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小さくて可憐な印象のムラサキツユクサは、5月~9月頃に咲く花です。朝に咲いてお昼頃には萎む一日花ですが、次々に花が咲くため長期間観賞が楽しめます。そして、ムラサキツユクサにはその花の特徴から素敵な花言葉もあります。
今回は、ムラサキツユクサの花言葉や特徴などについてご紹介していきます!
ムラサキツユクサの花言葉は、「ひとときの幸せ」「尊敬しています」などです。ひとときの幸せという花言葉は、ムラサキツユクサが一日という短い命であることが由来とされています。また、ムラサキツユクサは次々に蕾を付けて新しい花を咲かせる様子から、尊敬していますという花言葉が付けられました。
花言葉の意味から、ムラサキツユクサは夫婦や恋人などに贈ると最適です!
ムラサキツユクサは、花びらが紫色で露草に似ていることから名付けられました。露草は朝に咲きお昼には萎む花のため、その様子が朝露を連想させることから名付けられたと言われています。
英名では、「bluejacket」「spiderwort」などと呼ばれています。ムラサキツユクサにある6本の長い雄しべが蜘蛛の足のように長いことから、spiderwort(蜘蛛の足)と名付けられました。
また、学名の「Tradescantia(トラデスカンティア)」は、イギリス人の著名な庭師、植物採集家であるジョン・トラデスカントにちなんで命名されました。
ムラサキツユクサは、5月~9月頃に見頃を迎える多年草植物です。草丈は50cm程度で、花びらの大きさは約2cmです。花の中央には6本の雄しべと花柱の雌しべがあり、花色は紫色の他に白色やピンク色などがあります。ムラサキツユクサの花は朝に咲き、お昼には萎む一日花であることが特徴です。雨天や曇天の時であれば、花は夕方頃に萎みます。
ムラサキツユクサは一日花ですが、次々に花を咲かせるため長期間観賞することが出来ます。耐寒性や耐暑性に優れていて幅広い環境に適応するため、初心者でも育てやすい植物です。開花後に地際で刈り込むことで、わき芽が出てきて長期間の観賞が楽しめます。
ムラサキツユクサ属は全部で75種類あり、原産地はカナダ南部~アルゼンチン北部が中心です。種類によって花色や大きさなどが異なり、雰囲気も変わります。
南アメリカ原産の帰化植物で、日本には昭和初期に持ち込まれました。草丈は約20~50cmで、白色の花びらが3枚あります。6月~8月頃に見頃を迎えます。別名は、「ノハカタカラクサ(野博多唐草)」と呼ばれています。
北アメリカ東部原産で、ムラサキツユクサとよく似ています。草丈は20cm~60cm程度で、花の大きさは約2.5cm~5cmです。花色は、紫色の他に紅色や白色があります。現在では、道端や空き地などに野生化しています。
ムラサキツユクサとオオムラサキツユクサの交配種であり、青紫色の花を咲かせます。草丈は約40cm~60cmで、花の大きさは約3cm~4cmです。
ムラサキツユクサは一日花ですが、初夏から秋にかけて次々に新しい花が咲く植物です。朝露が似合うムラサキツユクサの咲く可憐な姿は、とても美しいです。
ムラサキツユクサの花言葉は恋人や夫婦などにぴったりなので、大切な方へ贈る花束などにぜひムラサキツユクサを取り入れてみることをおすすめします!
Lily