 

花言葉

ペペロミアの花言葉は主に3つあります。

光沢のある葉の様子から「艷やか」、葉に淡いピンク色の縦縞模様がある品種の愛らしさから「可愛らしさ」、

そしてハートの形にも見える葉の形状から「片思い」という花言葉が付けられています。

どれも女性に関連した花言葉で、特に好意を寄せる相手へのプレゼントとして最適です。

好きという気持ちが詰まった贈り物になるでしょう。

 

由来伝承

ペペロミアの名の由来はギリシャ語のペペリ(peperi)とホモイオス(homoios)の2語の組み合わせたものです。

日本語でぺぺリは「コショウ」、ホモイオスは「似てる」と訳し、この2つを合わせると「コショウに似た」という意味になります。

実際にペペロミアはコショウの近縁にあたり、ペペロミアの品種の1つペペロミア・ベルキダの葉はベトナムでは香辛料として利用されています。

また、日本にはサダソウと呼ばれる品種がありますが、こちらは鹿児島県の佐田岬で発見されたので、佐田草(サダソウ)と名付けられました。

 

まとめ

今回は品種が1000以上と豊富にあり、インテリアや風水にぴったりな観葉植物ペペロミアを紹介しました。

ペペロミアの花は控えめですが、葉の形や色、模様が品種によって異なっていて見ていてとても癒やされますよ。

室内でしっかりと管理すればトイレやダイニングテーブルにも置けて、水やりの回数も少なく済むので育てやすい植物です。

大好きな女性へのプレゼントとしてもおすすめですよ。

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takenaka

takenaka

お花と植物を愛するライター。 お花と植物と共に暮らすグリーンライフに憧れて、去年お庭付きの一軒家に引っ越しました。まだまだ理想のお庭にはほど遠いけど、週末の楽しみは少しづつお庭の手入れをすることです♪

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