スーパーで必ずと言っていいほど売られているネギ。こちらは、関西と関東で若干異なります。ネギには花が咲くのでしょうか。咲くとしたら、花言葉は…? 気になりますよね。
このページでは、ネギの花言葉や花の特徴、名前の由来をご紹介しています。また、ネギの種類についてもご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
ネギの花言葉
ネギの花言葉をご紹介します。「笑顔」、「ほほえみ」、「愛嬌」、「くじけない心」の4つです。
ネギの花は、小さな小花が集まってできています。そのため、ネギの花はふんわり、こんもりとしてやさしい印象なのです。そのことから、ネギには「笑顔」や「ほほえみ」という花言葉がつけられたのでしょう。
先端にぽこっと帽子をかぶせたように花をつける特徴があるネギ。こちらは非常に愛らしく親しみをこめて「ネギ坊主」と呼ばれるほど。とても愛嬌がある見た目をしていることから花言葉でも「愛嬌」とつけられました。
「くじけない心」はネギ属全体の花言葉に含まれています。
ネギ属はまっすぐに茎を伸ばす特徴があります。またギガンジュームなど大きな花をつけても茎はまっすぐでピンと立っているのです。その様子にちなんで、「くじけない心」という花言葉が設定されました。
ネギの基本情報
- 学名
- Allium fistulosum
- 科・属
- ヒガンバナ科ネギ属
- 原産国
- 中国、シベリア
- 別名
- ひともじぐさ
ネギの由来
ネギはもともとは「根葱」と書かれていました。ネギは茎のように見え白い部分が、根のように見えたためこのような漢字になったそうです。
またさらに古くは、「冬葱」「祢木」、「き(紀)」とも呼ばれていました。一文字で「き」と表現するのは珍しいですよね。そのため、ネギは「ひともじぐさ」と呼ばれるようにもなったのです。
しかし、「ひともじぐさ」と呼ばれるのにはもう1つの説も。ネギが枝分れした形が「人」の字に似ているからとも言われています。
ネギの花の特徴
ネギは花が咲きます。スーパーで売られるような食用のネギでも花は咲き、その花のことを「ネギ坊主」と呼びます。
ふんわりとした見た目の丸いネギ坊主は、よく見ると6枚花弁の小さな花が集まってできたもの。だいたい300前後の小花が集まっているのですよ。見た目は白く、ふわふわで、愛らしいです。
食用のネギの花はあまり観賞価値がありませんが、観賞用のアリウムとなると別格です。紫色の大きな丸い花をつけて美しく、生け花にも利用されるほど。
ネギの花はあまり見た目を楽しむことはありませんが、一部の地域では天ぷらにして食べることもあるそうです。ぜひご自宅で育てたネギの花を天ぷらにして食べてみませんか。
ネギの種類
ネギの種類についてご紹介します。
根深ネギ
白い部分が多いネギ。関東を中心に多く食べられています。その見ためから白ネギ、長ネギと呼ばれることも。根深ネギのなかには、下仁田ネギ、深谷ネギなど関東で有名なネギがあります。
葉ネギ
緑色の部分が多いネギ。主に関西で好まれるネギです。葉の部分が多く、柔らかい特徴があります。万能ねぎ、九条ネギが葉ネギにあたります。
ネギは花も楽しめる野菜
ネギは食べるのはもちろんですが、花も咲きます。鑑賞価値はあまりありませんが、自宅で栽培していて花を咲かせたらぜひ1つ1つの小さなお花を観察してみてくださいね。
また天ぷらにして食べることもできますので、ぜひネギ坊主も召し上がってみてください。

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