ジャーマンカモミールの画像

ジャーマンカモミールの育て方

  • キク科
  • マトリカリア属

ジャーマンカモミールの基本情報

ジャンル

ハーブ

形態

一年草

学名

Matricaria recutita

別名

カモミール,カミツレ

原産地

欧州〜インド

ジャーマンカモミールの性質

栽培難易度

やや易しい

耐寒性

強い

耐暑性

やや弱い

耐陰性

時期

種まき

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植え付け・植え替え

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肥料

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開花

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ジャーマンカモミールの育て方の画像

ジャーマンカモミールの育て方

カモミールはハーブとして有名な植物です。

カモミールにはいくつか種類が存在し、単にカモミールと言われた場合は、一般的にジャーマンカモミールを指します。

ジャーマンカモミールはキク科の一年草です。

基礎情報

日当たり

ジャーマンカモミールは日当たりを好む植物です。よく日の当たる場所で育てる必要があります。

日当たり不足すると、茎が弱々しく徒長してしまい、花の咲き方も悪くなってしまいます。

そのため、季節を問わずよく日光が当たる場所を選んで植え付けます。

 

置き場所

置き場所としては、まず、よく日光が当たることが重要です。

また、ジャーマンカモミールは香りが強いことから、害虫がつきやすいという特徴があります。

害虫は特に湿度の高いじめじめした場所を好みます。

だから、なるべく風通しのいい場所で育てた方が害虫の発生を防ぐことができて、元気に育ちます。

このため、排水口付近などで育てるのは避けたほうが無難です。

また、エアコンの室外機などの周辺は温度が変化やすいため、ジャーマンカモミールが調子を崩してしまう場合があり、おすすめしません。

 

水やり

ジャーマンカモミールは水を好む植物です。そのため、乾燥した環境で育てると成長が鈍くなってしまい、うまく育ちません。

なので、常に土が乾きすぎていないかを確認して土が乾く前にしっかりと水を与える必要があります。

一方でジャーマンカモミールは水が多すぎる環境では根腐れをおこして枯れてしまいます。

そのため、水を与えすぎるのも厳禁です。だから、一番ベストな水やり方法としては、少量の水をこまめに与える方法です。

特に鉢植えの場合は根腐れに注意する必要があります。

鉢植えの場合は、受け皿に水が溜まった状態を放置すると、かなり高確率で根腐れを起こすため、

水やり後に受け皿に流れ出た水はこまめに捨てる必要があります。

 

寒い時期に関しても、水やり方法は夏場と基本的に同じです。

ただし、冬場は水分が多すぎると用度が凍結してしまうおそれがあるため、

午後、特に夕方に水やりを行うことは控える必要があります。

また、温度が低い分、成長速度や生命活動は鈍るため、夏場に比べて水分はやや少なめに管理します。

しかしながら完全に乾燥させてしまうと枯れてしまうため、日頃から注意をはらって観察しておくことが重要です。

 

肥料・追肥

ジャーマンカモミールを植え付ける際に、ゆっくり作用するタイプの肥料、

もしくは腐葉土など、自然由来の成分からできている有機肥料を少し混ぜ込んでおき、

それ以降は肥料を与える必要はありません

肥料を与えたほうが植物としては大きくなり、元気に育ちますが、葉や茎ばかり成長して花の数はむしろ減ってしまいます。

ジャーマンカモミールは香りを発するのは花のみであり、茎や葉からは香りを発しません。

このためジャーマンカモミールは栄養分が多く存在する環境で育てた場合、

香りが弱くなってしまうという特徴があります。そのため、肥料を与えて育てると、ハーブとしての利用価値は下がってしまします。

ジャーマンカモミールは肥料を与えない場合でも成長することができます。

だから、最終的にハーブとしての利用を想定している場合は、肥料を与えずに育てる方法をおすすめします。

 

用土

基本的に丈夫な植物で、どのような環境でも育ちますが、水分を好む植物であるため、

ある程度保水性のある用土を用いて育てるのがおすすめです。

鉢植えで育てる場合は、赤玉土:腐葉土を7:3の割合で配合して用土として使うのがおすすめです。

地植えする場合においても、植え付ける前によく耕し、苦土石灰と腐葉土をよく混ぜ込んで置いたほうが、後々生育が良くなります。

 

植え替え・植え付け・種蒔

植え付けや植え替えは春か秋に行います。

ジャーマンカモミールは基本的に1年で枯れるので、特に改めて植え替え等を行う必要はありません。

 

増やし方

ジャーマンカモミールは一年草なので、種で増やす方法が一番簡単でおすすめです。

秋頃に苗床を作って種をまき、水分を切らさないように気をつけて管理します。

葉がある程度生えそろったら、植木鉢に植えるか地植えを行います。

ジャーマンカモミールは基本的に夏になると枯れてしまします。

しかし、一度植えるとこぼれ種から秋頃になると勝手に発芽するため、再び植え付ける必要はありません。

ただし、年月が経つにしたがって近親交配が進み、次第に弱々しく育つようになって、花の香りも悪くなるため、

定期的に新しい苗を買ってきて、元からある苗に混ぜて植えるなど、近親交配を防ぐ工夫を行った方が長く楽しめます

 

病気・害虫

発生しやすい害虫としては、アブラムシが挙げられます。

アブラムシは風通しが悪くて湿度が高い場所や、窒素を含む肥料を与えすぎた場合に発生しやすいといわれています。

アブラムシは特に新芽や葉などの柔らかい生長点の部分を好んで養分を吸い取ってしまうため、

アブラムシが増えると植物が成長できずに弱ってしまいます。

だから、アブラムシを発見した場合は速やかに殺虫剤等を用いて駆除することが重要です。

また、アブラムシは葉の裏側に潜んでいることもあるため、葉の表面だけでなく裏側もよく観察する必要があります。

 

薬用や用途

ジャーマンカモミールのハーブとしての効果は、腹痛や胃の保護、生理痛の改善などです。

消化器を保護してそのはたらきを整える効果があります。

また、皮膚や気管支などの呼吸器を保護するはたらきがあるため、花粉症などにも効果を発揮します。

血流を良くする効果もあるため、貧血や冷え性の改善に対しても効果があります。

ジャーマンカモミールの香りにはリラックス効果があるため、寝る前にジャーマンカモミールを摂取することによってより上質な睡眠を取ることができます。

このため、不眠症に対しても有効であるといえます。

抗菌・殺菌作用もあるため、食品の保存の際に活用することができます。

ジャーマンカモミールを利用する際の注意点としては、ジャーマンカモミールはキク科の植物なので、

キク科アレルギーの方が摂取することによってアレルギー反応を引き起こす恐れがあります。

そのため、キク科アレルギーの方がジャーマンカモミールを摂取することは危険です。

また、妊娠中の方に関しても、あまりいい効果は発揮しないため、摂取を避けた方が無難です。

 

利用部分

ジャーマンカモミールのうち香りを発するのは花だけであり、茎や葉は香りを発しません。

このため、ジャーマンカモミールは基本的に花のみをハーブとして利用します。

 

管理温度

ジャーマンカモミールは元々ヨーロッパ原産の植物であるため、寒さには非常に強いという特徴があります。

このため、寒さがジャーマンカモミールの生育上問題になることはまずありません。

対して暑さには非常に弱いという特徴を持っています。

しかし、ジャーマンカモミールは日本で本格的に夏に突入する時期には自然と寿命で枯れてしまうため、

暑さに関してもそれほど気にする必要はありません。

だから、庭に直に植える場合は温度に関してさほど気にする必要はありません。

鉢植えで特に室内などで育てる場合は、過剰に保温したりすることがないように気をつける必要があります。

 

種類・品種

ジャーマンカモミールの品種・種類は1種類のみで、特に品種改良種などは存在しません

ただしジャーマンカモミールと非常に近縁な植物としては、ローマンカモミールがあります。

ローマンカモミールはジャーマンカモミールよりもさらに香りが強く、多年草であるため、何年も生きます。

ただしローマンカモミールはジャーマンカモミールに比べて有効成分の含有量は多いものの若干苦味があるために飲みにくく、

ハーブとしての利用価値はジャーマンカモミールに劣るため、ハーブとしてはそれほど多く利用されることはありません。

 

収穫

ジャーマンカモミールは花が咲いたら、それを随時摘み取って利用します。

花を摘み取ったとしても、次々に花を付けるので、詰みすぎを気にする必要はありません。

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

白と黄色のきれいな花を咲かせます。

花びらがたくさんついた形状をしていて、りんごのような強い香りを発します。

 

トリビア

風水

ジャーマンカモミールは風水的には恋愛運や人間関係に関する運気を高めると言われています。

さらに心をまろやかにして、運勢に関しても角を立てず、柔軟性を高めることで、物事をうまくいかせる効果があると考えられています。

植える方角としては、東が最も適しています。東は太陽が登る方角であるため、すべての源になる方角です。

そのすべての源の力をまろやかにすることによって、家庭全体が優しい雰囲気に包まれ、誰に対しても優しく接することができる効果があると風水では考えられています。

ジャーマンカモミールは人間関係の悩みやストレスが少なく、人間関係を円滑に人生を歩めたい人におすすめの風水アイテムです。

 

花言葉

ジャーマンカモミールの花言葉は、逆境に耐える、逆境で生まれる力です。

原産地のヨーロッパでは草原などに分布しており、踏まれても枯れること無く力強く育つ花であることから、

このような花言葉がついたと言われています。

 

由来伝承

カモミールの名前の由来は、大地のりんごという意味を表すギリシア語であるカマイメロンだと言われています。

カモミールは古代エジプトからハーブとして親しまれており、太陽神であるラーに捧げるための花として、

ジャーマンカモミールが用いられていたと言われています。

 

まとめ

古今東西問わず昔から広く親しまれてきたジャーマンカモミールの育て方のポイントを紹介しました。

ジャーマンカモミールはハーブとしての凡庸性が高く、栽培の難易度もそれほど高くないために、初心者の方にもおすすめのハーブです。

特にカモミールティーはハーブティーの中でも飲みやすく、リラックス効果も絶大なため、特におすすめの利用方法です。

ジャーマンカモミールに興味を持たれた方は是非一度育ててみてください。

takenaka

takenaka

お花と植物を愛するライター。 お花と植物と共に暮らすグリーンライフに憧れて、去年お庭付きの一軒家に引っ越しました。まだまだ理想のお庭にはほど遠いけど、週末の楽しみは少しづつお庭の手入れをすることです♪

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