トロピカルフルーツで知られるパパイア(パパイヤ)は、メキシコなどに生息する常緑小高木です。ヤシの実のような外見で、特有の香りが特徴です。パパイアの果実を熟す前に収穫して、野菜としても食べられています。寒さに弱い植物ですが、パパイアが育つ気温を維持することで家庭菜園などでも育てることが出来ます。
今回は、パパイアの花言葉や特徴などについてご紹介していきます!
パパイア(パパイヤ)の花言葉
パパイア(パパイヤ)の花言葉は、「燃える思い」「純愛」「同期」などがあります。燃える思いという花言葉は、沢山のつぼみを付けて次々に花を咲かせ、実を付けようとする様子が由来とされています。
また、パパイアの果実が寄り添っている様子から、同期という花言葉が付けられました。
パパイア(パパイヤ)の基本情報
- 学名
- Carica papaya
- 科・属
- パパイア科パパイア属(カリカ属)
- 原産地
- メキシコ南部、コスタリカ、西インド諸島
- 別名
- 父瓜木(チチウリノキ)、乳瓜(チチウリ)、木瓜(モッカ)、万寿瓜(マンジュマイ)、ツリーメロン、パウパウ、ポーポー、ママオ
パパイア(パパイヤ)の由来
パパイヤという名前は、ジャマイカの先住民族であるアラワクインディアンの言葉が由来であるとされています。パパイヤの果実から乳汁が出ることから、和名では「乳瓜(チチウリ)」や「木瓜(モッカ)」などとも呼ばれています。
学名は「Carica papaya」であり、「Carica(カリカ)」とはラテン語でイチジクを意味します。パパイアの葉形がイチジクの葉に似ていることが由来とされています。
パパイア(パパイヤ)の花や実の特徴
パパイアは、メキシコなど中央アメリカを中心に自生する熱帯植物です。日本では、沖縄県や鹿児島県など温暖な地域で栽培されています。開花時期は5月~10月頃で、白くて小さな花を咲かせます。パパイアの花は、ジャスミンのような香りと青りんごに似た爽やかな香りが特徴です。
果実は、枝の付け根辺りに密生して付きます。主にフルーツとして食べられますが、沖縄県などでは早い時期に収穫して野菜として食べられています。パパイアは雌雄異株と両性株の系統があり、品種によって木の高さも異なります。
熱帯植物のため耐寒性に弱く、約20度~25度の環境で育てるようにしましょう。パパイアは16世紀にスペイン人によって発見され、その後世界中に広がりました。青パパイヤは日本には明治時代に渡来し、当時は「万寿果(まんじゅか)」という名前で呼ばれていました。
パパイア(パパイヤ)の栄養や効能
パパイアに含まれるパパインにはたんぱく質を分解する酵素が含まれ、消化を促進する働きがあります。また、レモンと同量のビタミンCが含まれ、抗酸化作用があります。さらに、ベータカロチンも含み、美肌や発育の促進などの働きがあります。その他には食物繊維やリコピンなども含み、ダイエットにも効果があります。
栄養価が高い食べ物なので、ぜひ日常の食生活に取り入れてみましょう!
パパイア(パパイヤ)匂いは強烈だけど栄養がある
可憐なパパイアの花はクチナシのような甘い香りですが、果実はクセのある独特な香りがします。パパイアの果実には多くの栄養があることから、さまざまな国でフルーツや野菜として食べられています。特に未熟な青いパパイアは栄養があり、炒め物やサラダなどで美味しく召し上がれます。
パパイアを育てる適温を維持することが出来れば、家庭菜園でも育てられます。ご自宅のお庭などで育てる場合は、背丈があまり高くならないわい性の品種を育てることをおすすめします!ご興味があれば、ぜひパパイアを育ててみてはいかがでしょうか。
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